042話 ベレン魔法武術大会
パーティー名難しい。
(おはようございます、カナタ、カレン、リンカ、カナメ、エリザ)
(おはよう、クロノ、カレン、リンカ、カナメ、エリザ)
(おはよう、クロノ、カナタ、リンカ、カナメ、エリザ)
(おはようございます。クロノさん、カナタさん、カレンさん、カナメちゃん、エリザさん)
(おはようございます。くろのおにいたん、かなたおにいたん、かれんおねえたん、りんかおねえたん、えりざちゃん)
(おはようございます。クロノ、カナタ様、カレン様、リンカ、カナメ)
エスティライド生活35日目の朝だ。
朝のお稽古を始める。2回戦行い、VIT、DEXが57上昇した。
本体は大浴場で、風呂に入る、船の分身は、生活魔法のクリンネスで体をリフレッシュした。その後は、魔力温泉水を飲む、皆一様にINTが上昇した。
本体の方は食事を摂る。分身は、食事はいらない、僕の分身10体は、クリンネスと魔力温泉水を飲む時以外、ずっと、ダッシュトレーニングをしている。今日から重力は100倍だ。
食事後は、本体も船に戻り、訓練を行う、僕はレベリングと1対44の実戦トレーニング、他は、レベリングと僕の相手である。訓練の結果、DEX、INTは3上昇した。レベルは、全員が1ずつ上昇した。魔物召喚のスキルがレベル17に上がった。
お昼になったので、本体は、ロイヤルキャットへ戻る。食事を摂り、訓練を再開する。訓練の結果、DEX、INTは3上昇した。16時になり、下船の時間となった。ダッシュトレーニングをしている分身達は、訓練用亜空間ごと、ロイヤルキャットに戻った。
クラクフに到着した。ギルドでトゥロン宛の配達依頼を受ける。そして、町の南側の入口から外へ出て、いつものように、転移で街道沿いを、南に向かって進む。2時間後、トゥロンに到着した。
同時に、18時になったので、ロイヤルキャットへと帰った。食事を摂り、訓練を再開する。訓練の結果、STR、VIT、AGIは一日で1771、DEX、INTは3上昇した。
訓練の後は夜のお稽古である。10回戦行い、VIT、DEXが286上昇した。性技、絶倫がLv50に上昇した。
シャワーを浴び、就寝することにする。
こうして、エスティライド生活の35日目が終わった。
(おはようございます、カナタ、カレン、リンカ、カナメ、エリザ)
(おはよう、クロノ、カレン、リンカ、カナメ、エリザ)
(おはよう、クロノ、カナタ、リンカ、カナメ、エリザ)
(おはようございます。クロノさん、カナタさん、リンカさん、カナメちゃん、エリザさん)
(おはようございます。くろのおにいたん、かなたおにいたん、かれんおねえたん、りんかおねえたん、えりざちゃん)
(おはようございます。クロノ、カナタ様、カレン様、リンカ、カナメ)
エスティライド生活36日目の朝だ。
朝のお稽古を始める。2回戦行い、VIT、DEXが61上昇した。分身10体はダッシュトレーニングを開始している。
お稽古の後は風呂である。大浴場に向かい、ゆっくりと、お風呂に浸かる。今日の試合をどうするか考えながら、お風呂から上がった。風呂上がりは、魔力温泉水である。みんなに配り、全員のINTが上昇した。
朝食を食べ、エントリー直前まで、訓練を行う、訓練の結果、DEX、INTは2上昇した。レベルは、全員が1ずつ上昇した。魔物召喚のスキルがレベル18に上がった。
ベレンの路地裏に、転移し、そこから、闘技場の選手入口へと向かう。
「すみません、大会に出場するフェアリーキャットです」
ギルドカードを提示しながら言う。
「はい、フェアリーキャットの皆さんですね、お待ちしておりました。選手控え室までご案内します」
控え室に案内されると、7パーティーが揃っていた。みんなやる気満々だな。
しばらく、ストレッチで時間をつぶしていると、係員が現れた。
「皆さんお揃いのようですので、本日の大会のルールを発表したいと思います。パーティー同士の戦いで、相手を全滅させるか、降参させれば勝利となります。不死結界を張りますので、何でもありで結構です。気になる賞金ですが、優勝パーティーは1閃貨、2位は50白金貨、3位は10白金貨となっております。それでは、準備がよろしければ、大会を開始したいのですが?」
