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夢見る僕らの文芸活動(小説書き方小説)  作者: 名録史郎
剣と魔法の物語系

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魔法がある世界での論理的思考


「科学が発展しない理由が分かったところで、魔法がある世界での論理的思考を考えていこうか」


「論理的思考ですか?」


「わかりやすく言うと、その世界での当たり前の考え方って言ってもいいかもしれないね」


「当たり前ですか? んーやっぱりよくわかりません。」


「じゃあ、レミちゃんは、雷の魔法が使えると思うけど、レミちゃんの世界でエネルギーとして使用しないのはどうして?」


「あっちの世界に電気で動く機械なんてありませんからね。そんなの当たり前です。あっ」


「そういうことだよ。世界中の人が、雷がエネルギーにつかえるなんて知らないからね。あとあの世界では、使える魔法も人によって違うから、一つの種類の魔法を使用した機械というのも発展しにくいんだよ」


「あーなるほど」


「魔法は物理法則を捻じ曲げる。それはそれでいいんだけど、捻じ曲げ方には、法則を設定してあげる必要がある。でもってその法則の世界では、人の思考がどのように発展していくのかを考えていく必要があるんだよね」


「なんか難しくなってきました。例あげてもらっていいですか?」


「そうだなぁ。じゃあ、レミちゃんに分かりやすいように、戦術の組み立て方のクイズを出そうか?」


「面白そうですね。お願いします」


問題1

 魔法の発現方法が呪文の場合、魔法使いとの戦闘時まずどこを確認する?


「簡単です。口元ですね」


「正解! その場合、僕は読唇術を勉強するよ」


問題2

 魔法の発現方法が魔導具の場合、魔法使いとの戦闘時まずどこを確認する?


「これも簡単ですね。魔道具に決まってます」


「そうなんだよ。魔道具タイプの世界では、魔法使いが分かりやすい恰好をしているから、戦闘時味方の魔法使いをいかに守るか。相手の魔法使いをいかに早く倒すかが重要になるよ」


「回復魔法がある世界では、回復師から倒すのが定石ですね」


問題3

 相手がどんな魔法を使うか不明な場合、どのように確認する?


「とりあえず、味方の一人を特攻させますね」


「正解だね。人道的ではないけど、味方に強力な回復魔法の使い手がいるなら問題ないかな」


「なるほど、回復魔法がない世界では、そんなことさせられないのが常識になるってことですね」


・チート系について


「そういうことを踏まえて、チート系について考えると、いかに世界の常識を設定し、主人公だけその常識を上回れるかの設定をしてあげるかが肝になる」


「すごいスキルも、みんなが使える世界では、別にチートというわけではないですもんね」


・転生系について


「スキルチートなしの転生系で、一番チートになるのは何だと思う?」


「チートなしなのに、チート? いってる意味がわからないんですが」


「答えを言ってしまうと、知識だね。魔法がある所為で、科学的思考が発展しないのに、主人公だけ科学的思考ができるとしたら相当チートだと思わない?」


「なるほど。先輩が、姑息な技が異常に得意だった理由もわかりました」


「……姑息っていうのやめようか。とりあえず、まとめだよ」


〇魔法の世界の論理的思考について

・魔法があることによって、人々の常識がどのようになったかをよく考えて物語を書こう。


・魔法の仕組みによって、戦術がどのように変わるか考えて書こう。


・チート系について

 世界の常識を主人公だけ上回れるように設定しよう。


・転生系について

 魔法の世界では、発達しにくい科学的思考能力を駆使して戦わせよう。




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