✔ 4.飲食街 3 〜 セロッタ・ベーカリー 3 〜
☆ ☆ ☆
☆ 祝 ☆ 100話です!!
☆ ☆ ☆
セロフィート
「 マオも食べたいでしょう? 」
マオ
「 うん! 」
セロが〈 器人形 〉に指示を出すと、〈 器人形 〉はテキパキとパンを四角いお盆に取り始めた。
オレは出来立てのセロカを使って支払いをする事にした。
今日は22日だから100Uに1Pしか付かない。
もう2日早かったら100Uに5P付いたのになぁ……。
残念過ぎる!!
オレはセロの家族だし、おまけしてもらえないかな?
駄目元でセロに聞いてみたら、「 マオ……。セコい事を言わないでください 」って言われて呆れられた。
だって、1Pしか付かないなんて、あんまり過ぎるだろ!!
そりゃ…Pは唯のオマケだし、P目当てに買い物する訳じゃないけど……。
器人形:店員
「 セロカをお預かり致します。
今月はマオ様の誕生月になりますので、2P付きますよ 」
マオ
「 えっ??
そうなの??
やったぁ!!
セロ、2Pだってさ! 」
セロフィート
「 良かったですね 」
セロに向かって喜ぶオレに、ニコリ…と微笑んでくれたセロは、オレの頭を撫で始めた。
マオ
「 ちょっ、撫でなくて良いよ!(////) 」
何かあると直ぐにオレの頭を撫でて子供扱いするんだよな!
止めてほしい!
器人形:店員
「 誕生日も同じでしたら3Pでしたよ。
残念でしたね、マオ様 」
マオ
「 ………………其、言う必要ある??
誕生日って言ったら未だ≪ 街 ≫に着いてないんですけど…… 」
器人形:店員
「 念の為です 」
セロフィート
「 2Pでも良いでしょう? 」
マオ
「 まぁ…そうだけど… 」
器人形:店員
「 飲み物は頼まれますか? 」
マオ
「 飲み物?
う〜〜ん、そうだなぁ……。
じゃあ、此をLサイズで。
セロは何れにする? 」
セロフィート
「 マオと同じので良いです 」
マオ
「 じゃあ、同じのをLサイズ2つ! 」
器人形:店員
「 畏まりました。
KRBCのLサイズを2つですね。
お承りました。
マネー払いさせて頂きます 」
会計が終わると、ピロリン──と鳴るみたいだ。
器人形:店員
「 セロカを御返し致します。
食パンは調理が出来次第、テーブル迄お運びさせて頂きます 」
マオ
「 うん。
セロとパンを食べながら待ってるよ 」
器人形:店員
「 では此方へ移動してください。
飲み物をお渡し致します 」
オレは言われた通りに右側に移動すると、別の〈 器人形 〉が注文した飲み物の準備をしてくれている。
表情も仕草も人間みたいに見えるけど、古代魔法で動いてる人形なんだよな…。
全然違和感がない。
魔法陣って何処に付いてるんだろう?
首の後ろには無かったし、前かなぁ?
器人形:店員
「 お待たせ致しました。
KRBCのLサイズを2つです 」
マオ
「 有り難う 」
四角いお盆の上に載せた状態のKRBCを〈 器人形 〉から受け取った。
Lサイズってデカい!
飲みきれるかな〜?
セロが座っている客席を目指してKRBCを溢さない様に慎重に運んだ。
マオ
「 お待たせ、セロ 」
セロフィート
「 有り難う、マオ。
さぁ、食べましょう 」
マオ
「 だな 」
オレは胸の前で指を組んで〈 大陸
マオ
「 いただきます! 」
何
パンに依
オレのお気
8種
パンの色
大