準備はもう出来ている。全員試合開始を待っていた。
「それでは、パーティー紹介の後、組み合わせ抽選を行い、試合を開始します」
いよいよ、入場だ。僕たちの順番は最後だ。
「最初に入って来たのは、ドラゴンソードだ、ワイバーンを、10体倒しドラゴンキラーの称号を持つパーティーだ。2番目に入って来たのは、フェアリーダンスだ、華麗に舞い敵を葬り去る、そんなところから名をつけたパーティーだ。3番目の入場は、ザ・デストロイヤーだ、すべて破壊するそんな希望が込められた名前だ。4番目に登場はダークムーンだ。全員が闇魔法の使い手。見た目は地味だが敵に回すと厄介だぞ。5番目はドラゴンロードだ。すべてのドラゴンを倒す事を目的として名付けられたパーティーだ。6番目はジェノサイドだ。見たら皆殺しにされるぞ、気をつけろ。7番目はカタストロフィだ。すべてに破滅をもたらすぞ。8番目はフェアリーキャットだ。妖精と猫が好きだからという名前だが甘く見てはいけない、つい、4日前に行われたフラウィウス魔法武術大会で、1位から5位を独占したのが、このパーティーだ。どうやって、フラウィウスからベレンまで4日もかからずたどり着いたが分からないが、今回のダークホースだ。この8パーティーで、大会を行います」
そして抽選になった、抽選の結果、第一戦は、ドラゴンソード対ドラゴンロード、第二戦はジェノサイド対カタストロフィ、第三戦はフェアリーダンス対ザ・デストロイヤー、第四戦はフェアリーキャット対ダークムーンになった。
「では、第一試合、ドラゴンソード対ドラゴンロード、試合開始!!」
両者ともドラゴン討伐を謳ってるだけあって、武器は、ドラゴンソードが神気を帯びた物、ドラゴンロードが妖気を帯びた物を使っている。そして両者とも魔法剣を展開し、戦っている。かけられている魔法はサンダーだ。くらえば、麻痺の追加効果もある。一進一退の攻防が続く中、ドラゴンソードの魔法使いが均衡を破った。
「サンダーヴォルテクス!!」
雷の嵐がドラゴンロードを襲い、二名を戦闘不能に追い込んだ。さらに、サンダーヴォルテクスを避けた隙をつき、ドラゴンソードの二人がドラゴンロードの主力の1名を倒した。ここで、ドラゴンロードが降参を宣言した。
「ドラゴンロードが降参、勝者、ドラゴンソード!!」
「第二試合、ジェノサイド対カタストロフィ、試合開始!!」
この試合は激しい魔法合戦となった。
「フレアバースト!!」「アースランス!!」「サンダーヴォルテクス!!」
「ブリザードクラッシュ!!」「サンダーヴォルテクス!!「アースランス!!」
フレアバーストとブリザードクラッシュが互いに相殺しあったが、アースランスとサンダーヴォルテクスは、ダイレクトに両陣営へとダメージを与えた。
「両者、全滅してしまったぞ、両者敗退、と言う事でドラゴンソード決勝進出決定だ」
「第三試合、フェアリーダンス対ザ・デストロイヤー、試合開始!!」
第三戦はパワーとスピードの勝負であった。ザ・デストロイヤー達が重い攻撃を放ってくるのに対して、フェアリーダンスは、ひらりと躱して、一撃を入れていく、フェアリーダンスの名に恥じない戦いぶりだ。じわじわと体力を削られるザ・デストロイヤー、一方、無傷で攻撃を続けるフェアリーダンス。やがて、ザ・デストロイヤー達は力尽き、降参宣言をした。
「ついに、ザ・デストロイヤーが力尽きた、勝者フェアリーダンス!!」
「第四試合、フェアリーキャット対ダークムーン、試合開始!!」
さて、どんな攻撃を仕掛けてくるのかな、よりによって闇属性魔法、デッドリーウェーブか、しかも詠唱付き。6人全員ともだ。
「死を招く闇の波動よ広がれ!デッドリーウェーブ!!×6」
「ライトプロテクション!!」
一応、防御魔法をかけておく、黒い波動が駆け抜けていくが、何事も無かったように、僕たちは立っている。あえて、闇属性吸収は使用しなかった。
「闇の力が効かないだと、いや、範囲攻撃では弱かったか。くらえ、デッドリーランス!!×6」
この攻撃も、無駄に終わった。
「我らは真の闇の力に目覚めたのではなかったのか?」
