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夢見る僕らの文芸活動(小説書き方小説)  作者: 名録史郎
異世界転生系

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異世界転生系2

 さて今日の部活動は昨日の続きだ。


僕はホワイトボードに、

異世界転生系2

と書いた。


「今日は、まず転生系冒頭部での主人公の死なせ方から考えていこうか」

「今日は初っ端から物騒だな」

「仕方ないだろ。他に言い方がないんだから」


「悠久、転移系も一緒に考えない?」

 ののかが提案してくる。


「そうだね。死んでるか生きてるか些細な問題だから一緒に考えようか」


「だから、些細な問題じゃないだろう」


「そういうなって、あくまでも物語を書く上でのことなんだから」

「わかってるけどな」

「転生系だと使えるネタ、転移系だと使えるネタというのがあるからそれは一つ一つ考えていこうか」

「はーい」

 レミちゃんが元気に返事をしてくれる。


「先に向いてないのからいこうか。一番向いてないのが自殺だと思うんだよね」

「なんでだよ」

「異世界転生って、言い方を変えると精神引継ぎなんだよ。前世の記憶がない生まれ変わりとは、厳密にいうと違う」

「物語だと、前世の記憶がある場合がほとんどだもんな」

「そういうこと。自殺したということは心が弱っているということだから、力はもらうにしても、転生先で、試練を乗り越えていってもらわないといけないから向いてないと思う」

「あー。確かにな。でも転生候補に不幸な人もなかったか?」

「それはそうだよ。例えば、いじめにあってる人がいても、もう死んでしまいたいと思っている人といつかやり返してやると思っている人は全然ちがうだろ」

「確かにそうだな」

「選択したらダメということはないけど、難易度はすごく高いね。前世を逃げ出したのに、魔王に立ち向かおうとか言い出したらお前誰だよ状態になる。精神的一貫性がないと、転生の魅力がなくなっちゃうからね」


「なので、死因に病死は、少しあり」

「転生して、体がよくなるからですね」

「そういうこと。ただ、読者が重い病気の人なことは少ないと思うから、共感を得るのが難しいから、設定難易度としては高めだと思う。寿命も、ありだと思うけどおじいちゃんおばあちゃんの転生系の読者は少ないと思うでこっちも難易度高いかな。そうなってくると一番難易度が低いのは」


 僕はホワイトボードに書いた

・事故死

 交通事故など


「かな。事故死だと主人公の精神的な弱さで死んだことにはならないと思うからね」

「そうだな」

「あと主人公は、しっかり死んでもらいたいから、やっぱり大型トラックとか、特急電車とかに当たって死ぬのがいいよね」

「そうですね!」

 レミちゃんが元気にこたえる。

「二人とも物騒なことを楽しそうに言うなよ」

「どうせ転生させるから」

「そうだけどさ」

「で、交通事故とかで死なせるのが嫌だったら、転移を選択することになると思うんだよね」

「そうなると容姿は変更できないよね」

 ののかが補足してくれる。

「そうなるね。容姿を変更したいときは、別の理由を用意することになるかな」

「別の理由ってなんだよ?」

「なんでもいいよ。異世界だから、魔法でもいいし、何かすごいアイテムとかでもいい」

「結局変更できるのかよ」

「ひと手間いる感じかな。容姿の変更を効果的にみせるために、転移を選択して、強調するやり方もあるけど、タイミングとか見せ方とか難しいから、容姿を変更したいならやっぱり転生がいいかな」


異世界転生時の死に方候補


・事故死

 交通事故など

  一番簡単


・老衰、病死

  難易度高め。


・自殺

  基本的に選択しないのが無難。


転移

 死なせたくない時に選択。

 そのままでは容姿を変更できないので、変更したい場合は別の理由を用意する必要がある。



「あとは冒険の目的かな」


「どんなのがあるんだ?」


「敵の親玉を倒す。平和な世界を築くとかかな?」

「その二つは何が違うんだ?」

「平和な世界、あくまで主人公にとってという意味だから、敵を倒す必要性はない。例えば敵が絶対攻めてこれないダンジョン作ったり、村作ったり、かな」

「そういうことか」

「転移の場合は、まず転移させたのは誰なのか。その人の目的はなんなのかが最初の目的になり、最終的には、元の世界への帰還が目的になることが多いよ。ただそもそも異世界に憧れている人向けに書いているわけだから、転移であっても帰ってこない作品の方が最近は多いかもしれないね」


冒険の目的

 転生の場合

・敵の親玉を倒す。

・平和な世界を築く。

 (ダンジョン、村作りなど)


 転移の場合

・召喚者などの意図

 敵を倒すとなる場合が多い。

・元の世界への帰還



「転生だと、いきなり異世界に放り出されて目的がはっきりしない場合があると思うんですけど、その場合はどうしたらいいんですか?」

 レミちゃんが聞いてくる。

「まずはとりあえずサバイバルをすることになるのかな。男向けでそのあと展開に困ったら、とりあえず美女か美少女を助けるもしくは助けてもらう。これ鉄則」

「男じゃダメなのか?」

「もちろんダメではないよ。どっちが嬉しいかという話。小説なんだからウケがいい方を選択した方が読んでもらえるからね」

「美女も美少女もお構いなしに戦場で殺しまくる勇者はいないんですね」

 レミちゃんなんでそんな意地悪言うかな。

「い、いないと思うよ」

「なんで、ちょっと言いよどんでるんだよ」

「ボクハソンナユウシャココロアタリハナイヨ」

「なんで片言なんだよ」

「そんな勇者がいるとしたら、どうしようもない理由があると思うよ」

「なんでちょっと擁護しようとしてるんだ?」

「なんでもないよ」

 ののかは僕らの会話をクスクス笑っいながら聞いている。

 随分昔より強くなったもんだ。

「女性向けのは展開に困ったらどうすればいいんだ?」

「女性向けは、男性向けと全然違って話が長くなるから、別の日にしようかな」

「わかった」


「とりあえず、今日はこんなところかな」


異世界転生系2まとめ


〇異世界転生時の死に方候補

転生の場合

 ・事故死

 交通事故など。

  一番簡単


 ・老衰、病死

  難易度高め。


 ・自殺

  基本的に選択しないのが無難。


転移の場合

 死なせたくない時などに選択。

 そのままでは容姿を変更できないので、変更したい場合は別の理由を用意する必要がある。


〇冒険の目的

 転生の場合

・敵の親玉を倒す。

・平和な世界を築く。

 (ダンジョン、村作りなど)


 転移の場合

・召喚者などの意図

 敵を倒すとなる場合が多い。

・元の世界への帰還

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