悪役令嬢系3
「ののか先輩、お疲れ様でーす」
「レミちゃん。おつかれさま」
「あれ? 今日はののか先輩だけですか」
「悠久も、今日は忙しいみたい」
「トウヤ先輩も今日は空手ですね」
「じゃあ、今日も悪役令嬢の続き話そうか」
「はい! お願いします」
「あれから、他にもいろいろ読んでみてね、珍しいパターンも調べてきたの」
「どんなのがあるんですか?」
「書き出してみるね」
・悪役令嬢が悪の道を突き進むパターン
「いいんですかそれで?」
「力業で、解決しちゃう感じかな。処刑される前に、相手を処刑してしまえみたいな」
「うわぁ……。確かにそれも解決ですね」
・悪役令嬢がいうほど悪くないパターン
「ん? どういうことですか」
「えーと、悪役令嬢視点で書くのではなく、他の人視点で書くんだけど、悪役令嬢が悪いことばっかりしてるようにみせて、意外といい人だったという感じ」
「どういうことですか?」
「いわゆるツンデレってことなの」
「ツンデレ???」
「レミちゃん、ツンデレしらない?」
「よく知りません」
「えーとね。表面は、嫌ってるように見えるけど、実は好意がある人のことかな」
「つまり、昔のあたしですか?」
「レミちゃんは、ツンデレというより、ヤンデレのような……」
「えっ? なにかいいました」
「ううん、なんでもない。とにかく、見た目悪い人の内面の真実に気づいてあげることで、ハッピーエンドを目指すパターンかな。似たようなので」
・悪役令嬢が、悪霊などに操られているパターン
「なるほど、本人の意思で悪役令嬢しているわけではないんですね」
「そうなの。性格が悪いんじゃなくて、他に原因があるパターンかな。魔法の世界なら、結構洗脳されているとか、隷属されているとかいう設定もあるから」
「ああ、まあ、そう……ですね」
急に、気落ちするレミちゃん。
理由はわかるので、聞き出したりはしない。
私も気分が滅入ってくるので、とりあえず、急いで話題を変えることにする。
「とりあえず、調べてきたのはこんなところかな」
「一口に悪役令嬢といっても、かなりパターンがあるんですね」
「そうなの。物語の進行役が必ずしも悪役令嬢本人というわけでもいいからね」
「勉強になりました」
「では、まとめね」
〇悪役令嬢パターン
・悪役令嬢が悪の道を突き進むパターン
・悪役令嬢がいうほど悪くないパターン
(ツンデレなど)
・悪役令嬢が、悪霊などに操られているパターン




