第十一章3 【覇王杯/オーバーロード・カップ/サイドエピソード】3/【超越】と【謎】の産みの親達の変化
【芳一】達が【覇王】を決める戦い、【覇王杯/オーバーロード・カップ】を戦っている間、【覇王】が決まった時、それに立ちふさがる【壁】の様な存在達にも変化があった。
分かり易い表現をすれば、ある存在達がお役ご免として【リストラ】されたのだ。
何を言っているのか?
意味がわからない。
確かにこの説明では意味がわからないだろう。
そこでもう少し詳しく説明しよう。
【超越】を意味する【超態至】、
【謎】を意味する【謎歪虚】、
【超越】と【謎】の両方を意味する【超様謎】、
と呼ばれる存在は、【造超想主】や【造謎想主】と呼ばれる【存在】の発想/アイディアから産まれたものと定義されていた。
だが、【超態至】77類、
【謎歪虚】66類、
【超様謎】49類が出たところで追ってもきりがないので追うのを止めたのだが、その後も、この3種類の脅威は増え続け、ある意味出し尽くした所で、【不知】の状態であるものが枯渇して、【造超想主】や【造謎想主】はする事が無くなった。
これ以上、彼等?が頭の中を絞り出した所で何も出てこないという状態になった所で彼等?は役割を失った。
【超態至】、【謎歪虚】、【超様謎】を共喰らいさせた事で、彼等?役割は終わったのだ。
必然的に、【存在意義】を失う事になり、失望し、消えていく事になった。
存在の意味が無くなった時点で彼等?はこの時代から【リストラ】されたのだ。
【造超想主】と【造謎想主】はこの世から完全消滅する事になった。
変わってそれを受け継ぐ事になったのが、
【造超想主】と【造謎想主】両方の役割を担う事とそれをアレンジする力を持った【超謎創想結師】だった。
この【超謎創想結師】の登場で、【超態至】、【謎歪虚】、【超様謎】は更なる脅威へと生まれ変わる事になるだろう。
【造超想主】と【造謎想主】はその数も性別も性格も何もかもが曖昧だったが、【超謎創想結師】の数は、【上位3名】、【中位7名】、【下位10名】の20名と決まっている。
それ以上にもそれ以下にもならない。
【下位超謎創想結師】は、それまで生き残った【超態至】、【謎歪虚】、【超様謎】を更に取捨選択を行い、
【中位超謎創想結師】は、残った【超態至】、【謎歪虚】、【超様謎】の再ランク定義し、
【上位超謎創想結師】は、再定義された【超態至】、【謎歪虚】、【超様謎】を更なる高みへ上げるためのアイディア(【超越】や【謎】だけに留まらず【出鱈目】に対しても新しい名前を与える事)を考える。
【超謎創想結師】の登場でどんな変化があるのだろうか?