幼馴染系ヒロインはヤンデレになりがち
アダルトな展開な為、詳細な事は省かせて貰うが時崎時子を教育する事は出来たと思う。従順になってくれた事だろう。いや、そう願いたい........。
(というか後半は自分によがりすぎて危うく搾り殺されるところだった。いつの間にか手錠が外れてたんだけど........本当になんなの、こいつ?)
既に残弾は空である。現在の時刻は昼を過ぎ、既に夕方に差し掛かっていた。昨晩から宿泊しているから丸1日程、彼女と事に及んでいた事になる。
「ゆうじくぅん♡ゆうじくぅん♡」
お互いの汗といけない液にまみれた時崎時子。自分の上に乗り、胸に顔を埋めている。
「えへへ......ねぇ、もう一回シよぉ♡」
そして上目遣いで自分へと懇願してくるのである。
(こいつ........性欲が強すぎる。)
セッ○スを覚えた事により、より厄介な存在へと進化してしまった。
「するかしないかは僕が決める事だ。時崎が決め「時子って呼んで」時崎が「時子って呼べって」......時子が決めることじゃない。」
名前を呼べと首を絞められたのだが..........主導権、自分が握ってる筈だよね?
「うん♡これからは毎日いっぱいシようね♡」
話聞いてた?
(.......やばい。選択肢をミスったかもしれない。セーブポイントに戻る事って出来る?)
幼馴染系ヒロインはガードが堅いかわりにNTRされた後は案外簡単に事が進んでしまう傾向にある。
「モテルは.....もう、いいの?」
「ゆうじくんが愛してくれるもん♡それにゆうじくんは私に唯一勝った男の子だし♡しゅきぃ♡」
血に飢えた獣は性豪だ。これら一部始終は鞄に仕込んでいた隠しカメラに撮ってある。一応の保険として脅しの材料になるだろうと盗撮紛いの事をしていたけれど、この女はあろうことか自らの携帯を取り出して自分との交わり合いを撮影し始めたのだ。
「このエッチな動画、凄い綺麗にとれた♡うわ、えっちいね♡また濡れて来ちゃった♡」
最早、動画は脅しの材料にはなり得ない。
(自分のおかずとして使うとか言い始めたし..........)
時崎時子は動画を見ながら光悦とした表情を浮かべる。
「エへへ.......もぉゆうじくん以外いらないや♡ずっと.......ずっと.........一緒にいよぉ♡ゆうじくんは時子のものだもん♡」
べったりと粘着するように自分へと引っ付きハートを目の奥に写す時崎時子にどうしようもない嫌悪感を感じてしまう。
(どうしよう................彼女面し始めたんだけど)




