29話 誰かにとっての正義はその誰かの為でしか
「うぉぉぉぉらぁぁぁぁぁ!!!」
打たれた脇腹が痛かった。
家の壁を破った際に木片であちらこちらから血が出ている。
それでも突っ込んでくるクロムに舜は雄叫びをあげながら突っ込む。
そんな舜の頭にかつて言われた言葉が鳴り響く。
【落ち着かなきゃ出来ることも何も出来ないで終わる。まずは冷静に、だ。】
(分かってるよ、オーフェ!)
舜は走る勢いを突如殺し、右手にある剣を馬の顔目掛けてぶん投げる。
「む・・・!」
驚いた馬を制御しようとクロムの動きが鈍くなる。
「ラグナロク!」
すれ違いざまに右足で蹴りをいれ、舜は叫ぶ。
更にその後左足でクロムの背を蹴り、体制を整える。
(何かしたか・・・この鎧が何も通用しないのは先程気が付いたはず・・・何をした・・・ん?)
クロムは舜の様子を目で追いながら視界の端に糸があるのに気が付く。
その糸は舜の左手の中から伸びている。
(何か企んでるようだが・・・!)
クロムはその糸を薙刀で切る。
次の瞬間、舜が吹き飛んだあの家から大きな音が鳴る。
舜の伸ばし続けていた糸で支えられていた食器棚が倒れ、皿が大量に割れたのだ。
「どうどう・・・落ち着け!」
急に目の前に投げられた剣と連続して大きな音がなった事に馬は完全に冷静さを失っていた。
暴れ狂う馬をクロムは制御しようと舜から意識が外れる。
(力を貸してくれ・・・イパノヴァ!)
舜は弓矢を既に作り出していた。
矢を番えた弓を両手が頭上に来るように持ち上げて左手を少し前に出し―
【(この後ね、矢が口元に来るまで引いてくんだけど・・・降ろしちゃ駄目なの。)
「降ろしちゃ駄目って・・・じゃあどうやって?」
(左右均等に左手で押して右手は引いてみて。・・・ね?限界まで引いたら肘から自然に降りてくるでしょ?こうすれば手先に力が入らなくていい感じに打てるんだよ!)】
一緒に何度もやった教えを頭に巡らせながら。
【(その状態になったらね、もうちょっと左腕を内に入れ込むというか・・・そうそう、肘の内側にお米が乗ってたとしたら3粒残るぐらいが基準だよ!)
「分かりやすいような分かりにくいような基準だな・・・。」】
絶対にこの好機を外しちゃいけないと集中しながら。
【(離れはね、思い切って右側に右手をスポーンと。本当は自然に離れるのがいいらしいけれど・・・そこまで出来るのは熟練の人だけだろうし。)
「あたっ!?」
(左腕弾いちゃったね。米粒3粒だよ!)】
舜の右手が弦から離れ、体が左右に綺麗に開く。
弓矢は静かな闇夜を切り裂き、クロムの喉へ突き刺さった―。
思えばイパノヴァが最期にくれたヒントでもあった。
イパノヴァの能力を一切無視して斬り掛かった―それが出来たのは鎧が全てを防ぐ完全耐性とでも言うべきだろう。
だから―
舜は鎧の完全耐性を壊した。
鎧が壊せないなら―壊せないという概念を先に壊してやればいい。
そしてその後2発目の蹴りで鎧の防御力を壊した。
(・・・あっ、やば。)
舜の目の前が真っ暗になり、仰向けに倒れる。
概念を壊す―それはただでさえ燃費の悪い魔力消費をより悪化させた。
ラグナロクをただでさえ3発打ったのに―そして安心したからか吹き飛ばされた時の痛みに襲われる。
(はは・・・目すら開けられないや・・・。)
無防備に倒れてることしかできない舜。
(・・・なんか・・・変な戦いだった・・・こっちは殺す気で向こうも殺す気なはずなのに・・・向こうの手はところどころ緩んでたような・・・。)
そんな舜を照らす僅かな月明かりが何者かに遮られる。
(誰か・・・いる・・・?)