結論から言うと、真の闇の力に目覚めてないね。イメージ悪いから、観客の前では使ってあげないけどね。そろそろ、反撃しますか。ちょっと相手に乗ってやるか。
「光あるところに闇はある、だが、闇は光によって浄化されるのだ。シャイニングウェーブ!!」「シャイニングウェーブ!!」「トリニティシャイニングウェーブ!!」
僕とカレンのシャイニングウェーブ、リンカとカナメとエリザの三位一体でのトリニティシャイニングウェーブ、三位一体は3人の力が同程度でないと最大の力を発揮しない、3人のうち、一番弱い威力の攻撃を三乗した威力になるからである。人外の魔力になった僕、さらにその上をいく魔力のカレン、大賢者と呼ばれる者達よりも魔力の大きな3人での三位一体の攻撃で、その上、魔法威力上昇で威力がさらに17倍である。通常、光属性魔法は人間に対して、殺傷力を持たないが、これほどの魔力になると話は別である。完全な聖人であれば、大丈夫だろうが、闇に落ちた6人である、当然、聖なる光によって浄化滅焼された。
「光によって闇は浄化された、勝者フェアリーキャット!!」
「ここで、昼休憩を挟みたいと思います。再開は、13時からです」
控え室に戻ると、弁当が用意されていた、僕らはそれをすぐに食べると、トイレに行く振りをして、ロイヤルキャットに戻った。足りない分と、デザートを食べ、選手控え室に戻る。また、ストレッチをして、時間をつぶす。
「選手の皆さん、会場の方に出て下さい」
時間が来たようだ、僕らの試合の時間だ。
「準決勝第二試合、及び、三位決定戦、フェアリーダンス対フェアリーキャット、試合開始!!」
フェアリーダンスの面々は、舞のように攻撃を仕掛けてくる。僕たちは、その舞に合わせ攻撃を避け、ギリギリ防御出来る威力で攻撃を繰り出していく。業を煮やした相手が広範囲の攻撃魔法を使ってくる。
「サンダースパーク!!」
スパークが3次元状に複雑に広がる。だが、僕らはそれらも安々と躱す。それを見てかなわないと悟ったか、フェアリーダンスは降参宣言をした。
「おっとフェアリーダンス、妖精の舞の上をいかれ降参した。勝者フェアリーキャット!!」
「いよいよ決勝だ、ドラゴンソード対フェアリーキャット、試合開始!!」
さて、様子見だ、威力を抑えて。
「フレアバースト!!」「アースランス!!」「サンダーヴォルテクス!!」
ドラゴンソードのメンバーは何とか、魔法を躱し切り、こちらに仕掛けてくる。そこへ、カウンターの震脚からの発勁をくらわせる。もちろん、手加減スキルで衝撃はあるがダメージは0だ。ダメージは無かったので、再び仕掛けてくる。相手の魔法剣サンダーに対しこちらはアースを発動し、打ち合ったところから相手の剣を土で覆っていく。土の棒になった剣で攻撃を仕掛けてくるが、すべてかわし、相手を土で覆っていった。全員息が出来なくなり、窒息死した。
こうして、フラウィウス魔法武術大会は幕を閉じた。表彰式で、賞金1閃貨を受け取り、足早に会場を去った。そのまま、路地裏に行き、隠蔽系スキルと透明化をかけ、トゥロンの路地裏へと転移した。人が居ない事を確認しスキルを解く。
昨日出来なかった、配達依頼を、分散してこなす。30分でみんなギルドに集まり、2白金貨と10金貨を受け取る。新たにウプサラ宛の配達依頼を受付し、ギルドをあとにする。
西の入口から町の外に出て、いつものように、街道沿いを西へと進んでいく。2時間後、ウプサラに到着した。まずは、大会の登録に向かう事にする。
闘技場の前に受付がある。カナメとエリザは町にはいる前に、人化を解き、分身が普段の自分として振る舞っている。
「2体、大会に参加させたいのですが?」
「こちらの登録用紙に記入と、従属化のスキルが分かるような物を見せて下さい。」
登録用紙には、そのままの名前を使うわけにはいかないので、カナメは、要から幹を連想しミキと、エリザは、エリザベスと言えばキャサリンって感じだったので、キャサリンと登録した。従属化のスキルは、ギルドカードに従属化のスキルだけを表示させ見せた。
「主人がカナタ ミサキ様、従魔がゴールデンキャットのミキと猫又のキャサリンですね。この2体、従魔登録してませんよね、この町は従魔文化が根付いているので大丈夫ですが、他の町では、従魔の証がないと、町に入れる事が出来ない事があるんですよ。ここで、従魔登録なさっていきますか?」
