覚書/放火する鳥〝firehawk raptors〟
○所見:
オーストラリアの猛禽類の一部に、火を放って狩りをする者たち「ファイアーホーク・レプター(firehawk raptors)」がいるという。
たまたま動画でみつけたので、都市伝説のたぐいではないかと、検証することにした。資料はまだ少ないけれども、信憑性があるように感じる。
以下――
○ AI:
オーストラリアでは、火を使って狩りをする鳥の存在が確認されています。
オーストラリアの東海岸から西海岸にかけた北側の地域では、火を運ぶ鳥に関する伝承が広く知られており、アボリジニー以外の人々からも目撃談が集められています。地元の消防士も、鳥が火を放つ様子を目撃したという報告をしています。
火を使って狩りをする鳥は、山火事などで多くの動物が逃げる様子を見て、その行動を学んだと考えられています。また、火から逃げるという小動物の習性を利用して狩りをするという行為を、若い鳥が見て学んだ結果、代々受け継がれてきているのではないかと推察されています。
○ GIGAZINE 2018/01/22
火を使って狩りをする鳥の存在が確認される
— 火を運ぶ鳥はオーストラリアの東海岸から西海岸にかけた北側の地域に広く知られるなど、オーストラリアでは...
https://gigazine.net/news/20180122-australian-bird-use-fire/#:~:text=%E7%81%AB%E3%82%92%E9%81%8B%E3%81%B6%E9%B3%A5%E3%81%AF,%E3%82%82%E6%8C%87%E6%91%98%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=You%20can%20read%20the%20machine%20translated%20English%20article%20here.
○logmi Business 2019.11.23:
オーストラリアの現地民が見た「空飛ぶ放火犯」の伝説
2019/11/23 — 地元の消防士も見た、放火の瞬間 この研究では、アボリジニー以外の人々からも目撃談が集められました。 ...
https://logmi.jp/knowledge_culture/culture/322166
○ ナゾロジー 2018.01.12
わざと森に「放火」する鳥たちの行動理由とは?
この鳥は、オーストラリアの現地民から「ファイアーホーク・レプター(firehawk raptors)」と呼ばれています。なんとこの鳥たちが意図をもって、燃えている枝をくちばしや鉤爪を使って運び、火災を広げているというのです。しかも、火事が広がらない水場や、消防士たちが火事が広がらないように伐採した緩衝地は避けているとのこと。
こういった行動をする鳥は3つの種に分類されます。トビ(Milvus migrans)、フエフキトビ(Haliastur sphenurus)、そして茶色ハヤブサ(Falco berigora)です。
引用参考文献:
“Intentional Fire-Spreading by “Firehawk” Raptors in Northern Australia,” Bonta et al. Journal of Ethnobiology, 37(4) (abstract):
「オーストラリア北部における「ファイアホーク」猛禽類による意図的な火災拡散」、ボンタ他、民族生物学誌、37(4) (要約):
参考文献の紹介者 Bob Gosford 氏の「X」 @bgosford
“Intentional Fire-Spreading by “Firehawk” Raptors in Northern Australia,” Bonta et al. Journal of Ethnobiology, 37(4) (abstract): http://bit.ly/2CJJFXX #ethnobiology #ethnoornithology #birds #fire
ノート20241214




