✔ 7.セロッタ・ミュージアム 30 〜 セロッタ・カンパニー 3 〜
──*──*──*── 通路
マオ
「 セロ!
昆虫採集の擬似体験して来たぞ!
セロカ君バッジ貰えたよ! 」
セロフィート
「 良かったです 」
マオ
「 セぇロぉ〜〜〜!
オレに大事な事、言い忘れてただろう! 」
セロフィート
「 何をです? 」
マオ
「 ★5の昆虫を捕まえれたら、其の昆虫のバッジが貰えるらしいじゃないか!
何で教えてくれなかったんだよ〜〜。
教えてくれてたら、頑張って★5の昆虫を集めたのに! 」
セロフィート
「 マオが欲しいのはセロカ君バッジでしょう 」
マオ
「 そうだけど…… 」
セロフィート
「 魚釣り疑似体験と採掘疑似体験も出来ますけど行きます? 」
マオ
「 セロカ君バッジは貰えるのか? 」
セロフィート
「 貰えます 」
マオ
「 じゃあ、行く! 」
セロフィート
「 案内します 」
セロはオレに手を差し伸べてくれた。
オレに対して全く悪いと思ってないみたいだ。
確かに、オレはセロカ君の事しか頭に入ってなかった。
だから…セロを責めるのは違うと思う。
オレはセロが差し出してくれた手を掴まず、セロの腕を掴んだ。
オレは自分の両腕をセロの左腕に絡めた。
セロフィート
「 マオ…? 」
マオ
「 …………御免…。
セロは悪くないのに…。
オレ…… 」
セロフィート
「 マオ…。
君が謝る事ないです 」
マオ
「 そう言う訳にはいかないだろ…。
八つ当たりしちゃった訳だしさ… 」
セロフィート
「 マオ…。
君は良い子ですね 」
マオ
「 良い子って…(////)」
セロフィート
「 マオ、魚釣り疑似体験と採掘疑似体験はどちらから行きます? 」
マオ
「 魚釣り疑似体験に行った後で採掘疑似体験に行こうかな? 」
セロフィート
「 分かりました。
行きましょう 」
セロはオレの歩幅に合わせて歩いてくれる。
オレはセロと一緒に魚釣り疑似体験の出来る場所を目指して歩き出した。