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✔ 3.宿泊室 1 〜 ティータイム 1 〜


 セロフィートはマオに「 こくみんぜんいんらっした 」とったが、じっさいにはんでいない。


 くにすんぜんこくみんたちぜんいん、セロフィートのてんほうで≪ ダンジョン ≫のなかにある《 合成獣キメイラらくえん(パラダイス) 》へてんされてしまったからだ。


 すべてのこくみんはスッテンテンのぱだかじょうたいで《 合成獣キメイラらくえん(パラダイス) 》で合成獣キメイラおびえなからほそ(ぼそ)きることになった。


 1年(360にち)に1合成獣キメイラにとってのとくべつ── 『 合成獣キメイラうたげ 』 ──に、われるためエサとしてきるのである。


 じつをマオはいっしょうがいことはないだろう。


──*──*──*── 宿泊室


 さんちょうから宿しゅくはくしつもどってたセロとオレ。


 じゅんばんたんじょうたいのままたおあずじょうたいになっていたお茶の時間(ティータイム)をセロとすることになった。


 セロとお茶の時間(ティータイム)をしたいってしたのはだれでもないオレだけど、しょうじきって、あんなのをけられあとお茶の時間(ティータイム)なんてするにはなれない。


 ぜんかいかぎりをくしてきゅうむしばじんるい──とはうけど、くにこくみんたちきゅうがいあたえているとはおもえない。


 セロだって、『 がくじゅつはってんさせられないにんげんがいです 』ってってたのに……!!


セロフィート

「 マオ、此方こっちてください 」


マオ

なんだよ? 」


セロフィート

これべてください 」


マオ

なにべろって? 」


 オレにかってまねきをするセロのそばくと、セロのてのひらうえちいさなひとくちクッキーみたいなのが1つだけコロン…とっていた。


 う〜〜〜ん…………クッキーのうえには、 “ わたしべて ” っとがホワイトチョコレートでかれている。


 ………………オレはあやしくもしそうなクッキーらしきものっていた。


 ぜったいべたらなクッキーだ!!


 くにまよんだしょうじょが、べたクッキーにてるんだ!


 たしか、しんたい(からだ)おおきくなっちゃったんじゃなかったかな??


 あぶないクッキーだ・ぞ★


 セロはなにかんがえて、オレにあきらかにぶっそうなクッキーをべさせようとするんだよ!


 …………しかして、これやくそくやぶったオレにたいするばつなのか??


 これなにプレイだっ?!


マオ

「 セ…セロ…さん……これまずいクッキーなんじゃ…… 」


セロフィート

なにいます。

  しいひとくちクッキーです。

  マオにあじをしてしいだけです 」


マオ

あじ??

  ほんあじだけなのか? 」


セロフィート

とうぜんです。

  あじするのいやです? 」


マオ

「 ……い、いやじゃ…ないけど…… 」


セロフィート

「 マオ、『 あ〜ん 』してください 」


マオ

「 あ…あ〜〜〜〜ん──(////) 」


 オレはセロの『 あ〜ん 』にられてくちけてしまった。


 すきにセロはオレのくちなかにクッキーをれてた!


 おもわずオレはクッキーをべちゃったよ!!


 サクッとしてなかからチョコレートのあじがした。


 どうやら、クッキーのなかにトロリとしたチョコレートがはいっていたみたいだ。


 モサモサしてなくてやすいクッキーだった。


セロフィート

べましたね? 」


マオ

べちゃったよ!!

  いきなりくちなかれるなんてきょうだろ! 」


セロフィート

「 はいはい。

  つぎくびこれけます。

  うごかないでください 」


 そうったセロがっているのは、くび…………かな??


 ジャラジャラとぶっといくさりいるくびだ。


 なんで……くび??


 オレのくびけるってった?


 なんでだ??


 なんことを1もん(もん)かんがえているあいだに、オレはくびくびけられてしまった。


マオ

「 ちょっ──なんのつもりだよ、これは!?

  はず──ヒック……ヒック…ヒクッ??」


 きゅうにシャックリがた!


 しかも、のシャックリはなかなかまってくれない!!


 いったいなんじゅっかいシャックリをかえしただろう。


 オレはシャックリのしぎでつかれてしまった。


セロフィート

せいこうしました♪ 」


マオ

なにせいこうしたんだ? 」


セロフィート

「 フェンリルになれるかのけんです 」


マオ

「 じ…けん?! 」


セロフィート

「 マオのあいはくろうフェンリルではなくこくろうフェンリルのようですね 」


マオ

「 な、なにってんだよ…。

  こくろうフェンリルって……、なんだよ!? 」

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