表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/81

読書/更科功『絵でわかるカンブリア爆発』

更科功『絵でわかるカンブリア爆発』講談社2016年


〈予備知識〉


地球は、誕生以来、数度の氷河時代があった。このうち、赤道付近も含め完全に氷床や海氷に覆われた状態を「全地球凍結(英: Snowball Earth)」といい、原生累代初期のヒューロニアン氷河時代(約24億5000万年前 - 約22億年前)の最終期と、原生累代末期のスターチアン氷河時代およびマリノアン氷河時代(約7億3000万年前 - 約6億3500万年前)の二度にわたり経験した。


二度に渡る全地球凍結で、海にいた生物は大量絶滅した。このときわずかに生きながらえたのは、海底火山付近で暖をとっていた生物たちだった。


その後、地球は火山噴火が活発化し、原生累代-新原生代-エディアカラ紀(6億3500万年前~)に、エディアカラ動物群あるいは「ベンド生物」と呼ばれる多様な生物群が出現。中には、左右対称の動物「蠕虫様」(ぜんちゅうよう)もいた。


ここまでを「先カンブリア紀」と呼ぶ。



〈本題〉


そして顕生累代-古生代-カンブリア紀(5億4100万年前~)となり、「カンブリア爆発」という生物進化における一大イベントが起こる。


カンブリア紀は、フォーチュン期(5億4100万年前~)、第二期(5億2900万年前~)、第三期(5億2100万年前~5億1400万年前)に区分され、「カンブリア」爆発は第二期と第三期で発生した。


フォーチューン期で複雑な生痕化石が、第二期で微小有殻化石群が、そして第三期で、「カンブリア爆発」を特徴づける三葉虫が登場する。


地球の生物は、大きく三つのグループがある。そのうちの一つが多細胞生物「真核生物」だ。「真核生物」はさらに3~10以上のグループに分けられる。そのうちの一つが動物・茸やカビなど粘菌累を含む「オビストコンタ」となる。


「カンブリア爆発」以降、真核生物の一つ「動物」は、「目」を獲得。光を感知して生息域を急速に拡大していく。



<動物>

 左右相称動物

   後口動物

    脊索動物など

     無顎類魚類「ミクロンミンギア」「ハイウイクス」「メタスブリッキナ」

        ――脊椎動物に進化している可能性もある

             ……やがて人類につながる            

   脱皮動物

    節足動物など

        ――甲殻類:三葉虫、エビ、カニ、昆虫など

   冠輪動物  


 非左右相称動物



 ノート20220811

◇「地質時代年表」(更科功『絵でわかるカンブリア爆発』講談社2016年)より


累代 / 代 /紀 / 世


顕生累代/新生代/第四紀/完新世(11万年7000年前~)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