おぃ!プロローグってなんだよ!!
初投稿です。
のんびりゆっくり物語は進行していきます。
しばらく毎日投稿していきます
父は県内で一番の企業の社長で母は専業主婦をしている自慢ではありませんが裕福で一応進学校と言われる学校に通っています。
髪は黒で瞳の黒のごくごく普通の高校生です。ひとつを除いては…。
それは突然でした。
いつものように学校から帰ってきて宿題をしてベッドに寝転がっているときに背中が痒みだしたのです。
「のみ!!?」
あまりにも痒いのでベッドに背中をこすりますが猛烈な痒みがなくなりません。
どうにもならない痒みにドアの柱にゴリゴリしましたが少しひいたぐらいで、まだまだ痒かったので、おじいちゃんの部屋で孫の手を借りることにしました。
おじいちゃんの部屋についたので在籍か確認しましたが不在のようで返事がなかったので、勝手に部屋に入り孫の手を探します。
部屋の隅に100均で買ってきた孫の手がありました。
おじいちゃん曰く「歳とると油っけなくなって乾燥して、すぐ痒くなんじゃー」と部屋には孫の手が3本もありました。
1本ぐらい借りても良いと思い1本借りていきます。
背中をかきながら自室で人心地ついた時でした。
「地震!!」
椅子に座ったままだったので慌てて降りようとしたときに下を見ると円形の魔法陣と世間では言われてる物が見えました。
魔法陣の光がより強くなり目の前は真っ白で何も見えません。
光が収まり目を開けると綺麗で可愛い女性が跪いているではありませんか!!
『かわいいー』
僕と女性の声が重なります。
椅子に座ったままの僕と女性が見つめあいます。
女性は長い金髪を三つ編みして一つに束ね目は碧眼です。
顔立ちは西洋人のような感じでした。
「あ!やばい………」
僕の意識は鼻をつたう熱い血と共に落ちていきました。