その事に気が付けたものの舜の目は閉じたままであった。
―――――――――――――――――――――――――
「・・・主?」
ダリルは動きを止める。
「・・・そうか、主が負けたか。」
ダリルはそういって怪物たちを自身の体に食わせた。
「・・・ま、待て・・・。まだ・・・終わって・・・ゴボッ。」
漣は槍を地面に突き立て何とか立ち上がるが血を吐き膝をつく。
咲希も雪乃も血だらけで倒れてはいるがまだ息がある。
「終わりだ、戦う理由が無くなったのでな。」
ダリルはそのまま立ち去ろうとする
「貸せ・・・!」
立ち上がった咲希は漣から槍を奪いぶん投げるが・・・あっさりと背中から現れた化け物に食われてしまう。
「クソっ・・・!届かないのか私の力は・・・!」
「・・・強くなりたいのかね?」
ダリルは足を止め、しかし振り返らず言う。
「ならば強くなる理由を見つけよ。素質はあるが・・・強くなりたい理由が無いものに真の強さなど手に入らんよ。・・・よく考えるといい、何故戦うのかを。」
そしてダリルは立ち去って行った。
「・・・大丈夫?」
数分後、怜奈が跳んできた。
雪乃はボロボロの上着の上で眠っている。
「・・・雪乃の方は止血はしたよ。」
漣は家の壁に背を預け、膝を抱えながら言った。
「・・・咲希は?」
「・・・追うって言って・・・どっか行った。・・・でも大丈夫だと思う。・・・敵には追いつけない程ボロボロだったから・・・。」
怜奈は足元を見る。
月明かりに足跡と血がポタポタと続いてる。
「・・・追ってくる。」
怜奈はそう言って姿を消した。
(強くなる理由・・・他の人はどうやって強さを手に入れた・・・?私は・・・私は・・・魔力者に復讐を遂げるために強くなろうとして・・・それで強くなれてないというの?何年間も・・・その為に生きてきて?それが間違いだと分かったとしても―何か・・・何かは残っていると、そう思ってたのに。何も無い・・・。)
心身共に癒えない漣はそのまま意識を無くすかのように眠りについた―。
「・・・見つけた。」
怜奈はフラフラと歩く咲希の前に立ちはだかる。
「・・・どけ。」
咲希は虚ろな目で睨みつける。
「・・・必要以上に追う必要はない。・・・クロムが倒せた時点でこちら側の勝利。」
「どけって言ってる!」
咲希はフラフラの体で拳を振り上げ・・・そのまま降ろす。
「・・・3人で・・・3人で負けたんだぞ。・・・しかも向こうは殺す気が最初から無くて・・・舐められてて・・・でも負けたんだ・・・。」
「・・・・・・。」
「認められるか・・・こんなの・・・里を滅ぼされて・・・こんな屈辱を受けて・・・。」
「・・・咲希。」
怜奈は何て声をかけていいか分からず続きが出てこない。
「強くなりたい・・・私は弱くなんかないんだ・・・。・・・竜族の・・・落ちこぼれだったけれど・・・それでも誇り高き竜族の・・・一員だったんだ。」
大粒の涙が咲希からボロボロと流れる。
「・・・わかった。」
怜奈の言葉に咲希は顔を上げる。
「・・・今追っても、無駄。・・・万全を期すのも強者の条件。」
「・・・・・・。」
咲希はフラフラと倒れ込み、怜奈に支えられる。
―咲希は疲れからか眠りについた。
―――――――――――――――――――――――――
「ぐはぁ!?」
急に体に訪れる衝撃。何かが舜の体に降ってきた。
動かないと思っていた体が思わず反応してそれを両手で包む。
細い小さい何か。
うっすらと目が開く。
「・・・愛花?」
「えへへ・・・舜兄ったら抱きしめちゃって・・・だいたーん・・・。」
「よくそんなボロボロで冗談言おうと思えたな。」
身体中傷だらけで魔力も少ないのか、息も上がっている。
