おまけ 前編の人物設定集
物語での行動を解説しつつ、舜が関わらなかった故に書かれていない裏設定等も公開させて頂く番外編です。
アウナリト・リエー・ビャフーストのキャラのみとなります。
ネタバレめっちゃあるので是非読んでから見てください。
人物設定
ラース
舜の義理の父にしてネビロスの実父。
物語開始前には既に亡くなっているネビロスの前の王。
世間的には病死とされているが実際はネビロスにより当時の貴族諸共殺害された。
魔力者の登場後、貴族たちと共に実験を始めた張本人。
四凶によりその実験を潰された後は、実験を行っていたのをローグと公表し、止めたのは自分達だと主張。
四凶より信頼されていた為その嘘がまかり通っていた。
非人道な実験をしていたものの成功例の舜には愛着があったのか、それとも懺悔なのか、はたまたイメージアップの戦略か。
唯一生き延びた子として舜を養子にし、ネビロスと共に実の子供のように愛していた。
名前は悪魔カークリノラースから。
名前の元ネタがネビロスの従僕なのは元々はネビロスの掌で踊らされてる設定だった為。
ネビロス
舜の義理の兄にしてアウナリト最強と呼ばれた男。
物語開始時の王。
父の非道な実験をしてると知り、関わっているもの含めて殺害。
しかし王の座につき、10年前に落ちてきた隕石が人を餌にする生物だったという事実を知る事でポロスが後を継いだ実験を黙認。
その成果と自分の力で何とかその人類の大敵を倒せないかと思案していた。
最終的に魔力者を殺せば殺すほど、その魔力を吸収して強くなる事から最強として君臨する自身と、大量の魔力者を殺してきた舜とで勝った方がその強大な魔力を吸収せんと激闘。
一時は舜を瀕死まで追い込むが、イパノヴァとオーフェの想いを背負い再起した舜に僅かの差で敗れ去った。
王になった後は無口かつ無愛想とされ、舜と話す事も無くなっていたが、王になる前は舜を弟として溺愛していた。
その愛はかつて舜を利用して自身の王子としての座を奪い取らんという政争があった際、解決後に元凶として舜の排除も進言されたが断固として拒否したほど。
能力は十三人目の後悔と救済、相手の今までの後悔が大きければ大きい程威力の増す一撃を放つ。
能力の由来はユダ。舜の前に首吊りロープが現れるのもユダが裏切りを後悔して首を吊った事から。
また、サナスとルガタを魔力から作り出した存在であり、サルガタナスの使う技も2人を自身の魔力へと戻せば使用可能。
名前の由来はそのまま悪魔のネビロスから。
ポロス
物語開始時のアウナリトの右大臣。
目的の為なら悪の限りでも尽くせる男。
実験を再開し、子供たちに非人道な実験をしていた。
一方、その行動理念は全て圧倒的強さを持つネビロスならこの混沌の世界を正せるという盲信から来ており、実験も全てネビロスがより強くなる為に行っていた。
スライムと特殊部隊の戦闘も、その間にクロムの元へ先輩の特殊部隊を向かわせたのも実はポロスによるもの。
何か企んでいる目障りなレイガの力を削ぎ、アウナリトの持つ力をネビロスに依存させたかったが為。
能力として無能力者の身体を乗っ取り、自身のものとできる。この際、自身と親しい人間ほど強くなれる。
1度乗っ取った身体はストックとして機能し、大量のストックを所持していた。
最期は漣によりストックとの関わりを全て無くされ、崩壊する建物に押し潰されて死亡。
名前の由来は悪魔アイポロスから。
レアス
中性的な見た目をした、物語開始時のアウナリト左大臣にて現王。
元々国を良くしたいという信念のために動いており、実験などで腐りきったアウナリトを変える為に四凶・クロムと連携する予定だった。
舜によりその計画が失敗に終わったあとは情報屋のエリに従い、今度は舜と連携してアウナリト侵攻戦を画策。
ネビロスの死後は唯一の王族であった舜が王の継承を拒否した為、新アウナリトの王となった。
名前の由来は悪魔アグレアスから。
悪魔アグレアスは男にも女にもなれることから中性的な見た目に、逃亡者を連れ戻す能力を持つことから舜がアウナリトに帰るキーマンとして書きました。
ベリウス
