あの日見たトマトケチャップに、僕はマヨネーズを混ぜた
いつの頃だっただろうか?
あれは、トマトケチャップだった気がする....。
そんな青春時代の話をしたいと思う。
僕の名前は、藤田。
青春真っ盛りの中学2年生。
そんな彼は今、給食を待ち遠しく待っていたのだった。
藤田「まだかなぁ?まだかなぁ?」
そうしているうちに、給食の時間がやってきた。
藤田「やっと来たぜ!我が僕量産の時間が!!
」
そして、藤田の机に、給食が置かれた。
委員長「ほいっ!これがオメェの飯だ!」
委員長の絆な計らいにより、丁寧に置かれた給食を見た藤田は、叫んだ。
藤田「なに!アメリカンドッグだと!!」
なんと、藤田の給食は、アメリカンドッグひとつだけだった。
しかし、藤田の問題はそこではなかった。
藤田「トマトケチャップに、マヨネーズが着いてねぇやねぇか!」
それを聞いた委員長は、藤田を見下すように呟いた。
委員長「藤田....貴様のマヨネーズは、貰っておいたぜ....」
しかし、藤田は冷静だった。
藤田「ふっ!そんなこともあろうかと、机の中にマヨネーズを隠しておいたのだ!」
そして藤田は、取り出したマヨネーズを、アメリカンドッグに付いていたトマトケチャップの上にぶち撒けた。
そのあと、不気味な笑顔を醸し出しながら、委員長の顔を見て呟いた。
藤田「危険予測が出来るとは、このことだよ!まだまだやな!」
そのあと、すぐに藤田は気絶した。