2話
こんにちは、もしくはこんばんは。
今回は海獣、海に生きる哺乳動物について書きたいと思います。まず、アザラシやトド、アシカ、セイウチにクジラ類などなど。
アザラシなら、ゴマフアザラシ、ミナミゾウアザラシ、ゼニガタアザラシなどがいます。ミナミゾウアザラシはオスが面白い性質を持っていましてね。
確か、繁殖期になると鼻の粘膜を風船みたいに膨らませて喧嘩をします。要はメスへのアピール兼取り合いのために、このような行動を取るのだとか。
セイウチは鋭く長い牙を持っていますね。これを使い、砂の中に潜む貝などを掘り出して食べるんですが。また、威嚇にも使います。
クジラ類だと、ナガスクジラにミンククジラ、セミクジラ、ザトウクジラ、マッコウクジラにニタリクジラ、ハナゴンドウに。シャチもそうですね。イッカクにコククジラ、アカコマッコウクジラなども。
ちなみに、ナガスクジラはシロナガスクジラに次ぐ大きなものになります。二番目に大きいとも言えます。ヒゲクジラ科になりますね。ミンククジラは十数年前までは乱獲が続き、数が激減していました。そのために、捕鯨してはいけない種類の一つにもなっていましたが。生息数がここ数年で増えてきたので現在は捕獲して良いとの事です。
日本も商業捕鯨する種類に、このミンククジラを加えていますね。
ザトウクジラは非常に温厚な性格をしています。実は、シャチなどに襲われた他の種類の子クジラを助けたり、かくまったりしているとか。また、時にはシャチに襲われたアザラシを胸ビレとお腹の間に乗せて、助けた事もありました。コククジラの子供をかくまっていた事もあると聞きましたね。
また、繁殖期になるとオスは歌を唄います。主に、メスへのアプローチで歌いますね。水中だと一キロメートル離れた先でも、聞こえたという話もあります。
海のギャングで有名なシャチもクジラ類に入りますね。ハクジラの仲間になりますが。ちなみに、どう猛なのが回遊組で。沿岸組や居住組は魚やイカを主食にしています。だからか、回遊組以外はあまりどう猛ではないそうですね。また、知能が高くてイルカよりも芸を覚えるのも早いんです。
飽きやすくもありますが。最後に、イッカクについても。
コイツは長い牙を持っています。けど、持っているのはオスでメスにはないんですね。日本では牙が漢方薬やお香の材料として、珍重されました。体長は大体、三メートルから四メートルはあったでしょうか。
オホーツク海などに生息しています。コククジラは温暖なアメリカの近海辺りになりますね。
それではこれくらいにします。ありがとうございました。