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夢見る僕らの文芸活動(小説書き方小説)  作者: 名録史郎
TS物系

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TS物系


「じゃあ、今回はTS物について考察していこう」


僕はホワイトボードに


・TS物


と書いた。


「TS物ってなんだよ?」

 早速トウヤが質問してくれる。


「TS物っていうのは、性転換ものってことだね。男が女になったり女が男になったりする 性別が変わる作品 のことを言うよ」

 僕は簡単にトウヤに説明する。 


「大きく分けるとパターンは二つ」


・性格が元の性別のままパターン

・性格が体の性別になっていくパターン


「性格が元の性別のままパターンで一番の利点は、女子風呂が覗き放題ってことだね」


「お前は彼女の前でなんてことをいうんだ」


「トウヤ君、女が男になった場合も、男風呂覗き放題だよ」


「ののかちゃんまで……」


「性格が元の性別のままパターンは転生を一回挟むとさらに自然に覗きができる」


「そうだろうけどさ!お前らそんなに異性の体がみたけりゃ、二人で風呂入ればいいだろカップルなんだから!」

「トウヤなに言ってるんだ。ののかと風呂に入ったらエロいことしちゃうだろ」

「そうだよね」

「お前ら恥じらいとかないのか?」

「TSしたのなら、ああ、本当はこんなことダメなのに……とか罪悪感を覚えながら、覗きをするのがいいんだぞ」

「うんうん。それに悠久とだけお風呂に入っても、あれの大きさとか比較できないじゃない?」

「ののかちゃんはなにの大きさを比較するつもりなんだよ」

「それはね……」

「はい! ストップののか先輩。トウヤ先輩も二人にどんどんツッコミ入れるとどんどんカオスになるので加減してください」

 レミちゃんからストップが入る。


 ののかは清楚な見た目に反して、ガチオタクだからな。

 ほっとくと放送禁止用語もバンバン言う。


 それにしても、トウヤをからかうのはめちゃくちゃおもしろいな。


「お前ら、本当にお似合いのカップルだよ」

 トウヤが捨て台詞を言う。

 うん。いい意味ではなさそうだな。

 まあいいか。 


「話戻すと、覗き以外にも、添い寝など、至近距離での緊張感のないふれあいを同性同士で楽しんでいる、と見せかけて、内心ドキドキしまくりなんてシチュエーションがたまらないね」

「うんうん」

「中身おっさんでいいのかよ……」

「中身がおっさんだろうと、受肉が美少女なら、問題なし、この辺りはVtuberにも言えるね。思考回路はおっさんのままで、映像化したときに映る絵は美少女ばっかりというバグが使える」

「ああ、小説から、アニメ化まで狙うならってことか」

「ただのおっさんが映ってもバエないからな」

「お前は自分の未来を全否定しているけどいいのか」

「小説家になるためには事実を認めるところから始まるからな」

 悲しいことだが仕方ない。

 これもすべて、作品のためだ。


「恋愛要素は、男から女TSパターンではなすけど、この場合、好きになる奴は女ということになる」

「まあ、そうだな」

「なので、基本的には百合展開に持っていくことになる」


・性格が元の性別のままパターン

・百合展開


「これが基本的な流れだ」

「お前は本当にいつも言い切るよな」


「男の読者からしたら、百合展開の良さは、美少女が他の男のものにならない。綺麗なものだけを見続けられるってことかな。女がBL好きな理由も同じだと思うよ」

「そうね」

 ののかが頷いてくれる。

「お前らはそれでいいのか?」

 トウヤは僕らのカップルの在り方に疑問を感じているようだ。

「僕らには、ぼくらの世界があるからいいんだよ」

「うん。もういいよ」

 トウヤはなぜか諦めた。


「でも、結婚はできないですよね?」

 レミちゃんが質問してくる。

「なんでもありの転生物なら、百合展開を骨の髄まで楽しんだあと、元の性別に戻るといいよ」

「言い方悪いな。悠久は、TSしても絶対罪悪感とか感じないだろう」

 僕は無視して話を進める。

「元に戻るときの注意点としては、恋愛対象を『性別なんて関係ないあなただからいいの』と存在自体を好きな状態までしっかりオトしておくことだね」

「言い方がゲスい」


 僕は話を進めていく。

「次にいこうか。もう一つの、性格が体の性別になっていくパターンは、例えば男同士の親友で片方が突然、女の子しかも美少女になって、元は男なのに、なぜか恋心を抱いてしまいどうしたらいいんだ。みたいな葛藤を描いていく感じになるかな。恋愛小説向きだね」


・性格が体の性別になっていくパターン

・性別を受け入れていく葛藤


「これはTSした本人だけではなくて、恋人側の葛藤も描くことになるね。普通は同性に恋するなんて拒否反応が出るからね。その拒否反応とどう向き合うか。それが重要になってくるかな。こっちの話の展開としてはいろいろ考えられるよ」


・受け入れきれずに破局パターン

・受け入れてハッピーエンドパターン

・受け入れたとたん、元の性別に戻りさらに葛藤パターン

 など


「どのパターンでも相当葛藤しそうですね」

「恋愛小説の題材としては、ものすごくいいよ」

「どうやって書けばいいんですか?」

「1対1の恋愛小説の書き方については今日1日では収まりきれないので、別の機会にしようか」

「了解です」

 

「よしということで、トウヤ、一度TSしてみようか。そしたら僕は、美少女に囲まれて文芸活動ができるよ」

「お前は少し葛藤しろ!」

「なに言ってるんですか悠久先輩。トウヤ先輩がTSするならあたしもTSしますから、男女比はかわらないですよ」

「レミちゃんもなにいってるんだ?」 


「ということで、本日のまとめだよ」


パターン1

・性格が元の性別のまま

・百合展開 BL展開

・元の性別に戻ってハッピーエンド


※元の性別に戻るときの注意点 

 恋愛対象を性別関係なしの存在自体を好きな状態までしっかりオトしておくこと



パターン2

・性格が体の性別になっていく

・性別を受け入れていく葛藤


パターン2展開

・受け入れきれずに破局パターン

・受け入れてハッピーエンドパターン

・受け入れたとたん、元の性別に戻さらに葛藤パターン

 など

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