パンデミック系 ハイファンタジー型
「ハイファンタジー型のパンデミックについても考えてみようか」
「ハイファンタジー型ってなんだよ」
「ゾンビはゾンビなんだけど、こっちはアンデッドって呼ばれることが多いかな。ウイルスとかではなくて、魔法的要因で蘇って、人々を襲う存在によるホラーだね。代表的なアンデッドの種類を書いてみようか」
〇アンデッドの種類
・ゾンビ
・スケルトン
・ヴァンパイア(吸血鬼)
「ハイファンタジーだとよく聞くな」
「ローファンタジーのゾンビと違って、筋肉で動く必要がないので、スケルトンのような骨だけの骸骨も動いて襲ってくるよ」
「うわぁ。ゾンビも首刎ね飛ばしたり、頭打ち抜いてもダメってことか」
「設定によってはそうなるね」
「でも感染はしませんよね?」
「ウイルスではないから、そうなるね。ただ噛まれると魔法が発動して、ゾンビになってしまうとか似たような設定にすることは可能だと思うよ」
「なんでも、ありじゃないか」
「世界観によるかな。世界全体に、魔法はある世界だろうから、主人公たちを強くもしやすいからね」
「そうなるのか。バランスはとれてる……といえるのか」
「ローファンタジーのウイルス型とプロットはどうなるんですか?」
「基本は同じでいいと思うよ」
〇基本プロット
パンデミック発生
↓
主人公がパンデミックから、どうにか生き残っている状況
↓
サバイバル(ゾンビなどの敵を定期的に倒しながら)
↓
原因の解決
「原因が、魔法を発生させているなにかになるかな。定番だと、魔王とか魔女とかを倒すと原因解決というのが分かりやすくていいかもしれないね」
「なるほどな」
「そうなると、魔法の発動範囲とかも気になりませんか」
「さすがレミちゃん、そういう着眼点もありだね。術者の近くでしか発生しないといった設定にすることもできるよね。ジョブだとネクロマンサーなんていうよね。ハイファンタジーでは、メインの話ではなくて、エピソードの一つみたいな使い方も結構あると思うよ」
「ローファンタジーより、気軽にアンデッド出てくるイメージだな」
「気楽に出しやすいのは、アンデッドに対して絶大な効果を発揮できるジョブ聖職者や、アイテム聖水なんていうのを出して対策しやすいからかな」
「対応策を簡単に出せば、気楽に使いやすいですね」
「アンデッドの話をメインに使いたいときは、聖職者や聖水なんてものはない雰囲気にしよう」
「オーケー、大体わかったぞ」
「じゃあ、まとめだよ」
□ファンタジー型パンデミック
〇アンデッドの種類
・ゾンビ
・スケルトン
・ヴァンパイア(吸血鬼)
〇アンデッドが動いている理由
・魔法関係が多い
〇基本プロット
パンデミック発生
↓
主人公がパンデミックから、どうにか生き残っている状況
↓
サバイバル(ゾンビなどの敵を定期的に倒しながら)
↓
原因の解決
〇ゴール設定
・魔法を発生させている原因を処理する。
(魔王や、魔女などが設定されることが多い)
〇アンデッドを操るジョブはネクロマンサー
〇アンデッド対策
・聖職者
・聖水
など。
〇メインストーリーとして使うか、エピソードとして使うかで、対策を出すかどうか考えよう。