異世界転生はチーターに！ ― 獣人の国は排他的なのま

自信がないため、思い切った決断ができずに借金だらけになった男、六車義孝は自殺を図ってしまう。
借金が溜まっているのも相まって自暴自棄になり、なあなあで自殺するため自宅のマンションの屋上へ向かう。
自殺しようとしている誰かを邪魔をして代わりに飛び降り、その場の勢いで命を絶つ。

目が覚めるとそこは地獄。

主人公はギャンブルにはまっていたと神様に見抜かれる。
自信がないくせにギャンブルや自殺に手を出すなんて面白いと皮肉られる。
今の異世界はつまらないと神様は語る。
ギャンブル依存症であると知った神様はハチャメチャ過激劇を期待して、六車を異世界に飛ばすことを決定づける。
「世界をめちゃめちゃにしろ」
神様に言われ、これまでの人生より面白そうだからと考え、六車は承諾する。
だけども自信がないため、チートスキルが欲しいと六車。

「滅茶苦茶にするためチーターになりたい」
と神様に願うも神様にチートという単語は通じない。
そこで六車は、正しく伝えるために「チーター」という単語を使う。

転生先は、獣人だらけの国にあるフレン村から始まるチーターの獣人であった。

落胆しながらもチーターの能力や、己に隠された特徴を使って異世界を破天荒に引っ掻き回す！！

引っ掻き回す者、チーターは一体新しい世界で何をするのか――。