9.宿屋 36 〜 食堂 2 〜
セロが素直に作ってくれるとは限らないけどな〜〜〜。
セロの機嫌を損ねない様に頼まないと──だな。
また、どっかの国を滅ぼされても困るし!!
セロの機嫌を損ねない様に、どうやってセロに頼むかを考えていると、宿主の妻が手作りのサンドイッチを運んで来てくれた。
宿主の妻
「 お待たせ、マオちゃん。
皆で作ったんだよ。
マオちゃんは食べ盛りだから、此くらいは軽いだろう? 」
マオ
「 有り難う、おばちゃん 」
宿主の妻
「 お代わりが欲しかったら遠慮しないで言うんだよ 」
マオ
「 う、うん… 」
テーブルの上に置かれた2枚の大皿には美味しそうなサンドイッチが丁寧に盛り付けられている。
色んな具材が使われていて、飽きない工夫がされている心遣いが嬉しい。
オレは2枚の大皿のサンドイッチを平らげると、お代わりをした。
勿論、ミルクティーもお代わりした。
サンドイッチを食べ終わった時に時計を見たら、15時を過ぎていた。
セロを探さないとだ!
席を立ったオレは、おばちゃんに御礼を言った。
宿主の妻
「 マオちゃんは此から出掛けるのかい? 」
マオ
「 セロを探そうと思ってるんだ 」
宿主の妻
「 セロッタさんかい?
昼食には来てたけどねぇ… 」
ウェイター
「 遊戯室に居るんじゃないですか?
昨日も遊戯室に居たみたいですし 」
マオ
「 遊戯室??
そう言えば遊戯室で手品を披露してた──って言ってたよな…。
有り難うな、兄ちゃん!
オレ、遊戯室に行ってみるよ! 」
ウェイター
「 会えるといいね 」
マオ
「 うん! 」
オレはウェイターの兄ちゃんに御礼を言ってから、食堂を出た。