舜の育ての親。
戦場で産まれたと豪語するほど、戦と共に生き、戦が生きる意味かつ死する場所としていた。
ラースの更に前の王から仕えていた。
ラースが王になる頃には既に戦鬼と呼ばれる程活躍、ラースに我が剣と称された為に自身もラースが剣と名乗るようになった。
アウナリトが一大勢力となり、戦の必要が無くなると廃人のように過ごすことに。
かつての貢献者を救う為にラースはベリウスに舜の世話を指示、再び生きる意味を見い出した。
舜の為に料理を学び、時には機密事項の実験についても調べるなど溺愛。
しかし、やはり自分もかつての戦友たちと共に戦で死ぬべきだったという思いも常に抱えていた。
最期は自身の前に立ち塞がった最愛の息子にして、尊敬すべき戦鬼と化している舜に自身の持てる全てを持って玉砕。
戦を死に場所にしてくれた舜に感謝をしながら死んで行った。
名前の由来は悪魔ナベリウスから。
しわがれた声との事で既に老いており、名誉を取り戻す悪魔との事で自身が失った死に場所を取り戻せる最期に。
サルガタナス
舜が養子に入る前、孤独だったネビロスが魔力から産まれさせた存在。普段は細身の女性サナスと大柄の男性ルガタに分かれている。
過去には舜と共に2人とも鍛錬を積んでおり、舜からはとても強い人達という印象を持たれていた。
ルガタが雪乃に倒された事から、漣を足止めしていたサナスがサルガタナスへと合体。
その能力で漣を苦しめるが、ネビロスが舜との戦いの為にサルガタナスを吸収。
漣の能力により意識のあったサナスだけがその後も命ある存在として残った。
名前の由来は悪魔サルガタナスから。
能力
フォルファクスの盾 虚空から宝石の盾を出し攻撃を防ぐ
ヴァレファールの盗み 相手の持っている武器を奪う
ロレイの射抜き 虚空から矢を放つ
壊死地獄 ロレイの矢に当たったものの全身を壊死させる
その他、虚空から腕を出す 姿を消して攻撃を躱すなど
レイガ
アウナリト元帥。ライガの兄。
文官組とは派閥が違い、争っている模様。
クトゥルフ、クトゥグア、アトラック=ナチャの3つの邪神を所持していた。
舜がリエーに置いていたクトゥルフを撃破した時、セカイを滅ぼす存在と確信。
向こうから攻め込んでくるのをいいことに、舜を殺すためにオーフェにナチャを無理やり与え、暴走させた。
この世界では諦めていたが、弟や家族を大事に思い無事に過ごせる世界の為にセカイの破壊を防ぎたがっていた。
その行動は弟との悲しいすれ違いが起きてしまっている。
最期はセカイの破壊を警戒するクトゥグアと合体し、纏魔を使う舜に対抗するが先に限界を迎え、自身のクトゥグアの炎そのもので燃え尽きようとしてる所を舜に刺された。
青龍と契約、また自身はクトゥグアと共に戦い、合体も可能。
リーグ
アウナリト特殊部隊2位の男。
1位が副隊長を志望した怜奈の為、実質的には最上位として振る舞える。
元々は首都圏外出身。同じ魔力者になったものが無能力者に殺された事から逃亡。
逃げた先のアウナリトでは実験について知らされ、最早逃げ場もなく死ぬか従うかを迫られていた。
人の死に敏感であり、自身の隊から死人が出た事や舜との戦争が起きた際に精神が限界を迎えた。
舜に向かっていきながらその力を使うことは無く、そのまま殺される道を選んだ。
決して悪人ではなく、むしろ学校では同級生達に頼りになる存在であった。
交友関係も基本的に全員とあり、仲が悪い人間は特に無し。
生まれ方さえ違えば幸せが掴めたはずの人間であった。
アウナリト特殊部隊のこの世代は全体で見てもトップであり、頭どころか身体1つ抜けてる怜奈を除いても優秀。
その2番手である為実力は本来高く、舜と戦う前も同じ特殊部隊のリーンとセロを無傷のまま戦闘に参加させない程度の事は可能。
能力は分身体を出し、本体の前までワープさせる能力。
名前はパッと思い付いただけです。特に由来は無いです。
マキナ
特殊部隊3位の男。
怜奈の圧倒的な実力からその存在を怪しんでいた。
自身の能力で怜奈の魔力そのものは攻略したが、未知のムーンビーストの力により敗死。
