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9.宿屋 23 〜 宿泊室 11 〜

「 九日目 」の始まりです。


──*──*──*── 金曜日・朝


マオ

「 〜〜〜〜〜んぅ〜〜…… 」


 …………しんたい(からだ)がダルい。


 しかしなくても…これは、ふくようなのか??


 オレはベッドのなかあたまこしあたりをさわってみた。


 けものみみしっが、ちゃんとえているかかくにんをするためだ。


 ついでにかみながいままなのかかくにんした。


 もとみじかかみもどってるといいんだけど……。


 けものみみしっは、ちゃんとえていたし、かみみじかくなっていた。


 ふぅ……。


 えず、ひとあんしんだ。


 オレはベッドのなかでモゾモゾとうごいてみた。


 セロがない…??


 しかして、オレは…またごしちゃった??


 のう(木曜日エータイ)まい?!


 オレはガバッとがった。


マオ

「 ──セロ! 」


 とうぜん、オレはセロのまえんだ。


 だって──、あんだし!


 やっぱり、オレがきるまでそばてほしいわけで…(////)


セロフィート

「 どうしました? 」


マオ

「 セロ〜〜(////)

  てくれたんだな! 」


セロフィート

ますけど? 」


マオ

いまって…ゆうがたじゃないよな?? 」


セロフィート

ぜんの5まえですけど? 」


マオ

「 5まえ??

  ほんに?? 」


セロフィート

ウソいてどうします? 」


マオ

「 …………ですよね…。

  じゃあ、もうすこててもいいよな? 」


セロフィート

きれるしんがあるならどうぞ 」


マオ

「 ……こしてくれないのか? 」


セロフィート

「 はて?

  、ワタシがマオをこさなければいけません? 」


マオ

「 デート!!

  デートするんだろ! 」


セロフィート

「 …………したいならワタシはかまいませんけど… 」


マオ

「 へ?

  セロはオレとデートがしたくないのかよ?

  わざ(わざ)にちをズラしたじゃんか! 」


セロフィート

「 “ そんな姿すがた ” のマオとはデートはないでしょう? 」


マオ

「 そんな姿すがた??

  『 そんな姿すがた 』って、どんな姿すがただよ?

  っとくけど、けものみみしっも、ちゃんとえてるし、かみだってみじかくなってるだろ! 」


セロフィート

「 そうですね。

  のう(木曜日エータイ)ふくようえてます 」


マオ

「 だったら、なにが────うわきゃ!? 」


 オレはだんしてベッドからちた。


 い゛っ…てぇ……。


セロフィート

だいじょうです? 」


マオ

「 ……おもってないだろ… 」


セロフィート

おもってます 」


マオ

おもってるなら、オレをえよぉっ!! 」


セロフィート

「 ちゃんとてました。

  ベッドからちたマオ、わいかったです♪ 」


マオ

うれしそうにわらうなぁっ(////)」


セロフィート

「 だって… 」


マオ

「 『 だって 』じゃ、ないよぉ!

  もおっ…… 」


 オレはたいせいととのえてがった。


 あれ……なんへんだ??


 セロって……あんなにたかかったっけ??


 いや……もと(もと)、セロはたかかったけど……。


 だけど……。


 …………やっぱり…なんへんだ…。


マオ

「 セロ──…………うん?? 」


 オレのかいうつったのは、なに姿すがたうつ()ぶん()姿すがただった。


マオ

「 ──なっ…なん……なんだよ、これぇっ!! 」


セロフィート

「 どうしました? 」


マオ

「 『 どうしました? 』 じゃ、ないだろ!!

  これなんだよ!!

  なんでオレ、ちいさくなってるんだよっ!! 」


セロフィート

ふくようまってます 」


マオ

ふくようっ?!

  ふくようかみびただけじゃなかったのかよ!! 」


セロフィート

それくすりこうぞくしているあいだふくようです 」


マオ

こうぞくしているあいだふくよう??

  ──じゃあ、これなんふくようだよ! 」


セロフィート

こうれたあとふくようです 」


マオ

「 はあ??

  こうれたあとふくよう??

  ……それって、ぜんしんおもダルくなったり、しんたい(からだ)うごかせなくなったりするアレか? 」


セロフィート

「 そうです 」


マオ

「 オレのしんたい(からだ)ちいさくなったのも こうれたあとふくようなのか?? 」


セロフィート

「 そうってます 」


マオ

まえふくようよりもあっしてるじゃないかよっ!! 」


セロフィート

ようですね 」


マオ

「 ……おもしろがってないよな?? 」


セロフィート

「 まさか… 」


 セロは、ふわり…とほほんでくれた。


 ……ぜったいおもしろがってるとおもうんですけど!!


 オレは姿すがたうつおさなよう姿になってしまったぶん姿すがたをマジマジとめる。


 ──うわぁ……ほんしんたい(からだ)ちちんでるよぉ…。


 こんなないことかんたんこっちゃうのかよ…。

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