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023話 特級昇格試験のついでにストーカー退治

今回、結構えぐい表現があります。

内容としては、二人がSSランクになるだけなので

苦手な方は飛ばしてもらって結構です。


19日目長くて、2つに分けたのにまだ長い、3つに分けます。

一応、4,000字を目安に書いています。

「王様に推薦貰ってきました、これで、特級昇格試験受けられますよね」


「またまた、ご冗談を」


「まあ、待っててください」


 しばらくすると、2台馬車がやって来た。一つは王様達、もう一つは変態野郎達である。


「ギルドマスターはおるか」


「これは、王様、ただ今呼んで参ります」

 ギルドマスターがやって来た。


「これは、確かに特級昇格試験推薦状。試験官はSSランク冒険者カートス=コッシィ男爵ですか」


「受験者は、カナタ ミサキAランクとカレン アップルフィールドFランクか。皆さんついて来てください、」

 ギルドマスターの後にみんなついていく。


「ここが試験会場です。試験は実戦形式で行います。ルールは簡単です。相手を全滅させるか降参と言わせたら勝利です。不死結界を張りますので、魔法も武器も使いたい放題で構いません」


「すみません、こちらは一人ずつやります、二人だと一人一人の実力が分からないと思いますので、もちろん、そちらはパーティーで結構です」


「貴様、舐めているのか?」


「本気ですよ」


「本当にいいのですか?」


「構わないわ」


「俺は女でも容赦はしないぜ」


「全力でかかって来なさい」


「では、第一試合、始め」


 始まってすぐ、カレンは弓を5射し、取り巻き五人を絶命させた。取り巻き五人は結界の外に追いやられた。


「使えない奴らめ、食らうが良い、フレアバースト!」


「それが全力?ウォーターボール!」


 水蒸気爆発が起き、視界不良になる、その隙にカレンは男爵に近づき、呪いで、降参出来ないようにする。そして、操弦術を使い、糸生成で出した糸で男爵を縛り上げる。妖精魔法だろうか白樺の木の枝を出現させ、鞭のようにして、男爵を叩く。手加減スキルで痛み最大、ダメージ0だ。


 何度も何度も男爵を叩く。やがて、満足したのだろう、とどめに入った。

「これが、ほんとのフレアバーストよ」そういい、男爵を蒸発させた。


「勝者、カレン アップルフィールド」

 最後の方、男爵は気持ち良さそうな顔をしていた気がするが気のせいだろう。


「男には手加減なしだ」


「ああ、精一杯頑張りな」


「それでは、第二試合、始め」


 まず手始めに、取り巻き五人の首を刎ねる。取り巻き五人は結界の外に追いやられた。


「ぐあーーー」男爵の悲鳴が響き渡る。魔法剣ファイアウェポンで右手親指を焼き切ったのだ。もちろん手加減スキルで痛みはあるがダメージはなく、焼き切っているため出血もしない。次は、右手人差し指、再び、絶叫が響き渡る。次々と焼き切っていく、右手中指…左手薬指、指が終わったら手首だ、右手首、左手首、焼き切る度に絶叫が響く。


 次は肘だ、右肘、左肘、悲鳴がうるさい。次は肩だ、右肩、左肩絶叫が響く。腕が無くなった、次は足だ、右足首、左足首、悲鳴を上げながら男爵は倒れる。


 右膝、左膝の順に切っていく、ああ、悲鳴がうるさい。仕上げに、右足付け根、左足付け根を切り落とす。悲鳴がうるさいのでヒールをかける、静かになった。


 さあ、さて、本題だ。呪いをかけ、質問に正しく答えるようにする。撮影、録音、保存のスキルを発動させる。尋問の始まりだ。


「どうやって、ミリアリア姫の行動を把握していた?」


「城に盗聴器と盗撮機を仕掛け情報を得ていた」


「どうやって、盗聴器と盗撮機を城に仕掛けた?」


「内通しているメイドに仕掛けさせた」


「そのメイドの名前は?どうやって協力させた?」


「名はリンカ、レイプさせてその模様を撮影し、ばらまかれたくなければ協力しろと脅して協力させた」


「他におまえが犯している罪は他に無いか?」


「館に年端も行かぬ少女を囲い性的虐待をしております」


「それは違法奴隷か?」


「はい、違法奴隷です」


 撮影、録音、保存のスキルを終了する。


 もう、これだけの罪がはっきりすれば、必要ないかもしれないが、呪いでミリィに近づかないようにする。嫌な予感がしたので、カレンにも近づかないよう、呪いをかける。


 ファイアーボールで全身に火傷を負わせる。ウィンドで風を起こし、火傷を刺激する。幻魔剣と出血攻撃で腹を刺し出血させる。失血死するまで、男爵の悲鳴は続いた。


「しょ、勝者、カナタ ミサキ」


 受信機に撮影、録音した内容を送信する。


「王様、こちらにこの男の罪が記録されております、お納めください。昇格手続きが終わりましたら、盗聴器と盗撮機の撤去に参ります」


「うむ、わかった、先に城に戻り待っているぞ」


「ミリィ大丈夫だった?ちょっと、カナタがやり過ぎたみたいだけど」


「ええ、大丈夫よ、さすがにちょっとびっくりしてるけど」


「それと内通していたメイドさんだけど、」


「分かってるわ、辞めさせるのは仕方ないけど、罪は問わず、退職金を多めに払うつもりでいるわ。二人とも、嫌な役を引き受けてくれてありがとう、想像以上の結果で満足してるわ」


