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047話 刀神ハルカと対戦

(おはようございます、みなさま)


((おはよう、みんな))


(((おはようございます。みなさん)))


 エスティライド生活42日目の朝だ。


 朝のお稽古を始める。2回戦行い、VIT、DEXが88上昇した。分身10体はダッシュトレーニングを開始している。


 お稽古が終わったら、お風呂の時間だ。ゆっくりと浸かり、風呂上がりに、魔力温泉水を、僕は今飲まずに後で飲む事にする、みんなは飲んで、INTが上昇した。


 風呂が終わったら食事だ、いつものように、食事を摂り、モイズの近くに転移した。そこから歩いて、モイズの町に入る。ギルドに行くと、刀神ハルカが待っていた。


「「おはよう、ハルカさん」」「おはようございます、ハルカさん」「おはようございます、ハルカお姉ちゃん」「おはよう、ハルカ殿」


「おはようございます、フェアリーキャットの皆様」


「ありがとう、約束通り待っててくれたんだね」


「べっ別にあなた達を待ってたんじゃないんだからね、ギルドに昨日の報告しに来ただけなんだからね」


「そっか、僕たちもギルドに報告があるから、もう少し待ってくれるかな?」


「別に待ってあげてもいいわよ」


「ありがとう、じゃあ、ちょっと待っててね」

 そういって、僕らはギルドの受付に向かった。


「おはようございます。アマネさん、昨日のドラゴン退治の報酬なんですけど、決めてませんでしたよね?」


「ああ、私とした事がすっかりと忘れていましたわ。出来るだけ望む報酬には応えますが何がいいですか?」


「それなら、そこにいる、EXランク冒険者、刀神ハルカとのEXランク昇格をかけた試合を望みます」


「ハルカさん、こうおっしゃってられますが、お受けしていただけますか?」


「ええ、構わないわ、昨日はいろいろ手伝わせたようだから」


「お受けしていただけるのですね、ありがとうございます。ただ、ここには設備が無いので、エドキオに戻ってからと言う事になりますが構いませんかフェアリーキャットの皆さん?」


「はい、大丈夫です。それで構いません」


「じゃあ、そう言う事だから、ハルカさん、エドキオに戻ろうか」


「え、でも今日は、ヤマタノオロチ退治のお祝いの宴があるからここにいないといけないのよ」


「大丈夫、ぱっと行って、ぱっと戻ってくればいいんだから」


 そう言うと、僕は刀神ハルカのの手を引き、村の東側の出入り口から村を出た。ある程度行ったところで、エドキオの近くへ転移した。そこから歩いて、エドキオの町に帰ってきた。


「こんな遠くまで転移出来るなんて、あなたたち、何者なの?」


「戦ってみればわかるよ」


「来たものは仕方ないから、戦ってあげるわ。ちょっと待ってて、ギルドで準備してもらうわ」

    ・

    ・

    ・

「ヤヨイちゃん、お願いがあるんだけど」


「え、ハルカさん、モイズにいるはずじゃ?」


「細かい事は気にしないの。EXランク戦するから試合の準備して欲しいの」


「誰と、試合するんですか?」


「あそこにいるフェアリーキャットのメンバーとよ」


「フェアリーキャット、だから短時間で移動出来たんですね。はい、わかりました。準備するので少々お待ちください」


「話付けて来てあげたんだからね、感謝しなさい」


「ありがとう、ハルカさん」


 しばらくして、準備ができたので、ヤヨイさんが案内してくれる事になった。訓練場に案内される。そこにはギルドマスターも待っていた。


「EXランクの認定戦ですが、ここにいる、EXランカー、ハルカ キサラギさんに認めてもらうか、倒すことで、晴れてEXランクに成れます。試合は不死結界を張りますので、何でもありの実戦形式です。よろしければ始めますが、順番はどうされますか?」