学校では丁寧な話し方をし、他人に敬意を持って接する態度から仲が極端に悪化することは無かった。
一方、距離を感じられるため仲が極端にいいという人間も特に無し。
名前の由来はデウス・エクス・マキナから。
能力も終わらせる神の名の通り、相手の能力を一方的に終わらせる=無力化するもの。
キッソス
特殊部隊4位の男。
ナルシスト。美しいものが好き。特にそれ以外の設定はないというか、後は普通に強さで隊長になっただけの男。
愛花の人格が2つあると睨み、また愛花の攻略法として「理の外からの攻撃」か「愛花本人の魔力の利用」であるとして自身の能力ならと戦闘を志願。
愛花の魔力を用いる事でもう1つの愛花の意思に干渉させず攻撃をしたが、自らの意思を取り戻した愛花にその攻略法を攻略され返し、敗北。
学校では美しいと感じた人によく接していた。自分と負けず劣らず美しい存在に心からの賞賛を送っていたが、その対象によくなっていた愛花やムイムイからは多少距離を置かれている。(全くキッソス本人は気にしなかったが)
能力は各地に散らばっている魔力を掻き集め、利用する能力。
名前の由来はナルシストの語源になったナルキッソスから。
リビ
特殊部隊5位の女。
純粋な実力だけならリーグをも凌ぎ、怜奈に比肩しうるとムイムイやムスルスからは思われていた。
レイガとの戦闘中、青龍を倒した後に行方不明になるが…?
お転婆に振舞っていた為、真面目な人間から疎まれることもあったが人望が厚く、特に同性からは好印象を持たれやすかった。
現在明かせる情報はこれだけである。そして、このルート上で全てが明かされるかもまた、伏せます。
ライガ
特殊部隊6位の男。元帥レイガの弟。リビ隊副隊長。
力を求める兄の背を見た結果、自身の力で振り返って貰いたい一心で力をつけた。
最期は護りたいという意志で戦う舜に意地で戦い拮抗。
努力し続けたその実力を遺憾無く発揮したが、相手も同じくらい努力をし続けてきた相手と言うことを認めたくなかったライガと認めた上で戦った舜という、ほんのわずかの差で敗北した。
学校では自身のことで手一杯故にぶっきらぼうかつ近寄り難い存在であった。一方、リーグやリビは気にせず接してたり顔の良さとその態度をクールと捉えた隠れファンが存在していた。
能力は獅子奮迅 反射神経や腕力を強化する。
この能力は実は素手で戦っていた方が恩恵があるのだが、兄と同じく剣の道を選んでいる。
とにかく強いイメージとして獅子がイメージ。名前もまあライガーから取ってます。
ついでのように兄はじゃあレイガねで決められました。キャラとして先に思いついたのはライガが先、なお名前が作者によく混同されます。
なんで兄弟だからって理由だけで似た名前にしちゃったの…。
余談だが舜が纏魔を使わないルートだと兄のレイガも剣を使用、そのルートだと剣の腕からライガが自主練の時に想定していた相手がレイガだなと舜に察せられる。(攻略の鍵にもなる)
シャロン
特殊部隊7位の女。マキナ隊副隊長。
魔力の扱いに長けているが、学生時代は愛花の圧倒的な実力を前に自信をなくしていた。
ただし他がボロボロだった愛花とは違い、近接戦を平均以上にこなし筆記や指揮のテストもかなりの高得点を収めていた為7位まで上り詰めている。
スライム戦の後、人数を減らしたリーグ隊にマキナが協力する事が多かった為リーグ隊副隊長ジャメールとは仕事上組む事が多く、戦争でも2人で組んで戦っていた。しかしプライベートではほとんど話さなかった模様。
隊長副隊長組の中では最も普通の女の子であり、必要に迫られれば誰とでも話すが同じグループの中で過ごす事が多かった。(隊長、副隊長組の中に同じグループにいたのはムイムイのみ。ただしムイムイはシャロンより他のメンバーのとこにもよく行っている。)
その為イームの事を戦争前までは問題児4人組の1人と捉えていたり(実際は問題児はウェルだけ)若干偏見も混ざった見方になっている。
能力は好きな植物を身体から出せる。周りを気にしなければえぐい植物を出してさっさと避難する事も可能。
名前の由来?女の子っぽい名前付けたろ!以上!
