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夢見る僕らの文芸活動(小説書き方小説)  作者: 名録史郎
悪役令嬢系

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悪役令嬢系2

「今日は悠久先輩もトウヤ先輩もいませんが、昨日の続きおねがいします」


「うん。まかせて、悪役令嬢系だよね。そうだなぁ。次は舞台について、話すね」


〇悪役令嬢の舞台が異世界が多い理由


「次に悪役令嬢の舞台が異世界が多い見解説明するね」


「主人公が特に悪いことしていない場合に、罪をなすりつけられて、復讐を誓った場合に、主人公がやり返そうと思ったら、まず何を鍛える? 自分が悪役令嬢になったつもりで考えてみて」


「それは簡単ですね! まずはナイフの取り扱いです。簡単に隠し持てますし、殺傷能力がたかくて、非力な女性でも急所の場所さえ覚えておけば仕留めることができますから」


「そうじゃないよ。レミちゃん」


「あれ? 違いますか? わかりました! ピッキングと、縄抜けですね。牢屋に連れていかれる可能性がありますからね」


「い、いや違うから」


「針金さえあればいけるので、ナイフより簡単に隠し持てるんですけど、ちょっと遠回りですけど、基礎体力でしょうか。逃げ切るためには、足腰をきたえるのが一番ですよ。あとは、その世界の乗り物を運転する技術ですね。馬術とかは必須だと思います」


「馬術はうーん? ありかもしれないけど」


「歯切れが悪いということは違うんですね。すみません。想像つきません」


「レミちゃんあっちの世界で魔法使いじゃなかった?」


「そうですよ」


「魔法鍛えようよ」


「えっ? あれ、まずって話じゃありませんでしたか?」


「うん。そう」


「魔法って適正があるんですよ。出来るかどうかそもそもわかりませんし、覚えられたとしても、属性もあって、自分の属性に対して、相手が反属性だと、全く効果がなかったりとか、魔力量も生まれた時から決まってますし、鍛えようと思って鍛えられるものでもありません。魔法の構築も相当難しいですから、罪なすりつけられて独学で学ぶのはほぼ不可能です」


「そっか。レミちゃんは、魔法をつかえるからこそ、魔法を鍛えるって発想がないのね」


「もしかして、答えって魔法なんですか?」


「そうなの」


「嘘ですよね……信じられません」


「多分レミちゃん自分が使う魔法にイメージが引っ張られているからだと思うけど、レミちゃんと世界とも違う魔法。物語の中の魔法だから、作者が自由に設定していいの」


「そうでした。失念してました。でも、そうであったとしても、ナイフの方が簡単ですよ。突き刺すだけですから」


「悪役令嬢ってお姫様じゃない。お姫様ってナイフ持ってないよね?」


「姫様も、ナイフぐらい、いつも持ってましたよ。えっ? ですよね」


「……」


「……」


「そ、そうだったけど、やっぱり自分が悪役令嬢になったつもりっていうのが無理があったね。ごめんね」


「復讐する気なのに、武器も持たないんですか? やる気あります?」


「レミちゃんストップ。物語なんだよ」


「そうですね」


「しかも女性向け」


「それはわかってます」


「なので、女の子は、可愛いか綺麗なものしか持たたない」


「はい」


「怖いことも絶対しない」


「はい」


「だから、魔法なの」


「……ののか先輩、私の魔法の使い方わかってますよね?」


「わ、わかってるから、ごめんね。言い方悪いけど、自分の手を汚さなくていい魔法は女性向き」


「ああ、それなら意味が分かります」


「あと魔法を強くするアイテムに、ぬいぐるみとか宝石とかを設定しやすい。物語のなかだと、魔法を鍛えたって書いておけば、魔法を鍛えたことになるから、きつい目にあわなくていいのよ」


「なんかずるいですね」


「うん。でも、みんな楽して幸せになりたいから、物語の中ぐらいは、ね?」


「理解できました」


「じゃあ、今日のまとめるね」


〇悪役令嬢の舞台が異世界が多い理由

 ・魔法が使える。

  自分の手をよごさずにすむ。

  魔法はなにもしなくても、鍛えたことにしやすい。

  ぬいぐるみとか可愛いもの。宝石など綺麗なものを設定しやすい。

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