表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
221/286

✔ 8.宿屋 4 〜 宿泊室 4 〜


マオ

「 ………………うぅん…………セぇ…ロぉ〜〜〜…… 」


 マオのごとへんはない。


 セロフィートにじゅくすいほう(マジック)けられているマオは、ベッドのなかでモゾモゾとがえりをちながらねむつづけていた。


 なんかのごとつぶやいたのあとかべけられているけいおとらす。


 4かいおとむと、宿しゅくはくしつはシーン……としずまりかえっていた。


 おとがするとえば、あまおとだろうか。


 シトシト…とりのあまおとではなく、ザァーザァーとつよおおぶりりのあまおとだった。


 とおくのほうそらでは、ゴロゴロ…とおとっている。


 マオがセロフィートとデートするていでいた木曜日エータイは、デートよりではなく、あいにくてんだった。


 マオはなになにらずにベッドのなかねむりこけている。


──*──*──*── 1時間後


 けいから5かいおとんだあと、マオにけられていたじゅくすいほう(マジック)けた。


 しばらくして、マオはベッドのなかます。


 モゾモゾとベッドのなかうごいているとぶんがいだれないこといた。


マオ

「( …………セロがない?? )

   ……オレをほうってほんでもんでるのか?? )

  ──セぇ〜ロぉ〜〜〜…… 」


 ベッドのなかでモゾモゾしながらオレは、セロのまえんだ。


 だけど、れだけってもセロからのへんはなくて……。


 なんなん鹿みたいにセロのまえんだけど、セロはへんをしてくれない。


 オレよりほんほうだいなのかよっ!!


 セロらしいってえば、セロらしいけどさ!


 かたいからオレはベッドからことにした。


 ほんはセロにやさしくこしてもらいたかったんだ。


 「 マオだけのセロフィートです 」っていながら、かみでてほしかった。


  けっきょくだ…、オレのおもいはいっぽうつうこうなんだよな……。


 昨日きのう(水曜日ウーセス)はさ 、けっこうイイかんじのデートがたんじゃないかっておもったんだ。


 セロときょちぢまったんじゃないかって……たいしてたんだけどなぁ……。


 セロはあいわらずかよぉ〜〜〜。


 けいが5かいってたから、いまぶんじゃないかな。


 きたらおんせんはいって、たくととのえたら、あさ(モニング)べて、デートでしっぱいしないようしっかりとデートプランをなおして、あたまたたむんだ。


 今日きょうはセロといっしょおんせんはいりたい!!


 ベッドからかおしたオレは、しつないだれないこといた。


 セロはなかった。


 るんだよ!!


 しかして……おんせんはいってるとか?


 たくっ……、おんせんはいるなら、オレをこしてくれたらいいのに!!


 布団ぶとんめくると、オレはぱだかだった。


 しかして……オレがちゃったあとに、セロがオレに『 いいこと 』してたのか??


 だって、きたらぱだかになってるときは、だいたいが『 いいこと 』をしたあとだからだ。


 そうじゃないときたまにはあるけど……。


 セロのやつ──、オレになにしてくれたんだろう??


 もうっ(////)


 こしてくれたらいいのにっ!!


 ベッドのとなりにはサイドテーブルがあって、うえにはていねいたたまれたバスローブがかれていた。


 オレのためにセロがいてくれてるバスローブにうでとおしてったら、セロがはいってるかもれないおんせんちょっこうすることにした。


 スライドするドアのにぎったら、ドアをスライドさせてせんめんだつしつはいった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