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夢見る僕らの文芸活動(小説書き方小説)  作者: 名録史郎
パンデミック系

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パンデミック系2 ウイルス型ゾンビ1

「一番メジャーなウイルス型ゾンビについて、考えていこうか」


「「はーい」」


「一番重要なのは前回も出ていた感染についてだね」


〇医学的な感染の種類について


・接触感染

 感染者の体内から排出された病原体や自然界に潜んでいる病原体に触れ、それを体内に取り込んでしまうことで感染する


・飛沫感染

 咳やくしゃみのしぶきでの感染。


・空気感染

感染者から排出された病原体の含まれるしぶき(飛沫)の水分のみが蒸発して、内部の病原体だけが空気中に浮遊。それを吸い込んでしまうことでの感染。


・経口感染

経口感染は、病原体が付着した飲食物などを口にすることによって感染。


「これらの一般的な風邪のような感染はしないと、どこかで明言しておいた方がいいよ」


「やっぱり取り扱いが難しいからか」


「あとは、ビジュアル問題かな。ガスマスクをずっとつけての会話とか物語として嫌だろう」


「確かに」


・血液感染


「基本的には、血液感染を選ぶことになるかな」


「よくある設定は、かまれたらダメだもんな」


「つまり、傷口から、血を通して、ウイルスが入り込むということだね。怪我している状態での返り血などもダメになるから、気を付けて。他のバトル漫画だと流血させることで、バトルの激しさを演出できることができるけど、感染系の物語は要注意だよ」


「書き方を他の物語とかえないといけないということですね」


「あと血液感染で気を付けないといけないのが、ベクター感染」


「ベクター感染?」 


・ベクター感染

 動物などを経由して病気になる感染


「蚊とかだね。蚊に刺されたら、アウトになる」


「普通のゾンビの攻撃を回避するより、難しくないか」


「読者にベクター感染を意識させるのなら、服装の描写を入れるときは、注意してほしい。どちらかというと触れない、読者に気づかせない方が無難かもしれない。手袋とか、顔を覆わないといけなくなるからね」


〇本来のウイルス

「これについても、注意が必要だね。ウイルスって本来宿主を殺したくはないんだよ」


「そんなわけないだろう」


「ウイルスだって、生き物なので、増殖を目的に生きている。宿主を殺しつくしてしまったら、ウイルスも死滅してしまうからね」


「確かにそうだな」


「危険なウイルスも、発生源の人たちは、免疫持ってたり、対抗手段を知っていたりするもんなんだよ。本当は、人がそこまで死なないからこそ、感染拡大するんだよね。人が死にまくったら、飛行機とかも飛ばなくなるしね。全世界で数日で即死するようなウイルスが広まったなんて書くと『なんでだ?』となっちゃうので注意しよう」


〇感染対抗手段


「次は感染の対抗手段を考えていこう。これを設定することによって、矛盾は発生しにくくなる」


「じゃあ、なんで作者は、みんな設定しないんだ」


「安全というのは、緊迫感がなくなるという意味だから、物語にとってはデメリットも多いんだよ」


・防護服

「前にも言ったけど、リアリティ重視ならありだけど、ビジュアル的には、あまりお勧めしない」


「リアリティって、重要じゃないのか」


「物語において、リアリティが重要なのは、読者が求めているかどうかだよ。読者が必要としていないリアリティは、人気が落ちるだけだからね。他の物語でも重要なことだから覚えておいてね」


・免疫

 

「なにかをきっかけにウイルスに感染しなくなるとする方法。これを採用すると、一般的な風邪のような感染方法でも問題ない。ただ嚙まれても、ゾンビに殺されても、免疫を持った人間はゾンビにはならないことになるから、味方が敵になる恐怖というのは、なくなってしまうから注意が必要だね」


・ゾンビのウイルスは死んでいるとする。


「普通に考えて、ウイルスみたいな小さい生物が、ゾンビを動かしていると考えるのはおかしい」


「確かに」


「ウイルスは、ゾンビにする原因であって、ゾンビがずっとウイルスを保有している必要はないんだよ。これもやっぱり、嚙まれても感染しなくなるので、味方が敵になる恐怖というのがなくなってしまうから注意が必要だよ。さらに、このタイプは爆発的に感染が広がらないことにもなるから注意」


「選択しない方がいいってことか」


「いや、隔離タイプのパンデミックに向いている」


「隔離タイプ?」


「ゾンビが発生したエリアを、封鎖してしまうんだよ。主人公たちは、そのエリアからの脱出を目指すことになる、もしくは、ゾンビの殲滅かな。敵はゾンビだけでなく、主人公たちを閉じ込めた普通の人間も敵ってことだね」


「逃げ出せたと思ったら、外の人間に殺されてしまったりですか」


「そういうこと」


「ひどすぎるだろ」


「うわぁ。絶望的ですね」


「絶望的っていうのは、パンデミック系の物語としては最高って意味だよ」


まとめ

〇感染方法

・基本、感染拡大型のウイルス型ゾンビは、血液感染を選択することになる。

ベクター感染の設定については注意する。


〇感染対抗手段

 設定すると物語として、矛盾が発生しにくくなるが、緊迫感がなくなるので注意。

・防護服

・免疫

・ウイルス死滅タイプのゾンビ

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