精霊・妖精について
「つぎは、精霊・妖精についても、まとめていこう」
「いや、ほんとに、先輩、元気ですね……どんな精神力ですか」
「では、まずは魔法属性のところでも登場した精霊から復習していこう」
「人の話も聞いてくれないし」
〇四大精霊
火の精霊、サラマンダー、イフリート、ヴルカン
水の精霊、ウィンディーネ、ニンフ
土の精霊、ノーム
風の精霊、シルフ、シルヴェストル
「呼び方いっぱいあるんですね」
「いろんな国で、信じられているからね。いろいろは派生して言ってるんだと思うよ。精霊は、超自然的存在。英語ではスピリット、日本はありとあらゆるものに神様が宿ると考えられてるけど、外国は一神教もおおいから、こういう精霊が宿っていると考えられる場合が多いのかもしれないね」
「魔法とは別でまとめようとしているということは、キャラクターとして使いたいということですよね」
「そのとおり、こういう超常の存在も人格をもったキャラクターとして使用できるのが、剣と魔法の物語の特徴だね。立ちふさがる敵として出したり、主人公の相棒としてだしたりね」
「なんか面白そうですね」
「次は妖精について考えていこう」
・エルフやドワーフ
「亜人種のところで、紹介したけど、超自然的な存在だということにすると、彼らも妖精の一種ということになる」
「自分の作品では、どっちとして扱うかが大切ということですね」
「そういうことだね。モンスターなんかも作品によっては妖精のくくりになることもあるから、しっかり決めてから書こう」
・羽根持ちタイプ
「フェアリーって呼ぶと、一番これがイメージされるかもしれない」
「そうですね。可愛い女性で、羽虫のような羽がついているイメージです」
「ピーターパンに出てくる妖精がこのタイプだね。可愛らしいので、旅の相棒キャラにぴったりだよ」
・小人タイプ
ピクシー、パックなど
「三角帽子をかぶった小さい人として描かれるのはこのタイプだな」
「こっちは、白雪姫に出てくる小人ですね」
「人間の手助けをしてくれるように描かれているタイプもいれば、いたずら好きで、困らせることをしてくるタイプもいるよ。物語の雰囲気に合わせて使い分けよう」
・人魂・鬼火タイプ
ウィルオウィスプなど
「これも妖精なんですか?」
「そうなんだよ。人の姿を取らないタイプもあるよ。代表的なのがウィルオウィスプだね。火の精霊と、まあ似たようなものだから、どう扱うのかはお好みでかな」
・動物タイプ
ケット・シー、クー・シーなど
「人型取らないものだと、動物の姿をしている妖精もいるよ。代表的なのがケット・シー(猫の妖精)、クー・シー(犬の妖精)などかな」
「猫や犬の霊とは、違うんですか」
「えーとね。妖精とは、自然物の精霊が実体化したもののことなんだよ」
「どういうことですか?」
「つまり、犬や猫の霊を自然のものとみなして、それが実体化したものが妖精ってことだ」
「なるほど。広義だと、霊が実体化したら、全部妖精ということなんですね」
「そういうことだね。一番重要なのは、読者に自然とその世界の言葉の意味を自然と理解してもらえるかどうかだよ」
「あーSNSだと○○警察みたいな人が、この意味は違うとか、時代背景はどうとか指摘がよくきてますよね」
「あんまり固定観念が強すぎる人は、もう気にしてもしょうがないんだけど、できるだけ多くの人が違和感感じない設定を盛り込んでいくのが物語を書く上で重要かな」
「作者は、いろいろ言葉の意味をよく知っておいた方がいいってことですよね」
「そうそう。そんな感じ、あくまで『方がいい』ぐらいだよ。設定の勉強ばかりしてて、物語を書くことできませんじゃ本末転倒だから」
「そうですね。わかりました」
「では、まとめだよ」
〇精霊
超自然的存在のこと。
剣と魔法の物語では、キャラクターとして登場させることもできる。
〇四大精霊
火の精霊、サラマンダー、イフリート、ヴルカン
水の精霊、ウィンディーネ、ニンフ
土の精霊、ノーム
風の精霊、シルフ、シルヴェストル
〇妖精
自然物の精霊が実体化したもののこと。
・エルフやドワーフ
・羽根持ちタイプ
・小人タイプ
ピクシー、パックなど
・人魂・鬼火タイプ
ウィルオウィスプなど
・動物タイプ
ケット・シー、クー・シーなど




