✔ 7.商店街 3 〜 セロッタ・カンパニー 3 〜
セロフィート
「 マオの欲しがりさん 」
マオ
「 え…?? 」
オレの手から2枚のエプロンが消えた?!
──と思ったら、セロが持っていた。
マオ
「 セロ?! 」
セロフィート
「 マオとお揃いのエプロンは未だ持ってませんでしたね 」
マオ
「 え…う、うん…… 」
セロフィート
「 折角ですし、買いましょう 」
マオ
「 えぇっ?!
か…買うの?? 」
セロフィート
「 ワタシとお揃いのエプロンは要りません? 」
マオ
「 …………欲しい…です(////)」
セロフィート
「 買っても問題ないですね? 」
マオ
「 う、うん……。
ない…けど…… 」
セロフィート
「 お揃いのエプロンを付けて、一緒に料理しましょう 」
マオ
「 えっ…… 」
セロフィート
「 どうしました? 」
マオ
「 どうもしないけど…(////) 」
まさか…セロの口からオレの願望と同じ言葉が聞けるなんて……。
若しかしなくても、セロとオレは通じ合ってるのか?!
嬉しいんですけどっ!!
オレが心の中で歓喜に浸ってる間、セロはエプロンの支払いを済ませていた。
セロがエプロンを買ってくれたみたいだ。
態々オレの為にセロが…(////)
セロフィート
「 マオ、行きましょう 」
マオ
「 うん!
紙袋はオレが持つよ! 」
セロフィート
「 必要ないです。
宿泊室に送りますし。
マオの紙袋も貸してください 」
マオ
「 うん 」
オレはクッションキットの入った紙袋をセロに手渡した。
セロは其の場で魔法陣を発動させた。
セロが持っていた紙袋は、宿泊している宿屋の宿
沢
セロと一




