表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
189/286

✔ 7.セロッタ・ミュージアム 23 〜 セロッタ・ベーカリー 2 〜


セロフィート

いもうとあにわいわがままうのとおなじです 」


マオ

たとえは、いもうとじゃなくておとうとにしてくれよ… 」


セロフィート

「 ふふふ♪ 」


マオ

わらうなよ〜〜。

  まさかわざとか? 」


セロフィート

「 いえ…マオのくちまわりが……ふふふ♪ 」


マオ

「 な、なんだよ?

  わらうなよ! 」


セロフィート

「 だって……(////)

  かがみくちまわてみます? 」


 クスクスとこえこらえてわらってるセロは、オレにしきかがみされた。


マオ

がとな… 」


 セロからったたたしきかがみて、オレはおもわずこえげてしまった。


セロフィート

かがみがどうしました? 」


マオ

「 だって…、たたしきかがみには……セロカくんのデザインがはいってるんだ!

  セロカくんの…かがみ…!!

  こっこれかがみはオレがもらってもいよな? 」


セロフィート

しいです? 」


マオ

「 う、うん!

  ほししいです!! 」


セロフィート

それです、マオ 」


マオ

れ?? 」


セロフィート

「 マオはとき(どき)ワタシにけい使つかいますね 」


マオ

「 そう…だけど…… 」


セロフィート

どもらしく『 これかがみはオレのだから! 』とわがままってください 」


マオ

どもうな!

  ……そんなことわれても…、 “ けい使つかうな ” ってのはだよ。

  だってさ、セロはオレよりとしうえなんだし…… 」


セロフィート

としうえのマーフィにはタメぐちでしたけど? 」


マオ

「 マーフィはぞく(ファミリー)だし!

  マーフィはオレにとってあにみたいな…ちちおやみたいな…もんだったし。

  ぞく(ファミリー)けい使つかうのはオカシイだろ? 」


セロフィート

「 マオ…、ワタシもぞく(ファミリー)でしょう?

  それともワタシはマオのぞく(ファミリー)ではないです? 」


マオ

なにってんだよ。

  セロもオレのぞく(ファミリー)まってるだろ!

  ふうだし…(////)」


セロフィート

「 ワタシにけい使つかうのめてくれます? 」


マオ

それは……。

  ──そ、そううセロはどうなんだよ 」


セロフィート

「 はて?

  どう、とは? 」


マオ

「 セロはもオレにけい使つかってるじゃないか!

  オレにうならセロだって、オレにけい使つかってはなすのめろよな!

  ──ないだろ!

  だから、オレにうなよ! 」


セロフィート

「 マオ… 」


マオ

「 ……かべつくってるのは、オレじゃなくて──、セロのほうだよ! 」


セロフィート

「 …………。

  マオ…、きみはワタシのおんじんです。

  きみ(マオ)にはおんがあります。

  ワタシはきみ(マオ)そんちょうしたい。

  ワタシがきみ(マオ)けい使つかうのは、きみ(マオ)たいするけいあらわれです。

  マオ…、きみはワタシのけいていしたいです? 」


マオ

「 えと……それは…(////)

  おんじんってっても、もうずいぶんむかしことだろ?

  うちめただけだしさ…。

  おんかんじるほどことでもないってうか…(////)

  してやけいだなんて…(////)」


セロフィート

「 ふむ?

  それは “ めいわく ” とことです? 」


マオ

めいわくなんておもってないよ!

  セロがオレにたいして “ おん ” とか “ けい ” をけてくれてるのは──、なおに…うれしい(////)

  めいわくじゃないし、ていだってしないよ! 」


 だけど、「 そんちょうしたい 」ってうなら、もっとオレにやさしくしてほしい。


 とくせんとうちゅうにっ!!


 おうえんするフリしてぼうかんとかしないでほしいっ!!


セロフィート

かったです。

  あんしんしました。

  ──ふはっ(////)」


マオ

「 ちょっ…?!

  なんわらうんだよ!

 かんどうするところじゃないのかよ? 」


セロフィート

「 …………わないでください(////)

  …………ふはっ(////)

  マオ……かがみ……かがみて…………いてください……ふはっ(////)」


 セロはりょうほほあからめながらわらいをひっこらえている。


 なにがそんなにしいんだよ?


 セロのわらいのツボがからない…。


 そうだった。


 オレはみぎにセロがわたしてくれたセロカくんのデザインりのたたしきかがみったままだった。


 オレはうすっぺらくてはこびがのかがみひらいた。


 かがみうつ()ぶん()かおた。


 なんじゃこりゃぁぁぁぁああああああ〜〜〜〜!!!!


 かがみには、セロがわらゆうウソうつわりなくせいかくうつされていた。


 まぁ、かがみだからな。


 オレはテーブルにかれているペーパーナフキンをるとぐにくちまわりをことにした。

◎ 前にも何処かで書いた気がしますが、セロフィートの使っている「 敬語 」は、敬語っぽいけど敬語じゃない「 なんちゃって敬語 」だったりします。

  私自身が「 正しい敬語 」が分からないので、そうしています。

  作中で敬語を使っているキャラの大体が「 なんちゃって敬語 」だと思ってください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