名もなき花に捧ぐ歌

紫陽花（あじさい）

わたし　太陽は　嫌い

ひまわりのように

一途に太陽を見つめて

力尽きて

がっくり首を垂れるのは

嫌なの

曇りの日をよく見て

素敵な雲のおじさまが

太陽に虹をかけるの

やさしい雨が

降ってくるのも

もうすぐよ

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梅雨時の紫陽花は、ほかの花が曇り空に元気なく咲いているところに美しく咲くのは、ちょっと天邪鬼な性格でもあるのかなぁと思います。花の色は控えめなんですが。