☀「 セロ 」アレンカルダ大陸 ／ ライナノットの街 ／ 自称★名探偵セロッタ・ホームスの迷宮事件簿

ライナノットの街 「 二日目 」

✔ ２．宿泊室 ２ 〜 号外を読もう ２ 〜

セロフィート

「 事（じ）件（けん）が起（お）きてしまった以（い）上（じょう）、行（い）くしかないでしょう 」

マオ

「 …………何（なん）で起（お）きちゃうのかなぁ…。

　 ──事（じ）件（けん）が起（お）きたなら、ケレディさんは先（せん）輩（ぱい）達（たち）に笑（わら）われなかったかも知（し）れないな 」

セロフィート

「 そうですね。

　 残（ざん）念（ねん）です… 」

マオ

「 …………本（ほん）当（と）に残（ざん）念（ねん）そうな顔（かお）するなよぉ… 」

セロフィート

「 残（ざん）念（ねん）なのは事（じ）実（じつ）ですし 」

マオ

「 セぇロぉ〜〜〜〜 」

　全（まった）くもう、セロは〜〜〜。

　だけど……セロは『 昨（さく）夜（や）(木曜日（エーイタ）)は、エレファント・ザ・リッパー事（じ）件（けん）は起（お）きてない 』って言（い）ってた。

　だから──って訳（わけ）じゃないけど、セロは『 エレファント・ザ・リッパー事（じ）件（けん） 』が起（お）きた事（こと）を知（し）らないと思（もお）う。

　セロだって何（なん）でも彼（かん）でも知（し）ってる訳（わけ）じゃないんだよな〜〜〜。

セロフィート

「 号（ごう）外（がい）の内（ない）容（よう）は分（わ）かりました。

　マオ、そろそろ『 いいこと 』しましょう 」

マオ

「 う、うん…。

　 そうしよう（////）」

　セロから直（じき）々(じき)のお誘（さそ）いだ（////）

　オレは号（ごう）外（がい）を折（お）り畳（たた）むと、枕（まくら）の下（した）に入（い）れた。