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第十一章36 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第7試合】33/【アンデッドチーム】VS【栄光主】6

 次は、【ネクロマンサー】/【デス(DEATH)ヘブン(HEAVEN)】の連れてきたメンバーの戦いを覗いてみよう。

 【ドラゴン種族専門の召喚士ゴブリン(GOBLIN)ゾンビ(ZOMBIE)/一度死亡し【デス・ヘブン】によって蘇りをさせられたゴブリンの召喚士】(【デス・ヘブン】が連れてきたメンバー)/名前もそのまんま【ゴブリン(GOBLIN)ゾンビ(ZOMBIE)】の戦いを追ってみる事になる。

 彼が展開させているのは、【デス・ヘブン】の考えた【複数の形状を一定の期間でローテーションを組んで変わっていく生命体】/【巡回姿(じゅんかいし)生命体(せいめいたい)】の作り出す【世界観】となる。

 【巡回姿生命体】とは何か?

 単純に説明すれば、複数の姿を持った【存在】となる。

 この存在の特徴は一定の時間で【姿】や【特徴】、【能力】などが変わると言うことになる。

 例を挙げれば、例えば、

 【魚の様な姿】、

 【鳥の様な姿】、

 【人の様な姿】、

 【虫の様な姿】、

 【獣の様な姿】、

 【物体の様な姿】、

 と言う6種類の【姿】を持っており、1週間ごとに姿が変化するとする。

 その状態で【魚の様な姿】と認識して、追っても1週間後には【鳥の様な姿】に変質しており、【魚】だから【海】を探していても見つからず、実際は【上空】にいる。

 また、次の1週間では【人の様な姿】になっているため、文明に潜んでいる。

 次の1週間では【虫】の様に小さくなっているため、肉眼では見つけづらい。

 次の1週間では【獣】の特徴を持ち、森林に隠れている。

 次の1週間では【物体】の様になっているため、動くところを見ないとそれが敵かどうかわかりにくくなっている。

 そして、次の1週間でようやく【魚】の様な姿になる。

 つまりタイミングが合わないと目的の【キャラクター】にはたどり着かないのである。

 これが、【ブレイブジョブ/探検家/女】/【栄光傑主第千席】/【シビル(SIBYLLE)オトニエル(OTHONIEL)】で探査能力があったとしても1週間ごとにターゲットの名前や特徴も全く入れ替わるために探査出来ないと言う事になるのだ。

 【シビル】にとっては相性最悪の相手といえるのである。

 これに対して挑むのは、【ブレイブジョブ/覚醒者/男】/【栄光高主第千席】/【エウラリオ(EULALIO)エストラダ(ESTRADA)】だ。

 彼は特定の条件で、何らかの【覚醒】をすると言う特徴を持った【栄光主】と言うことになる。

 例えば、【瞬間移動】と言う【異能】を手に入れたい時、とある【食材】を食べたり拾ったりした時、【覚醒】が起き、その後、【瞬間移動】が使えると言う状態になる。

 これは本人が希望する【異能】が希望通りに覚醒すると言うわけではなく、何がきっかけで【覚醒】するかは解らない。

 だが、【世界観】の至る所に、彼が覚醒するための【要素】はちりばめられると言うことになり、後はそれを【偶然】でも何でも見つけて、その【異能】を理解する事によって、それを使いこなせる事になるのだ。

 どんな【異能】が手に入るかは解らないが、何らかの【異能】を手にした時、彼の身体が一瞬光る。

 それは隙になると言う欠点もあるが、何らかの【異能】を得たと言う印にもなるという事である。

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