✔ 5.殺害現場巡礼 2 〜 証拠は作るものです 2 〜
ホームス:セロフィート
「 靴底の型が出来たら無能警部に渡します。
次の殺害現場へ向かいましょう 」
ワトスン:マオ
「 えっ?
足跡を辿らないの?
足跡を辿れば『 エレファント・ザ・リッパー事件 』の殺人鬼達と『 貴族令嬢殺害事件 』の犯人達の居場所が判るかも知れないのに! 」
ホームス:セロフィート
「 慌てないでください。
全ての殺害現場に蛍光ペインキを撒き終えてから向かえば良いです。
蛍光ペインキの付いた足跡は無能警部,ワトスン,ワタシにしか見えてません。
『 エレファント・ザ・リッパー事件 』の殺人鬼達,『 貴族令嬢殺害事件 』の犯人達は自分達の行動経路をワタシ達に知られた事を知りません。
安心してください 」
ワトスン:マオ
「 う、うん…… 」
まぁ、そう言う事なら良いのかな?
タンダレル警部は納得してない様な感じだけど、古代魔法を発動させたセロの転移魔法で、2回目に起きた『 エレファント・ザ・リッパー事件 』の殺害現場へ向かう事になった。
もしかしてだけど、全部の殺害現場に行くつもり…………なんだろうなぁ。
ま、まぁ……娼婦が殺人鬼達に殺害される場面を見なくて良いだけマシだよな?