なんなら副隊長組や後から出てきたムスルス達はみんな由来ないよ!適当につけた!(そしたらムイムイだのムスルスだのムルシーだのムから始まる名前が3人も出てしまったのはご愛嬌!しりとりのム攻めに対抗出来る作品だね!)
ジャメール
特殊部隊8位の男。リーグ隊副隊長。
努力の人と認識されており、その性格はかなり真面目。
隊長のリーグとはウマがあっていた様子。
ただし素の実力としては10位のリーンに及ばず、契約している天使のサマエルと合わせてようやく8位になっている。
サマエルとはよく話し、お互いパートナーとして認め合っていた。
最期は玄武と契約したターガレスに敗死。
その努力は色んな人に認められており、悪い人ではないんだろうなとは思われていたが、プライベートの時間も鍛錬に当てて少なかった故に仲の良かったのはリーグなど極1部であった。
契約は前途のように熾天使サマエル。何かしらを運べなかった罪でその身分を堕とされそうな所を隠れ蓑となる代わりに契約した。
その隠れ蓑が無くなった際は堕ちたくない一心で暴走、大量の腕で周りのもの全てを天に運ぼうとしたり、視力を奪われないよう大量の眼と共に創造神すら名乗りアウナリトと対立し堕とされた挙句ムイムイにトドメを刺された。
元ネタの熾天使サマエルはモーセの魂を運ぶのに失敗している。
ムイムイ
特殊部隊9位の女。キッソス隊副隊長。
能力に目覚めた頃、自身の言葉に言霊が含まれていることに気が付き、意図しない事を起こさないようテキトーに生きる事を信念と決めた。
学生時代も本気を出すことは無かったがそれでも尚9位に残った化け物であり、もし本気を出していたら2位を掻っ攫えていた。
シャロンと同じグループを作りつつ、やや穿った見方をしてしまうオーフェや、問題児の管理をする為にウェルとグループが同じで近寄り難いと思われてしまっていたムスルスとも仲が良かったりと全キャラの中でもリーンと並んで交友関係は深く広い。
一方隊長のキッソスに対しては最初愛花を副隊長にしようとしてたくせに美しいとかよく言うなー・・・と若干距離を開けていた。
能力は豊穣な言の葉よ 言葉に魂を含ませられ、魂が揺らいだ相手に簡単な命令に従わせられる。魂を込めた一撃でそのまま襲いかかることもできる。
能力の名前の由来は女神アフロディーテ。シンボルがイルカであることからイルカやクジラも使役させた。
魔力に魂を吹き込み使役してる生物は、
複数体で連携しながら戦う半道鯆
ずんぐりした身体で盾になるイシイルカ
敵の追跡・索敵をするマイルカ
巨大な魔力の塊の抹香鯨
の4種が登場している。
抹香鯨はサマエル戦で負傷、その傷に苦しむぐらいならの武具化されている。
抹香鯨が武器化した時の名前の白鯨大砲・モービィディックの由来はアメリカの小説、白鯨に出てくる鯨から。
更に合体武器にした時の名前、残鯨刀・レヴィアタンメルヴィレイは古代の鯨の名前から。残鯨刀は斬馬刀を文字ったもの。(抹香鯨を武器に残すと決めたことから斬ではなく残)
リーン
特殊部隊10位の女。リビ隊所属。
本来なら10位な為副隊長になるところを、舜が特例で隊長になった為に副隊長から陥落している。(同じく隊長から陥落したライガは元々怜奈のおこぼれだったが、彼女に関しては純粋に割を食っている。)
人が良く、陥落した事実も全く気にしていない。
美少女趣味だが完全な同性愛という訳でもなく、女装が似合いそうな男なら恋愛対象になりうる。
一方女の子の趣味はと言うと女の子ならみんな好き!そんな子である。
交友関係はかなり深く、交友関係が狭いキャラとも仲が良かった。同級生思いのめちゃくちゃいい子である。
ハルバードの二刀流をし、よくぶん投げる。
形状的に向いて無さそうだがあっさりそれをやってのけるのは本人の高い素質故か。
能力は怒れば怒るほど強くなる能力。
学生時代は人の良さから同級生に怒ることが無かった為、全ての戦闘を能力無しで行っていた。