「エリザ、カナメ、リンカ、カレン、僕の順番でやるよ」


「では、エリザベス対ハルカ キサラギ試合開始!!」


 試合開始直後エリザは遥かに猛然と襲いかかる。ハルカは明鏡止水と、集中を発動し、心眼と見切りと流水でエリザの攻撃をかわしていく。だが、エリザが早すぎて段々と余裕が無くなって来た。そこで、ハルカは獅子奮迅スキルを発動した。一日に1回、1時間の間ステータスを倍にするスキルだ。これで、反撃が出来るようになると思ったハルカだったがそうはならなかった。エリザが、武具のスキルを発動させたのだ、一気にエリザのパワーとスピードが増大し、ハルカを圧倒する。次の瞬間、エリザは、ハルカの首を切り落とし、勝利した。


「勝者、エリザベス」


「続いて、カナメ対ハルカ キサラギ試合開始!!」


 事前に、ハルカが獅子奮迅を使って来たら、全力で倒すように言っている。しかし、カナメはやり過ぎだ。例の心臓掴みをまたやったのだ。


「勝者、カナメ」


「続いて、リンカ対ハルカ キサラギ試合開始!!」


 その点、リンカはちゃんとわかっている、武器破壊をし、剣を首筋に当て、降参を促す。ハルカは降参した。


「勝者、リンカ」


「続いて、カレン アップルフィールド対ハルカ キサラギ試合開始!!」


「私たちの魔法も見せてあげるわね」


 そういうと、ハルカは火球に包まれ蒸発した。無詠唱のブレイズインフェルノである。


「勝者、カレン アップルフィールド」


「それでは最後、カナタ ミサキ対ハルカ キサラギ試合開始!!」


「最後だから、ハルカさんから攻撃して来なよ」


 ハルカが攻撃を繰り出してくる。僕はそれを、神眼でコピーした、明鏡止水、集中、心眼、見切り、流水を使って、躱し、刀をそっと首筋に触れさせる。それを繰り返し、獅子奮迅の効果が切れそうになったので、とどめを刺す事にした。カウンターの居合い切りで首を落とした。


「勝者、カナタ ミサキ」


 この一連の試合で、ハルカは痛みを感じていない、事前に手加減スキルでそうするように言っておいたのだ。


「カナタ様、あなたのような強い御仁は、初めてです。戦巫女は強い男に負けたら、相手に嫁がなければなりません。私は、どこの者とも知れない男と連れ添うのが嫌で、自分を磨いて参りましたが、カナタ様は理想の相手です。カレン様がいるのはわかっております。二番でも三番でも構いません私を嫁として迎え入れていただけないでしょうか?」


 こうなるのは、予知スキルでわかっていたので、事前にカレンと相談しておいた。カレンは構わないわよとの事だったので、答えはO.K.である。


「彼女が4人もいて、いい加減なやつに見えるかもしれないけど、みんな真剣に愛してるんだ。こんな僕でも良かったら、是非、将来のお嫁さんとして迎え入れてあげたいけどいいかな?」


「負けたら嫁ぐ定めだから、付いていくんだからね、勘違いしないでよね。」


 さっき理想の相手とか言っていたのに、これである。ともかく、こうしてハルカは僕らの仲間になった。


「それにしても何、その武具、ただのミスリルの武具かと思ってたら違うわね。エリザとカナメとリンカが私に勝てたのはその武具のおかげよね。あ、大丈夫よ、武具の力なしでも充分EXランクレベルだから取り消しってことは無いわ。カレンは魔力が半端無いし、カナタは武具の力なしで、3人のパワーとスピードを遥かに上回ってたし、あなた達ってほんと何者なの?」


「それは、おいおい教えていくよ。それより、ギルドカードの手続きがしたいな」


「そうだったわね、それと、手加減スキルで痛みなしにしてくれてありがとう。それじゃ、カードの更新手続きに行きましょう」


 ヤヨイさんの案内で、ギルドの2階の部屋に通される。


「ほっほっほ、まさかハルカを実力で負かす者が現れるとはな。これで御主らは晴れてEXランクじゃ。もしかしたら、他の3人が難癖付けてくるかもしれんな。あやつらはハルカに惚れとるからのう。まあ、所詮武具の力が認められてEXランクになったようなもんじゃ、返り討ちにしてやるが良い。ほら、ギルドカードの更新が終わったぞ」