「この町では大丈夫なんですよね?」
「はい、この町では大丈夫ですが、他の町で寂しい思いをさせてしまうかもしれませんよ」
「なら、大丈夫です。登録はしません。大会の登録はこれで大丈夫ですか?」
「従魔登録って人間で言うと、奴隷契約に当たる物ですからね、嫌がられる人もいますよね。私もこのミミちゃんを家族のように思っているので、従魔登録していません。あ、話がそれちゃいましたね、従魔登録のノルマとリスクの板挟みでこんなにしゃべっちゃいました。大会の登録は以上で大丈夫です。3日後に予選会がありますので、あちらの選手入口に10時までにお越し下さい」
「その、ホーンラビットのミミちゃんですか、とても大事にされてるんですね、ありがとうございました。」
路地裏に入り、人が居ない事を確認して、カナメとエリザは人化し、分身を消した。分散して配達依頼をこなし、30分でギルドに集まった。全員分で2白金貨と10金貨を受け取った。ヒホーナ宛の配達依頼を受けようと思ったが別の面白い、依頼があったので、それらを受ける事にした。
ちょうど、18時になったので、ロイヤルキャットへ帰った。食事を摂り、訓練を行う、訓練の結果、STR、VIT、AGIは一日で1,771、DEX、INTは3上昇した。
スキルは、パッシブスキルが、体術Lv43、総合格闘術Lv43、剣術Lv92、2刀流Lv92、盾術Lv92、俊足Lv92、防御力上昇Lv92、MP消費軽減Lv92、魔法威力上昇Lv92、回避上昇Lv92、直感Lv92、超直感Lv26、予知Lv92、手加減Lv92、超再生Lv92、物理耐性Lv92、危険察知Lv92に上昇した。
アクティブスキルが、豪妖魔竜神装Lv52、ダッシュLv92、ジャンプLv92、ステップLv92、縮地Lv92、受け流しLv92、カウンターLv92、発勁Lv92、浸透勁Lv92、震脚Lv92、化勁Lv92、衝撃波Lv92、重撃Lv92、飛剣Lv92、十字飛剣Lv92、飛剣乱舞Lv92、魔法剣Lv92、重力操作Lv92、シールドスラッシュLv92、多段投影Lv92、影縛りLv43、ワープLv92、飛行Lv92、忍び足Lv92に上昇した。
訓練のあとは夜のお稽古である。10回戦行い、VIT、DEXが308上昇した。性技、絶倫がLv55に上昇した。
シャワーを浴び、就寝することにする。
こうして、エスティライド生活の36日目が終わった。
カナタ ミサキ
種族:人間
性別:男
年齢:25
職業:暗殺者|武神|創造者|大魔導士|現人神
レベル:112
HP:107,560/107,560
MP:56,270/56,270+100,000
STR:7,125(17,812)+150%
VIT:9,561(21,512)+125%
DEX:3,478(9,390)+170%
INT:3,463(11,254)+225%
AGI:7,086(17,360)+145%
LUC:12,499
7,981,270,820,361ガル
スキル
特殊スキル
変化なし
パッシブスキル
《体術Lv43》《総合格闘術Lv43》《剣術Lv92》《2刀流Lv92》《盾術Lv92》
《俊足Lv92》《防御力上昇Lv92》《MP消費軽減Lv92》《魔法威力上昇Lv92》
《回避上昇Lv92》《直感Lv92》《超直感Lv26》《予知Lv92》《手加減Lv92》
《超再生Lv92》《物理耐性Lv92》《危険察知Lv92》《性技Lv55》
《絶倫Lv55》"up"
アクティブスキル
《豪妖魔竜神装Lv52》《ダッシュLv92》《ジャンプLv92》《ステップLv92》
《縮地Lv92》《受け流しLv92》《カウンターLv92》《発勁Lv92》《浸透勁Lv92》
《震脚Lv92》《化勁Lv92》《衝撃波Lv92》《重撃Lv92》《飛剣Lv92》
《十字飛剣Lv92》《飛剣乱舞Lv92》《魔法剣Lv92》《重力操作Lv92》
《シールドスラッシュLv92》《多段投影Lv92》《影縛りLv43》《ワープLv92》
《飛行Lv92》《忍び足Lv92》《魔物召喚Lv18》"up"
称号
変化なし