プロローグ
※まず、始めに
これは食べ放題の店員達はアホばかり、第二期、第三期と
独りぼっちの最凶、あかりシンフォニア、なにかを追いかけて
この六作を読んでからこちらを拝見してください。
それではどうぞ
雷が鳴った。
その光で見えるのは
宇宙にまでいくんじゃないかというくらいの
長い塔が見える
ここが・・・・私の職場?
私はもらった地図を見てから周りを見渡す
うん。ここだわ。
明らかにブラック企業ですよという感じがする
私・・・・大丈夫かな?
塔の扉を開ける。
普通の会社なら扉を開けたらカウンターとかあるんだろうが
真っ暗でなにも見えない。
私はすみませーんという聞こえないであろう声をだすと
「お待ちしておりました。湯浅美香殿」
いきなり電気がついて、そこにいたのは
私よりも身長は小さいが、その姿は熟練者を気取っていた、女の人だ
この人が社長なのかな?
「はじめまして!今日からお世話になります。湯浅美香です!よろしくお願いします!」
「うむ。私はあなたの世話係に任命された、近藤識ともうします。ここは上下関係はぬるいので、識で構いませんよ」
識さんっと、私の頭の中のメモ帳に書き留める
すると
「おや?新人かい?おお。美香じゃないか。久しぶりじゃのぉ」
聞きなれた声がして振り向くと私の祖父、湯浅慎太郎がいた。
いや、本当は血は繋がってないけどね
そこらへんは食べ放題の方を見てほしい
「あれ?慎太郎さんもここで働いてたの?」
「まぁのぉ。ワシが退屈しない場所はここしかないわい」
そう言って笑う慎太郎さん。
退屈しない・・・・か
そんなことを思ってると
「これより、湯浅美香の身体能力を計りたいと思いますが、準備運動はお済みですか?」
「ほえ?身体能力?準備運動?」
「これこれ識、美香はうちの仕事を知らんから一から教えんと」
「・・・・ならば今唯殿が仕事をしているので見てきたらどうですか?」
「こっちじゃ。ついてこい。美香」
慎太郎さんに連れられるまま塔の30階のところへついた
すると。
「あら?新人?私よりも歳上じゃない?」
高校生くらいの女の子がなんと血のついた刀をもってやってきた
私は小さい悲鳴をあげて慎太郎さんの後ろに隠れる。
「あら、怖がらせちゃったかしら。私の名前は佐藤唯よ。」
「あなたたちの仕事って・・・・」
「察しがいいな。美香。そうじゃわしらの仕事は『殺し屋』じゃ」