「今・・・私の顔・・・見えます?」
「・・・いや、見えない。見えるよう動くのもキツい。」
「じゃあ・・・そのまま見ないでください。」
愛花は舜の胸に顔を埋める。
「・・・服、俺の血でベッタリだけど大丈夫?」
愛花の頭がこくんと少し動く。
ここに来るのも難しい体でそれでもここに来た。
それ程舜の心配をしていた。
そんな安堵感からだろう。
その体が小さく震えていた。
「無事で良かった・・・。」
「お互いにね。」
舜は愛花の頭を優しく撫でる。
そして静かに時間は流れて行った―。
『アハハハハハハ!予想外だ!この実力差を埋めるなんて10000戦やってもあるかどうかじゃない?いやぁ、相変わらず君は面白いね!僕はそういう予想外のことをしてのける君が好きだよ。・・・いや?待てよ、このセカイが続いてる時点で君が死なない事は確定していたのか。なんだ、そう考えると必ず残る事が確定してたセカイなのか・・・。まあ、いいや。次も楽しませてね?夢見る王の子よ。』
目が覚めた。
(・・・夢?・・・夢にしては何か変な・・・。)
「・・・お早う。・・・と言ってもまた夜だけど。」
美しく月明かりに照らされた怜奈がいる。
「他のみんなは・・・いてて。」
「・・・起き上がらないで。・・・愛花の魔力が少なくて、止血しか出来てない。・・・それとあまり大きな声も出さないで。」
舜は周りを見渡す。
「・・・静かにって誰か寝てるの?」
「・・・探されてる。」
舜はハッとする。
考えてみればトップだけ倒しただけで―ローグは残っているのだ。
「・・・多分だけど、違うよ。」
しかし怜奈はそれを否定する。
「・・・唯一生き残った柱がローグを抑えてるみたい。」
「じゃあ・・・誰に探されてるの?」
怜奈は少し目線を他所にずらして、また舜の目を見て言った。
「・・・ここら辺に住んでた人。」
「!?何で・・・?」
「・・・分からない。・・・けど血眼になって探してる。」
舜は辺りが騒がしくなってるのに気が付いた。
「・・・見つかるの時間の問題じゃないか?」
「・・・かもね。・・・その時は・・・私が、殺るから。」
「まてまてまて、何も殺さなくても・・・。」
舜は無理やり体を起こす。
全員ボロボロだが―その中でもあの後治療をしたであろう愛花が苦しそうに眠っているのを見つける。
「・・・怜奈、これからやろうとしてることを止めないで欲しい。」
「・・・?」
舜は立ち上がる。
「っつ!」
「・・・無理をしないで。」
体を支えようとする怜奈に手のひらを見せて静止させる。
「・・・ふふっ、我ながらだいぶ無理しようとしてるけれど。相手は魔力者じゃないし、うん、きっと大丈夫。」
そして愛花を見る。
少しでも穏やかに眠れるように。
「・・・怜奈はみんなを頼むよ。」
「・・・・・・・・・・・・。」
怜奈は舜を心配そうに見つめる。
舜はその視線に背を向け外に出た。
単純な話だった。
探してるのなら見つかればいい。
みんながいる家より出来るだけ遠くで―目立つように。
「よう・・・探してたんだろ?」
本当は立ってるのも辛かったが、それでも余裕があるかのように笑う。
「いたぞ!こっちだ!」
「はは!クロムを殺した化け物にたかが無能力者に何が出来る!」
「愛花、今大丈夫?」
家の中で漣が愛花に話しかける。
「・・・ん・・・んん・・・・・・。・・・どうしたの?」
起こされた愛花は手が握られてることに気が付く。
「魔力、渡しといたからさ。少しは動けるんじゃない?」
「・・・身体中痛いから動きたくないけどね。魔力の方は、うん、少しは回復してる。ありがと。」
うとうととしながら愛花は答える。
「・・・舜くんがさ・・・外に出て・・・まだ無茶してるみたいなんだ。」