それでも尚相手になる人の少なさから、いつの日か無能力のリーンに勝てるかどうかという"リーンの壁"という単語が同級生に響き渡るほどには強さの線引きとして扱われている。
能力ありならもうちょっと順位が良くなってもおかしくなかったが、やはりそれも気にしていない。
ただ単にいい子である。
名前は麒麟児から女の子っぽくもじれないかなと。天才として元々書こうと思っていました。
ムスルス
アウナリト所属。
特殊部隊に希望をしなかった為順位は無いが、もし希望をしていたら2位を取れていたと同級生達にされている。
政治家の娘。幼い頃から愛されて育ち、欲しいものをなんでも与えられた。
が、彼女が求めた欲しいものは勉学であり、父により雇ってもらった家庭教師によりどんどん知識を増やしていくにつれ、自身の父の汚さ等を小さい頃からまじまじと見せつけられることになってしまい人間不信に陥りすらしていた。
魔力者の登場により政治家や貴族が殺されていくようになり、汚職をしまくっていた自身の父もそれに巻き込まれて殺される。
当然の報いという気持ちと愛してくれた存在の喪失という悲しみとで心が壊れそうになっていた時に、ローグを倒しに外へ出まくっているという舜の話を聞き、正義の為に生きる人もちゃんと居るんだと精神の支えにしていた。
特殊部隊に当初ならなかったのは自身が父に代わり清き政治家となるため。ただし舜との出会いと共闘により現在は新特殊部隊の隊長となっている。
気分屋でありながらその真面目さから基本的に100%の力を出しつつ、気分が乗ったらそれ以上の力を発揮し怜奈にすら引き分けられる程の力を持つ。
が、漣との戦いでは不死鳥によりその気分を恐怖に書き換えられてしまい敗北した。
問題児・ウェルをその真面目さと自分の器用さなら制限出来るはずとイーム・レビアと共にグループを組んでいた為、グループ全体で敬遠されてしまう事になっていた。
そんな事も気にせず自分を見てくれたリビやリーンにはとても感謝をしている。
それと同時に巻き込んでしまったイームとレビアには申し訳なく思っており、イームの戦い方等助言しようとしてたのはその感情があるからである。
能力は別世界の物質を持ってこれるというもの。よく使うものは魔力を打ち消せる剣と一気に膨らむ白い四角形の物質。
魔力を込めると更にその性能が変化する。
特に魔力を消す剣に魔力を込めた死を選びとる女神よは相手の動きすら制限して放たれる大技である。
余談としてある世界線ではヒロイン候補。ヒロインにはモチーフの楽曲を決める予定だが今のところ未定。(候補はある)
因みにこの世界線でのヒロイン候補の愛花・怜奈・漣・雪乃・咲希には全てもう曲が決められてます。
イーム
アウナリト所属。
元々は剣技に自信のある子だったが怜奈に完敗して自信を失い、自身の能力も合わさってスナイパーの道を歩んでいた。
しかしそれ以降も剣の練習は怠らず、スナイパーの練習と合わせて常人の2倍は鍛錬していた。
舜との戦闘後は再び剣の道も取ることを考えているが、まだ実戦に持っていくには不安のようで鍛錬に明け暮れている。
前途のようにムスルスのグループに所属していた為、模擬戦等は気にしないリーンや同じグループのメンバーと組む事が多かった。
友達想いの子ではあるが、本人は自分がどう思われようとあまり気にしない子であったので、それについてはムスルスには気にしなくていいと何度か声をかけている。(それでもムスルスは気にかけていたが)
ただしウェルについては割と毛嫌いしており、その面倒ごとに巻き込んだことについてはパフェを奢ってもらってチャラにしている。
能力は自身とある空間の間に障害物が何も無ければその空間を歪めて移動等が出来るというもの。障害物のある状態で無理やり移動しようとすると酷い事になる。
ウェル・レビア
えっと・・・粗暴なキャラが出したくて・・・とりあえず出したんだけど。
レビアがまともな人間になって影が薄くなり、ある程度粗暴なウェルも特にまあ。
ごめんね!