「ミリィごめん、怒りに任せて痛めつけ過ぎた、怖がらせたね」


「さっきも言ったけど大丈夫よ、むしろ、すっとしたわ」


「それならよかった、逆に、新たな心の傷、つけちゃったかと思った」


「二人とも、心優しいの知ってるから、怖くなかったよ」


「カナタ様、カレン様、2階の部屋までお越し下さい」


「じゃあ、ミリィお城で待ってて、秘密兵器もって駆けつけるから」


「じゃあ、ミリィまた後でお城でね」


 男爵はどうなったかって?そりゃあ、もちろん試験が終わったら急いで逃げ出したよ。


 ギルド職員に案内され、部屋に入る。ギルドマスターが待っていた。

「いやー、痛快じゃったわ、カナタ殿はさすがに恐ろしかったがの。さて、御主らのギルドランクじゃが今日からSSランクじゃ」


「SランクじゃなくてSSランクですか?」


「そうじゃ、姫がのう賭けをしておったんじゃ、おぬしらが負ける事があれば結婚してやる、その代わり、勝ったらSSランクを認める事と。御主ら、相当、姫様に信頼されているようじゃの。この後、城で一仕事があるんじゃろ、すぐに手続きしてやるからギルドカードを出せ」

 言われるまま、二人ともギルドカードを渡す。


 ほどなくして、銀色になったギルドカードを受け取った。


 「「ありがとうございました」」


 お城に向かいながら話す。

「ミリィも無茶な賭けよくしたわね。私たちへの信頼の根拠はどこにあるのかしら?まさか、カナタみたいな、鑑定のスキル持ってるのかしら?」


「鑑定のスキルはさすがに無かったよ、ただ珍しく、直感のスキル持っていたね、そのせいじゃないかな」


「直感ね、でも、信頼に応えられてよかったわ」

「ところで、話は変わるんだけど、新たにね、鞭術、まあ、これは分かるんだけど、称号にね、女王様ってのが増えてるの、これって何かしら?」


 嫌な予感は当たっていたようだ。


 女王様

一人の男を立派なM男にした証。


 これは正直に言えない。ごまかしておこう。

「今回、人助けをしたわけだから、女王様としての威厳が現れたって事だよ」


「そっか、女王の威厳か」

 ふう、何とかごまかせたようだ。僕の方には拷問スキルとドSの称号が加わっていた。洗脳に続き、不名誉なスキルと称号だ。


 話が一段落したところで、お城に着いた。通用門の門兵に声をかける。

「冒険者のカナタ ミサキと「カレン アップルフィールドと申します。ミリアリア様に取り次いでもらいたいのですが」

 新しくなったギルドカードを見せながら言う。


「カナタ様とカレン様ですね、お話は伺っております。お入りください」


 入るとレイアさんが待っていた。

「カナタ様、カレン様お待ちしておりました、この度は姫様の長年の悩みの種を、解決してくださったそうで、ありがとうございます」

「ささ、姫様がお待ちです、ご案内します」

 今日二度目のミリィの部屋である。


 コンコン。

「ミリアリア様おふたわぁっ」


ミリィが飛び出して来た。

「カナタ、カレン、ありがとう。カナタが記録してくれた証拠で、今騎士団があいつを逮捕しにいったわ。私、今までとても苦しかったの、でも、誰もその苦しさ理解じでぐでだぐでえええーん」


「ミリィ、今までよく頑張ったわね、今日は泣いてもいいのよ、私の胸で思いっきり泣きなさい」


「ミリアリア様」


(カレン、男前だなグッジョブ。)


 ミリィが泣き止んで落ち着くまで待つ。何しろ、10歳の頃から8年間もだ。精神耐性がLv10になるほどだ、どんなに苦しんだんだか、想像する事さえ出来ない。


 やがて、ミリィは泣き止み落ち着きを取り戻した。

「ありがとう、カレン、お陰で落ち着いたわ」


「ところで、結婚を賭けにするなんてなんて、無茶をするんだ」


「二人なら負けないって信じてたからよ。不安なんて無かったわ」


「まあ、任せろって言ったからな、しょうがないか。さて、じゃあ、次の問題はリンカさんだね、彼女も被害者の一人だ。どこか、秘密も守れて、再就職出来るところがあればいいんだけど」


「そう言えばカナタ、あいつが処分された後の後任の人事に心当たりがあるって行ってたわよね、それって誰?」


「ランスフォードの町の領主の弟さんでエミリオ=ランスフォードさんだよ」


「あ、エミリオさんね、適任かもね。この都に家持ってるし。もし、エミリオさんが、あいつの領地引き継ぐとなったら、この都にある、あいつの家が余るわよね。余った家を、カナタ達に譲るじゃない、そうすると、使用人が必要になるわよね。そうしたら、リンカを雇えば問題が全部解決するわよね」


「ミリィ、何で、余った家くれる前提なんだ」


「あら、カナタ、今回の件の報酬よ、これでもまだ足りないくらいだわ。なんなら、爵位与えて領地引き継ぐ方がいい?」


「選択の余地ないじゃんか、分かったよ、リンカさん責任持って預かるよ」


「ありがとう、助かるわ、リンカは仕事のできるいい子だから安心して。領地の引き継ぎの手続きが済むまで、時間かかるから、カナタ達と同じ宿に部屋取っとくわね」


「ミリィは、手回しが良すぎるな、女王になったらいい政治するだろうな」


「そうね、将来が楽しみだわ」

良物件確保です。


メイドさんもゲットです。


カナタ ミサキ

種族:人間

性別:男

年齢:25

職業:暗殺者|武神|創造者

レベル:52


HP:1,940/1,940

MP:2,060/2,060+100,000

STR:292(438)+50%

VIT:311(388)+25%

DEX:306(520)+70%

INT:330(412)+25%

AGI:293(424)+45%

LUC:1,199


1,007,403,378,921ガル


スキル

特殊スキル

変化なし


パッシブスキル

変化なし


アクティブスキル

《拷問Lv10》"new"


称号

変化なし

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