「・・・!・・・何か、言い置きは?」
「・・・何も。怜奈に止めるなとだけ言って出たみたい。」
愛花は何とか身体を起こす。
その怜奈はただドアの前で立っていた。
「・・・そうですか、おやすみなさい。」
「・・・え!?」
愛花の思わぬ言葉に漣は驚く。
「おやすみなさいって・・・だって危険なことしてて・・・強い人が追ってくれないと・・・。」
「怜奈ちゃんが追ってないなら大丈夫ですよ。それにきっと私たちに気を遣って何かしてるんでしょ?なら、その気遣いを受け取るのも1つの気遣いですよ。」
漣はオロオロした後、項垂れた。
(・・・強ければ追えたのかな。それともここで追える決心がつかなかったから強くなれないのかな・・・。)
そんな事を考えながら漣は舜の無事を祈っていた。
それから何時間経っただろうか。
舜はただひたすら武器を使い物にならないよう壊しては離れを繰り返し、時には加減しながら蹴り飛ばし移動をしていた。
「こっちに大きな被害は出ていない!やはり弱っているぞ!」
しかしその手心を知らない無能力者たちは追い詰めようと躍起になる。
「おいおい、こんなおじいちゃんまで出てくるのかよ。」
走ってる舜の前に立ちはだかるように出てきたのは70ぐらいの男だった。
「ワシらの・・・ワシらの平穏を返せ!この!お前さえいなければローグはここから去ったものを!お前のせいでむしろここに集まってしまったでは無いか!」
「・・・っ!」
痛かった。
投げられた石が、ではない。
知ってしまった。
彼らが怒ってる理由が、痛かった。
アウナリトの都市部の人達の事を思って必死にクロムを止めた。
それが、彼らにとっては死活問題になってしまった。
じゃあ―どうするか?
残ったローグを追っ払う?
全部倒しきるのはむりだ。
そして生き残ったローグの逃げたその先で―また恨まれるのか?
(・・・どうすればいい?・・・どうすれば―許される?全員が犠牲にならないようなそんな方法は―どこにある?)
答えが出るはずもなかった。
どうしようとも犠牲は出てしまう。
そんな世の中になってしまった。
(でも・・・だからといって犠牲になるのを諦めろって?そんなのは・・・。・・・特に、この事態を作り出した俺の言えることじゃない。)
「動きが止まった!今だ!あの疫病神を殺せ!」
後ろから声がする。
振り返り武器を構えた男たちを見る。
怯えている。恐れている。でも、それでも敵意を向けている。
それだけ、憎まれている。
「・・・やめろ・・・やめてくれ・・・そんな目で見ないでくれ・・・。」
思わず心の声が小さく漏れ出た舜は少し後ずさるしかできなかった。
そんな男たちの足元に魔力が稲妻のように走る。
男たちは尻餅をついて倒れた。
舜はパッと上を見る。
ちょうど月は雲に隠れ、影でしか見えないが誰かがいる。
残った魔力を必死に足にため、舜は跳び上がる。
屋根を何とか手で掴み、力を入れて転がるように屋根の上へ。
それを見て慌ててその影は離れようとする。
そのシルエットで舜はそれが誰かが分かった。
舜は慌ててその後ろを追っていく。
その影はバランスを崩した。
「・・・っ!愛花!」
必死に手を伸ばす。
あんなボロボロの体でここまできた愛花が今屋根の上から落ちたら。
受身など取れないであろう。
舜は何とか愛花の手を掴み―
同じく満身創痍だった舜にはそのまま一緒に落ちる事と、せめて自分が下敷きになって衝撃を受け止めることだけだった。
(かっこ悪いな・・・俺。)
助けようとして助けられて。
舜は周りを警戒する。
愛花の脅しがきいたのか、それとも反対側に落ちたおかげで人が回り込むのが遅れてるのか。
とにかく人はいない。
愛花は―意識がない。