その位雑に出したキャラ。同時に出したムスルスとイームとは偉い差がついたなぁ。
イパノヴァ
特殊部隊31位、舜隊所属。
前にあとがきでしっかり書いたので、現在詳しく書くことはここではあまり無いのですが、別世界線を作ろうときっかけになった子。
今書いてるの書き終わったら他の子ルート行くか愛の歌2として別世界線書くかは悩んでます。元々はイパネマの娘がモチーフだったが別世界線でヒロインにする際は世界はそれを愛と呼ぶんだぜになる予定。
今のところ声を聞けるのは舜、愛花、怜奈、オーフェ、リビ。更に描写が無いところだとトゥールも聞ける。また、作内で出会うことは無かったがもし出会っていればシィラもその声が聞ける模様。
オーフェ
特殊部隊28位、舜隊所属。
舜達が裏切り者とされた際、舜隊で唯一アウナリトに取り残されてしまう。
レイガが利用しようとした際服毒自殺を図ったが、ナチャの力により死ぬ事が出来なかった。
その後、ナチャはレイガに言われるがままに舜を襲撃。
舜の手により最期はナチャと切り離された状態で舜に想いを託して死亡。
能力故に穿った見方をしてしまう事が多く、交友関係は狭い。
イパノヴァとは親友。リビを認め、リーンも変態と言いながら頼りにはしている。後仲が良かったのはムイムイと愛花程度。
ナチャと同じく孤独に震えており、ナチャがレイガに従っていたのも孤独を共有できたオーフェと離れたくなかった為。
モチーフ楽曲は春の歌。
セロ
アウナリト特殊部隊16位、リビ隊所属。
戦いが長引けば長引くほど身体強化される能力持ち。
こちらも設定は特になく、ただ単にリビ隊の1人として登場させただけ。
ネビロス戦出れて良かったね、サマエル戦の時何してたの?
まあそれは隊長副隊長以外の名前すら出てないメンバーもそうなんだけど・・・。
多分・・・避難誘導?
トゥール
アウナリト特殊部隊11位、リビ隊所属。
常に黄色のフードを被っており、顔は赤く光る瞳しか見えない。
正体は邪神ハスター。一応本人は羊飼いの神ハストゥールと自称している。
交友関係は基本離れたところに1人で居た。人間を守る神として振る舞うために敢えて仲のいい人を作ろうとしなかった模様。
その為イパノヴァの声が聞こえていながらその声に反応すらせず、イパノヴァからはこの人も話が出来ない人と誤認されている。
ムルシー
元ローグ組の1人。クロム直属の配下。
おっぱいのでっかい後輩っぽいキャラ書きたいな、はいムルシー!って感じで構想された。
過去の回を書き直して1章から登場してましたけど?感出しているがアウナリト侵攻の時が最初である。
元々舜からそこそこ強いなぁ程度に思われてるキャラだったが、何となく重用してるうちに纏魔まで披露。
いつの間に覚えたの!?ええ、ここまで強いってのは後付けですよ。
元々は強くなかったがクロム直属の配下になってからは実力がグングンと伸びた。
言うことを聞かないと酷い目に合わされる環境からクロムに助けられ、張り付いた笑顔が心からの笑顔になるまで面倒を見てもらっているためクロムの事が大好き。
クロムを殺した舜に対しても、クロムが自分と同類かつ恨まないでと言い残していた事から、クロムの心労を知っていた彼女は舜の事を恨まずにいた。
実際に舜と話し、クロムと本当に同類だったこと、そして戦争中に助けてもらったことから舜に完全に懐いている。
ヤルダバオート戦で自らの命と引き換えに大技を放つか、最後舜に受け止められた際に嬉しさと生きたいという想いがその命を現世に留まらせた。
地味に技が多い子。
流派撃滅五輪拳 ナチャ戦で使用。5発の攻撃が全てヒットすると相手の動きが止まる。ナチャの動きを止めたが、上のオーフェは動けた為その後の追撃は失敗に終わっている。五輪書っぽい技名だが、名前の響きで使っただけで特に関連はない。
バックドラフト シュヘルとの合体技。シュヘルの透明な箱に閉じ込めた炎を、敵方向に箱を開けることで一気に吹き上げさせる。由来はそのままバックドラフトから。
焔炎踠苦大地獄 纏魔を使わない状態での大技。ムルシーがコントロール出来る範囲で出せる最大の火力をぶっぱする事で相手を灰すら焼き尽くす。
