✔ 1.食堂 5 〜 美味しい夕飯 5 〜
だけど、何もしないで諦めるなんて……、オレはしたくない。
何かオレに出来る事はないのかな……。
セロは探す気はなさそうだし……。
何とかして、セロをやる気になせないとだよな!!
オレは目の前の串揚げを平らげた。
セロはオレの食べっぷりを見て微笑んでいる。
〈 皇 〉── になる前のだけど ──を探す様な魔法をオレは使えない。
セロは『 探し出せない 』って言ってるけど、本当に探せないとは思えない。
セロは初めから〈 皇 〉を探す気が無いんだ。
〈 皇 〉になる前だから未だ〈 皇 〉じゃない訳だし、何て呼ぶんだろう?
セロに聞いてみようかな?
セロフィート
「 ──マオ、先に宿泊室へ戻ってください 」
マオ
「 え?
セロは? 」
セロフィート
「 ワタシです?
チラシの申し込み用紙を出してから戻ります 」
マオ
「 其ならオレが書くよ!
オレの名前だし 」
セロフィート
「 マオ……。
君、アレンカルダ文字を書けます? 」
マオ
「 えっ??
…………書けません… 」
セロフィート
「 ワタシしか書けないでしょう? 」
マオ
「 お願いします…(////)」
夕食を終えたセロは、チラシを持って受け付けカウンターへ行ってしまった。
オレは1人で宿泊室に戻る事になった。
其の前にオヤ
──*──*──*── 受け付けカウンター
──あれ?
セロが居
もう名
従業員
先
マオ
「 オ
オレは受




