覚書/アニメ「負けヒロインが多すぎる!」第1期
第1期全12話視聴完了
アマプラ☆4.5/251 ―― かなりのスコアだ。
煽り文(引用):
第15回 小学館ライトノベル大賞《ガガガ賞》受賞作、待望のTVアニメ化︕想い人の恋人の座を勝ち取れなかった女の子——「負けヒロイン」。食いしん坊な幼なじみ系ヒロイン・八奈見杏菜。元気いっぱいのスポーツ系ヒロイン・焼塩檸檬。人見知りの小動物系ヒロイン・小鞠知花。ちょっと残念な負けヒロイン——マケインたちに絡まれる、新感覚・はちゃめちゃ敗走系青春ストーリーがここに幕を開ける︕負けて輝け、マケインたち︕©雨森たきび/小学館/マケイン応援委員会
第1話 概要 「プロ幼馴染八奈見杏菜の負けっぷり」(引用):
ライトノベル好きの達観系ぼっち・温水和彦は、ある日偶然クラスの人気女子・八奈見杏菜が幼馴染の男子生徒に振られている現場を目撃してしまい、その後立て続けに、陸上部の焼塩檸檬、文芸部の小鞠知花という負け感漂う女子たちと関わりを持つようになる。
所見:
本作はハーレムものではない(wiki)ところの青春・学園ものである。
主人公温水和彦は常識人で、「ぼっち」とは言っても孤独を楽しむ高校1年生だ。望んでもいないのに文芸部役員になり、負けヒロイン三人組みとその関係者たちのお悩み相談をしているうちに、交友関係が広がっていく。問題解決能力がやけに高い。負けヒロインたちにとって主人公は「女友達」感覚で、恋愛対象ではないが、ともかく信頼されている。第11話「結果責任についての話をしようか」で新部長就任に関して、どもりで引っ込み思案な小鞠とのやりとりが、本人たちは意識していない様子だが、傍目にはどう聞いても口説き文句とYES回答になっていて、第2期の展開が気になるところだ。余談ながら、隠れている第4の負けヒロインの存在に主人公の妹・温水佳樹の存在がある。世話焼きなブラコンの中学生で、「ぼっち」な兄を心配していたのだが、急速に増えだした女性を主体とする友人たちに戸惑いを禁じ得ないでいる。――いじらしさがある。
ノート20241003