纏魔炎帝凱歌 炎のスカスカな鎧とマントを纏う纏魔。かなりの熱を纏う事になり、自身へのダメージも深刻だが鎧の見た目に反して熱で敵の攻撃が溶けるため防御性能は高め。一方で力のコントロールは一切効かなくなってしまい自身をそのまま焼き続けるか周りに甚大な被害を齎すかになってしまう。
祝融ノ舞 纏魔による膨大な熱を拳に込めて相手にぶつける技。ヤルダバオートのシールドを見事打ち破った。名前の由来は炎帝の娘、祝融から。
炎千切腸葬贄 自身の身体を犠牲にする代わりに、その熱をたった1点に集め放出する大技。名前の由来は炎帝神農が毒薬の毒味をし続けるあまり腸がちぎれて死んだとされることから。自身を犠牲にする代わりに恩恵を受ける、という技に。
シィラ
元ローグの1人。クロム直属の配下。
クァチル・ウタウスを信仰する集団により呼び出されたクァチル・ウタウスに触れたものを老いさせる能力を与えられる。
しばらくその能力をコントロール出来ず、人との関わりを絶っていたがそこをクロムに救われコントロールの方法も覚えられた。
自身を救ったのがクロムの異常な程の強さ故だった為、クロムの強さには尊敬の念を抱いており、これを少しでも馬鹿にする相手には容赦しない。
クロムを倒した舜については、舜本人も異様な強さを持っている事と、クロムの強さを認めた上でクロムの内面まで見抜いてくれていた為、心を許している。
邪神の力により歳も取らないため12歳のままだが、生まれてからは21年経っている。
能力は強麻痺 シィラという名前もこのマヒマヒという名前も魚のシイラから取られている。相手を麻痺させるのは読み方が麻痺だなぁって所から。
シュヘル
元ローグの1人。クロムに最も忠誠を誓っていたと称される男。
兄もクロムも舜が殺しているため、恨みはあるものの、舜という人間を見た結果責める気は失せた模様。
アンガス・バルトリーニ・クローヴィス
元ローグ。
それぞれの頭文字がABCとなり、舜からはバスターズと名前がつけられた。某カードゲームネタ。
アンガスのみ、舜を助けた英雄となり死亡。
戦いでの活躍はめぼしくないが、これでもローグの上澄みの方。
それだけアウナリト組のメンバーが強い。
ターガレス・デイム
ビャフーストで登場する2人組。ターガレスが玄武を、デイムは朱雀と契約している。
元々は仲良し5人組であり、レイガとあと2人と仲が良かったが、その内1人が殺されたことにより関係が消滅。
デイムは魔力のかなり低いターガレスを守るためにビャフーストの騎士として、ターガレスは無能力者を守る為の頭として一時期すれ違いを起こしていた。
珍しく主人公ヒロイン組でもないのに曲をイメージして創られたキャラであり、モチーフにした曲はプライド革命。
デイムの名前の由来は女性の騎士の肩書き。
ターガレス・・・?なんか由来あった気はする・・・(メモに残ってなかった)
トワ
リエーに逃げ込んでいた無能力者。無能力者がどんなに能力者との差があるかを書こうとしてたらド根性だけで大活躍をするキャラと化した。クトゥルフ戦でもノフ=ケー戦でもヤルダバオート戦でも必要な存在になってるのおかしいなぁ・・・。
クトゥルフ戦では彼女が包丁で攻撃していた事により、復讐鬼と怜奈が動きやすくなっていました。(それ故2人のが先に身体の青い石を壊している。)
元々はイパノヴァの為に考えた別世界線のキャラとして思いついて、じゃあこちらにも出すかと。
名前はもちろん永遠から。
別世界線ではヒロイン候補であり、モチーフにする楽曲はヒカリヘ。
ダゴン
まんまダゴン。かつて神として扱われていた存在であり、悪魔として見られた存在でもある。
更にクトゥルフ神話のダゴンとも同一視。
そして何故か女神になった。パって闇から光に変わる神で思い付いたビジョンが女神だったからという理由だけで。
邪神形態と人形態と女神形態を自由に行き来出来る。
ちょくちょくウルトラ〇ンネタを挟まれる女神。
ショワッチと言いながら八つ裂きなんちゃらもどきを投げたり、ダゴンコールを受けたり。
人間の事が好き。元々護る存在から更に自身を神に戻してくれた故にそりゃもう大好き。
女神形態での必殺技は漁師の串
神話にてヤミン人を漁師の串に刺して焼こうか?って約束した事から。読み方も焼かれた・供物とかそんな意味 (だったはず)
質問とかあったら幾らでもどうぞ!
Twitter(現X)にて返答します!→ @hosiwoyumemite




