表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
273/286

10.街中 2 〜 辺り一面の…… 3 〜


──*──*──*── 街道


──*──*──*── 結界魔法陣の外


 からりたオレは、ひかりはなけっかいほう(マジカル)じん(サークル)ちかいた。


 けっかいほう(マジカル)じん(サークル)なかにはたくさんひとたちた。


 どうやらけっかいほう(マジカル)じん(サークル)かいみんまもためられているみたいだ。


 けっかいほう(マジカル)じん(サークル)なかていると宿やどぬし(おっちゃん)姿すがたもあった。


 かったぁ!


 だったんだな。


 だけど、セロの姿すがたたらない。


 セロはるんだろう?


 オレはけっかいほう(マジカル)じん(サークル)はいって、宿やどぬし(おっちゃん)こえけることにした。


 宿やどぬし(おっちゃん)ならセロがなんけっかいほう(マジカル)じん(サークル)なかないのかってるはずだ。


 …………ぶん!!


──*──*──*── 結界魔法陣の中


マオ

「 ──おっちゃん!

  どうしてこんなところるの? 」


宿主:デクスラ

「 おぉっ、マオくん?!

  マオくんこそ、どうしてるんだい? 」


マオ

「 オレはセロをさがしてるんだ。

  チェックアウトをしにったきり、ちっともしょくどうもどってないもんだから。

 おっちゃん、セロをらない?

 けっかいなかにはないみたいだし… 」


宿主:デクスラ

「 セロッタさんなら、さっきまでたよ。

 ひとあしちがいだね… 」


マオ

「 セぇロぉ〜〜〜〜っ!!

  オレがるのにぃ!

  1かっうごいてばっかだな! 」


宿主:デクスラ

「 マオくん…。

  セロッタさんをめないでくれ。

  セロッタさんはわたしたちためおとりになってくれたんだ… 」


マオ

おとりぃ?!

  セロが?? 」


宿主:デクスラ

「 そうだよ…。

  ──たしかにセロッタさんはチェックアウトをしにけカウンターにたよ。

  チェックアウトをえたあと、アがいてね──。

 『 ひとがほしいからつだってほしい 』ってばれたんだ。

  わたしだけでくつもりだったけど、セロッタさんもいっしょてくれることになってね… 」


マオ

それで…、きりひどなかをこんなところまで? 」


宿主:デクスラ

きり

  きりなんててなかったよ 」


マオ

「 えぇっ?!

  オレが宿やど(カラクザてい)たら、あたいちめんすごきりだったよ!

  だから、うえはしってたんだ 」


宿主:デクスラ

「 そうなのかい? 」


マオ

「 おっちゃん、セロはなんってた? 」


宿主:デクスラ

「 『 なにきてもなかからないように 』とわれたよ 」


マオ

ないほういよ。

  かまきりとんがったいしたこんちゅうがウジャウジャいるからね! 」


宿主:デクスラ

なんだいそれは?? 」


マオ

「 オレもからないんだ。

  はじめてるし。

  そらぶし、きょうぼうだから、けっかいほう(マジカル)じん(サークル)からないようにして! 」


宿主:デクスラ

「 マオくんはどうするんだい? 」


マオ

「 オレはセロをさがしにくよ。

  おっちゃん、セロはどっちにったの? 」


宿主:デクスラ

「 セロッタさんは、こうにったよ。

  セロッタさんはぎんゆうじんなのに…。

  1だいじょうなのかしんぱいだよ… 」


マオ

「 おっちゃん、セロならだいじょうだよ!

  セロはほう(マジック)使つかえるぎんゆうじんなんだ!

  オレのけんじゅつけいだって、セロがしてくれてるんだ! 」


宿主:デクスラ

「 そうなのかい?

  それすごいね。

  ひとけにらないもんだねぇ 」


マオ

「 おっちゃん、おしえてくれてがとう!

  オレ、くよ 」


宿主:デクスラ

「 マオくん…。

  くれ(ぐれ)けてな 」


マオ

「 うん!

  セロともどってるよ 」


──*──*──*── 結界魔法の外


 宿やどぬし(おっちゃん)はなしえたオレは、けっかいほう(マジカル)じん(サークル)ると、おっちゃんがおしえてくれたほうこうかってはしった。


 セロにえるといいんだけど……。


 いや、なになんでもわないとだ!


 オレをんでくれたらいいのに、だまってくなんて、なにかんがえてるんだ!!


 みずくさことしないでほしい!


 はしっていると、ドガゴガゴォォォォン──ってばくおんこえた。


 オレはいそいでばくおんのしたほうはしった!


 セロがまれてなければいいんだけど!


 またきりた?!


 きりばくおんこえにくくなった。


 せっかくセロにちかけたとおもったのに!!


 まえんだらへんしてくれるかな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