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053話 アンノウン級武具の性能

「それでは、鑑定させて頂きます。ムムッこれは確かにアンノウン級となっていますね。レジェンドの上にミソロジー、ゴッド、カオス、アンノウンと続くわけですね」


「はい、その順番でレアリティが上がっていきます。アンノウン級武具を作った時に神匠と言う称号を得たので、アンノウン級が最高ランクではないかと思います。」


「これほどの武具だ。試しに使わせてもらって構わないだろうか?」


「グランドマスターなら使いこなせるので試しに使っても構いませんよ。」


「その言い方は、使うには何か条件があるのか?」


「はい、その武具は、神気、妖気、竜気、鬼気、魔闘気が凝縮したもので覆われていますので、それらの気がコントロールできない人は逆にその気でダメージを受けてしまいます。グランドマスターは、コントロールできるようなので大丈夫です」


「そんな事まで分かるのか。まだまだ隠し球を持ってそうだな。いや、いいぞ、秘密にしたい事は秘密のままでな。ギルドはギルド員の自由を尊重するからな。それではギルドの訓練場に移動しようか」

     ・

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「さて、武具の性能をどうやって確かめようか、考えてなかったな」


「魔物召喚で適当な魔物出しましょうか?」


「魔物召喚、その手があったか。何かあってもUランカーがいるから大丈夫だな。まずは切れ味からだな、固くて手こずった敵と言えば、アダマンタイトタートルだな。行くぞ何かあったら、サポートしてくれ」


 グランドマスターがアダマンタイトタートルを召喚した。


「あの時は随分と苦労したが、今回はどうかな?」


 そういって、アダマンタイトタートルに斬り掛かる。その分厚く固い甲羅に弾かれるのではないかと思いながら刀を振り切った。手応えが無いな、避けられたか、と思った瞬間、アダマンタイトタートルの悲鳴が響いた。あまりにも切れ味が良すぎて、空気を切った感触とほぼ変わらなかったのである。


「何だこの切れ味は、切れ味が良すぎて外してしまったのかと思うほどだったぞ。おっと、とどめを刺しておくか。」


「もう死んでますよ。即死攻撃が効いたのでしょう。他にもドラゴンブレスなんかが使えますよ」


「そうか、もう一度アダマンタイトタートルを喚ぼう。今度はブレスの威力を確認だ」


 そう言ったグランドマスターは再びアダマンタイトタートルを召喚した。ブレスを発射しては、治癒ブレスで治すと言う事を繰り返し、最後は雷ブレスでとどめを刺した。


「次は防御面だな、何がいいかな?」


「ヤマタノオロチなんてどうですか?ブレスも使ってきますし、攻撃力も高いですよ。」


「それじゃあ、そいつを頼む。確かヤポニースの天災魔物だったな。今年出現年じゃなかったか?」


「ついこの間、ハルカが単独で倒しましたよ。これらの武具と強さを手に入れる前です。だからそれ装備してれば余裕ですよ。じゃあ行きます」


 ヤマタノオロチが現れた。効率よく武具の検証をしてもらうため、マリオネットで操る。八種類のブレスがグランドマスターを襲う。予め拒絶は切ってもらっている。どのブレスも武具により無効化される、というか属性攻撃なので吸収される。