 僕らは金色になったギルドカードを受け取る。


「金は派手だな」「そうねちょっと目立つわね」「金ぴかです。」「きらきらなの」「黒当たりだとかっこいいのじゃが」


 金のギルドカードに文句いちゃもんを言う5人だった。


「私との勝負が終わったから、モイズに帰るの?」


「ちょっと寄り道してから、帰るから」


 そういって、路地裏に隠れる。妖精魔法でみんな小さくなる。


「なんで、妖精魔法で小さくなるの?」


「いいから、付いて来て」


 そういうと、僕らは、妖精の里へと転移した。


「妖精がいっぱい、ここは、妖精の里?」


「そう、ここがカレンの故郷、カレンは次期妖精女王なんだ」


「ふぇ、次期妖精女王!?」


「そう、だからそこで、現妖精女王の祝福受けて来て」


 その間に僕は魔力温泉水を汲んでおく。どうやら、祝福を受けたようだ。クロノの加護も付けてあげる。永久不滅のクロノグラフを見せ、互いに挨拶をしてもらう。


(初めまして、ハルカ様、私時空神の分霊クロノと申します。ささやかながら加護を付けさせていただきました)


(時空神の分霊!?加護ありがとうございます。名前はハルカと呼んで下さい、私もクロノと呼びますから)


(分かりましたハルカ、よろしくお願いします)


(こちらこそよろしくね、クロノ)


「それじゃあ、朝もお風呂浸かったけど、温泉に行こうか。そこで4人といろいろ話するといいよ」


 僕らは今、温泉に浸かっている、向こうではガールズトークの真っ最中だ。


「ハルカ、気付いてるかもしれないけど、カナメとエリザは魔物なの、カナメはゴールデンキャット、エリザは猫又よ」


「ゴールデンキャットに猫又か、珍しい種類よね、リンカは普通の黒猫獣人よね、カナタは何者なの?」


「カナタはね、異世界転生者で世界神の加護を受けているの、そして、5つの特殊スキルを持っているの」


 カレンが僕や僕らの事を説明し、ハルカが自分の事を話しながら入浴タイムが終わった。


「はい、魔力温泉水、飲んでみて」


「わあ、ほんとに魔力がアップした、すごいわね。」


 次は、精霊石ツアーである。まずは、ミリィには悪いが勝手に光の間へ入らせてもらう。続いて、火口に移動する。するとやっぱり、サラマンダーが出現したので、ハルカにブレイズインフェルノの威力を実感してもらう。さらに、ランスフォード迷宮に行き、ディバインジャッジメントでリッチキングを倒す。これで、精霊石ツアーは終わりである。


 モイズの町に戻り、昼からの宴が始まるまで自由行動である。僕は、刀作りの起源であるこの町で、刀匠の仕事を見せてもらう事にした。じっくりと、神眼スキルで刀匠スキルをコピーした。


 そして、宴が始まる前に一仕事する事にした。

ねこねこねこみこ。

そう、5人目は巫女さんなんです。


カナタ ミサキ

種族:人間

性別:男

年齢:25

職業:暗殺者|武神|創造者|大魔導士|現人神

レベル:129


HP:249,435/249,435

MP:84,335/84,335+100,000

STR:17,922(44,805)+150%

VIT:22,172(49,887)+125%

DEX: 5,943(16,046)+170%

INT: 5,190(16,867)+225%

AGI:17,903(43,862)+145%

LUC:16,699


7,981,424,739,861ガル


スキル

特殊スキル

変化なし


パッシブスキル

《明鏡止水》《心眼》《見切りLv10》"new"


アクティブスキル

《集中Lv10》《流水Lv10》《刀匠Lv10》"new"

《豪妖魔竜神装Lv94》"up"


称号

変化なし

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