出会い
「僕と結婚してください」
「はぁ?」
なんだって?結婚してくださいって言った?
誰がぁ?
すこし巻き戻そう。
いつもとなんら変わらない通勤途中、あえて言うなら学生達が自分のインスタのフォロワーが増えたとかなんとか騒いでいた。
くだらねーって
少しイラッとしてマフラーから口を出し息を吐いた。
白い、、、今日も寒いな。
こんな寒い日はついback numberの曲が頭をよぎる。今まで27年間生きてきたけど、そんな場面も無ければかわいい女の子をしたこともない。いつかやってみたいけど、年齢的にいつまで許されるのかなぁ。
もう私はアウトだろうな。
足早に歩きいつもの改札口を出て、コンビニでカフェオレを買いスタジオに向かう。スタバと言えないとこがお財布事情。
そういつもと同じ。ただちょっと違うのはスマホを持ってきたか不安になって、バックをあさってたところに彼が現れたのだ。
私は無防備に、愚かにも足元から顔まで
「はぁ?」とヤンキーな中学生のように見上げてしまった!
そこには長身、決して悪くない顔。いやかっこいい。
緊張してこわばっていて少し赤らめた頬。
悪い人じゃないみたいってなんで思ったんだろう。
言うまでもなく、もちろん目が合った!
その瞬間ヤンキー顔を物凄く後悔したのは察してください。
そして教えて!この顔の戻し方の正解を!