「無効化じゃ無かったのか?吸収したぞ」


「ヤマタノオロチのブレスは属性ブレスでしたね、うっかりしてました。属性吸収の方が働いたようですね。魔法で、試してもらおうと思っていたのですが」


「属性吸収、5属性だと、もしかして光属性もか?」


「はい、全属性吸収となっております」


「魔法は後で試させてもらおう。それじゃあ、こいつに止めささないとな。確か首を同時に切り落とさないと、死なないんだったな。なかなか面倒だな」


「幻魔剣のスキルがあるので首一つ一つで大丈夫ですよ」


「幻魔剣?知らないスキルだな。それにしても、これだけの猛攻を受けて何ともないと言うのは、ある意味不思議だな、拒絶を使えば近づいてさえ来れないしな」


「幻魔剣は傷口が回復しなくなるスキルです。軟気功か完全再生のスキルでないと治せません。出血攻撃も付いているので、失血死させる事も出来ますよ」


「何とも物騒な武器だな。これだけの装備だから当たりさえすれば、確実に勝てるな。よっと、これで八本倒せたな。」


「じゃあゴルゴンと、バジリスクキング出しますね」


「俺を石にする気か!」


「大丈夫ですよ、ブレス無効だし、石化耐性もありますし」


 そんな事行ってる間に、ゴルゴンの石化ブレス、バジリスクキングの毒ブレスが襲いかかってきている。


「うおっ、大丈夫なようだな。」


 次は、バジリスクキングの石化光線だ。


「これもレジストしたな。重力操作って言うのはどんなスキルだ?」


「(重力の説明しても分からないかな)物にかかる重さを変えるスキルです。鞘と防具にも付いてるので合わせて使うといいですよ」


「うむ、分かった」


 グランドマスターが重力操作でゴルゴンとバジリスクキングに重力をかける。だんだんと重力が強くなり、ゴルゴンとバジリスクキングは潰れていった。


「敵を倒すだけならこれだけでも充分だな。まあぐちゃぐちゃで素材が取れないが」


「足止めに使って、止めは別がいいでしょうね」


「次はこんな魔物はいかがですか?」


 キングブラッディキリングオーガを召喚する。


「発勁が厄介ですけど自動で防いでくれますよ」


 キングブラッディキリングオーガは震脚からの発勁を繰り出してくる。


「何だこれは、自動で発勁を受け流してくれる、すごいなあ。じゃあこちらもお返しに、発勁で攻撃だ」


 キングブラッディキリングオーガは穴と言う穴から血を吹き出し絶命した。


「なんて威力だ、一撃で倒せるとは」


「次は魔法を試しますか?カレン頼めるかな」


「わかったわ、カナタ。星々を構成する大地よ、目の前に降り掛かりて敵を討て!メテオインパクト!!」


「それは、地属性の禁呪!!って死ぬー」


「地属性吸収があるから大丈夫ですよ」


「そんなこといっても、これは恐ろしいぞ」


 ドゴーン、ドゴーン隕石が周辺にも落ちる、グランドマスターは無傷だ。


「次は水よ、絶対零度の冷気よ、目の前の敵をすべて凍り付かせよ!アブソリュートゼロブリニクル!!」


「次は水属性の禁呪!!本当に大丈夫か?」


「大丈夫ですよ」


 グランドマスター以外の場所は凍り付いている。


「次は火ね、星々の光を灯す炎よ、地獄の業火と成りて愚かなる者を焼き払え!ブレイズインフェルノ!!」


「今度は火の禁呪!!お前達まさかすべての禁呪を」


「はい、すべての属性魔法レベルは10です」


 グランドマスターの周りの地面は煮沸している。


「次は風、大気を取り巻く雷よ、我が下に集いて悪を打て!ライジングストライク!!」


「風の禁呪!!本当にそうなのか!」


 グランドマスターの周りの地面は黒焦げだ。


「続いて光、光よ集いて揃い、目の前の愚かなる者に裁きを!ジャッジメントレイ!!」


 グランドマスターに極太のレーザーが襲いかかるが無傷だ。


「最後に闇、死を誘う昏き闇よ、四囲に広がりて命を刈り取らん!デッドエンドオーバー!!」


「闇の禁呪!!本当にすべてを」


 黒い闇がグランドマスターを襲うが何ともない。


「六属性すべてを極めているとはな」


「最後に僕とやりますか?グランドマスター本気で来てください。僕はこのままでやりますので」


「いいのか、武具無しで、あいつらの武具とはレベルが違うぞ」


「それでも大丈夫です」


「よし分かった行くぞ」


 結果は圧倒的だった。難度もグランドマスターは死に、武具は砕け散りながらも完全再生と完全復元により元に戻る。カナタにはダメージどころか当てる事さえ出来なかった。


「これだけの武具を持ってしても、かする事さえ出来ないとはな。この先、究極級にたどり着ける者は現れるのか。すまないな時間を取らせてもらって、おかげでいい体験が出来たよ。よし、カードの更新をして今日は終わりだ」