舜は愛花を必死に抱え、フラフラと歩く。
傷口が開いていた。
月は―今日は三日月だった。
雲で見え隠れする。
舜は後ろ足で砂をかけ、血を隠そうとしながら家の中に入った。
この暗さならバレないということを信じて。
そして入口から見えにくい位置で力尽きるように仰向けに倒れる。
愛花を胸の上に抱き寄せる。
浅く、短い呼吸。
意識のない愛花は舜の服をギュッと掴んでいた。
(・・・魔力不足・・・だよな。)
浅学の舜でも今の愛花がまずいという事が分かった。
強敵との戦い後、回復魔法まで使って―そのうえで先程魔力を使った。
舜は愛花をゆっくりと仰向けに寝かせる。
(落ち着け・・・他意はあっちゃいけない・・・あくまで応急処置の為に。)
愛花の顔がはっきりと視界に入る。
苦しそうで汗ばんでいて。
いつもはあんなに笑っていて。冗談を言う時の意地悪げに笑う顔とかがとても可愛らしくて―。
舜はブンブンと頭を振る。
そして目を瞑り、心に落ち着けとひたすら言い聞かせて。
愛花の唇に、唇を重ねた。
愛花の手が舜の胸に触れ、軽く押す。
舜は目を開け、離れる。
「・・・えっと!だ、大丈夫・・・?」
あまりにも震えてる声に愛花は思わず笑った。
愛花自身動揺はしていたが、より動揺してる舜を見て冷静になれていた。
「魔力、ありがとうございます。」
愛花はそうほほ笑みかける。
舜はほっとしたような表情を浮かべた後、寒さしのぎのために上着を脱いで愛花の上にかぶせる。
「・・・ごめんね、こんなものしか無くて。」
「でも・・・舜兄は?」
舜はやる事をやったと仰向けに愛花の横にぶっ倒れる。
「・・・俺は平気だから。」
そう言い残して目を閉じる。
不器用に素っ気なくしようとしてる舜の気遣いは簡単に読み取れた。
愛花は舜のすぐ横に来て、その上着を共有する。
「・・・いいのに。」
「私が良くないんです。」
愛花はそう言ったあと、自分も不器用な気遣いをしたなと笑う。
そして、舜の横顔を眺める。
舜は目を閉じたままだ。
ふと目線を下げる。
上着で隠れてはいるが―愛花の左手は舜の右手と握られていた。
きっと魔力供給の為に握られたのであろうが・・・愛花には暖かく感じた。
そして愛花は視線を天井に戻して右手で自分の唇に触れる。
(初めてはロマンチックなのが良かったけど・・・。)
口角が自然と上がる。
初めてのキスは動揺で殆ど訳が分からないまま終わってしまった。
それでも暖かいキスだった。
どうしてこんな気持ちになっているのか、キスの時のことを思い出そうとするけれど。
まだそういう感情に未熟な愛花には、自分の為にしてくれたキスだからこそそれが大切な思い出になろうとしてることに―まだ、気が付けなかった。
第1章 fin
漣「漣ちゃんだよ!」
雪「雪乃だよー。」
漣「というわけで第1章は終わり!」
雪「第1章とかあったんだ。」
漣「ちなみにこの第1章の強敵、クロムは第1章の敵なのに強さ的には全キャラの中でもかなり高い層にいるぐらいの設定なんだって。」
雪「舜さんの対クロムで使った戦法の解説だよ。」
怜奈→糸を使った仕掛けの発送
愛花→音で気を引かせる戦法
イパノヴァ→弓の教え、魔力での糸の作り方
オーフェ→冷静さの大切さ
漣「1番戦いの設定凝らせたから今後どう凝らせるか悩んでるらしいね作者。」
雪「それではまた次回、今回はおまけコーナーもあるよ。」
おまけコーナー あの世のイパノヴァ
見守ってくれと言われ、コクコクと頷くイパノヴァ
吹き飛ばされピンチになる舜をハラハラと見守るイパノヴァ
弓を構えた時いけー!と立ち上がるイパノヴァ
クロムを倒した時、私が育てましたとドヤ顔をするイパノヴァ
あの世のイパノヴァ 完!




