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✔ 2.飲食街 2 〜 季節外れの冬将軍 2 〜
セロフィート
「 雑用係りの様な新人扱いはされなくなるでしょう。
ケレディさんにとっても悪い話ではないと思いません? 」
マオ
「 手柄をケレディさんにあげちゃうのかよ? 」
セロフィート
「 目の前に餌をぶら下げられた馬と同じです 」
マオ
「 セロ…。
ケレディさんを馬と一緒にするなよ… 」
セロフィート
「 馬の方が未だ可愛いです。
人間は欲深く強欲です。
御褒美や有益な情報をチラ付かせなければ飛び付きませんし。
馬より質が悪いです 」
マオ
「 ………………。
否定はしないけど…。
ケレディさん、忙しいと思うんだけどなぁ… 」
セロに目を付けられたら大変な思いをする羽目になるのは、既に学習済みだから、ケレディさんを不憫に思う。
明日、セロにコキ使われて苦労するんだろうなぁ…。
オレだって、ケレディさんの心配をしてる場合じゃないんだけど…。
オレとセロは他愛のない話をしながら《 飲食街 》を出た。