 グランドマスターとともにギルドの2階の部屋に行く。ギルドカードを渡し更新されるのを待つ。


「よし、出来たぞ、Ultimateランクのギルドカードだ」


 僕らは黒になった新たなギルドカードを受け取った。


「ありがとうございます」


 こうして、EXランカーいや、元EXランカーの争いは終わった。僕たちは昼食を食べにロイヤルキャットに戻る。昼食を摂った後はいつものように訓練だ。


 18時まで訓練を続け、夕食を摂る。再び訓練をし、結果、STR、VIT、AGIは1,346,285、DEX、INTは7上昇した。


 スキルは、パッシブスキルが、体術Lv99、総合格闘術Lv99、棒術Lv45、投擲術Lv90、必中Lv99、操弦術Lv53、見切りLv61、超直感Lv46に上昇した。


 アクティブスキルが、超音波Lv43、狐火Lv53、鬼火Lv33、発火Lv43、糸生成Lv53、砂ブレスLv43、岩ブレスLv43、水ブレスLv43、吹雪ブレスLv43、炎ブレスLv43、風刃ブレスLv43、雷ブレスLv43、治癒ブレスLv43、風化ブレスLv43、毒ブレスLv43、石化ブレスLv43、石化光線Lv43、集中Lv94、白羽取りLv53、流水Lv61、硬気功Lv71、クラッシュインパクトLv45、螺旋撃Lv80、マリオネットLv53、影縛りLv87、分裂Lv80、吸収Lv80、に上昇した。


 分身と分裂で99体になり魔力温泉水を飲む、INTが990上昇した。


 夜のお稽古で99対99を10回戦行った。その結果、VIT、DEXが4554上昇し、性技、絶倫はレベル99になった。


 シャワーを浴び、就寝する事にする。


 こうして、エスティライド生活の45日目が終わった。

カナタ ミサキ

種族:人間

性別:男

年齢:25

職業:暗殺者|武神|創造者|大魔導士|現人神|神獣|神鬼|神竜|神妖|

   剣の勇者|槍の勇者|瞬速の勇者|弓の勇者|盾の勇者|魔法の勇者

レベル:1000


HP:215,626,000/215,626,000

MP:4,315,950/4,315,950+100,000

STR:1,397,715(47,871,738)+3325%

VIT:1,413,941(43,125,200)+2950%

DEX:26,659(1,098,350)+4020%

INT:16,680(863,190)+5075%

AGI:1,397,696(43,258,691)+2995%

LUC:12,599


7,981,424,669,861ガル


スキル

特殊スキル

変化なし


パッシブスキル

《体術Lv99》《総合格闘術Lv99》《棒術Lv45》《投擲術Lv90》《必中Lv99》

《操弦術Lv53》《見切りLv61》《超直感Lv46》《性技Lv99》《絶倫Lv99》"up"


アクティブスキル

《超音波Lv43》《狐火Lv53》《鬼火Lv33》《発火Lv43》《糸生成Lv53》

《砂ブレスLv43》《岩ブレスLv43》《水ブレスLv43》《吹雪ブレスLv43》

《炎ブレスLv43》《風刃ブレスLv43》《雷ブレスLv43》《治癒ブレスLv43》

《風化ブレスLv43》《毒ブレスLv43》《石化ブレスLv43》《石化光線Lv43》

《集中Lv94》《白羽取りLv53》《流水Lv61》《硬気功Lv71》

《クラッシュインパクトLv45》《螺旋撃Lv80》《マリオネットLv53》

《影縛りLv87》《分裂Lv80》《吸収Lv80》"up"


称号

変化なし

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