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春空に思いを  作者: Ibuki
日常
1/2

序章 騒々しい朝

まだ初心者なので不可解な文などがあった場合などは、アドバイスお願いします。

「う~ん・・・」

心地の良い春の日差しを浴びながら、寝返りを打つ。

これほど気持ちの良いことはあるのかと思う。

と、その時やけに急ぐ足音が聞こえた。

(おかしいな。この家は俺しかいないはずなんだが・・・。

 朝から泥棒は来ないだろうし・・・。一体誰なんだ?)

気になったが俺は下手に動かず寝たふりをした。

するとその足音はだんだん近づいていき、とうとう俺の部屋のドアを開けた。

その瞬間誰だと思って顔を確かめようとした俺の目の前に黒いニーソックスを

履いた足の裏が現れ・・・

ドカーン!

吹き飛ばされた。距離として約2メートルほどだろうか。

「痛ってー!」

「一季!いつまで寝てんのよっ!学校遅刻するわよっ!」

この俺の名前、天野(あまの) 一季(かずき)という名を毎日呼んでいる声は

「なんだよ春香!今日は日曜日だろ!休日ぐらいぐっすり寝させてくれよ!」

神崎(かんざき) 春香(はるか)。俺の幼馴染で卓球部のエースである。

なにせ小学生から始めており、その実力は全国レベルと聞いている。

髪はいつもサイドテールでどうしていつもその髪型かは聞いても

なぜか答えてくれない。

「バカ!昨日の話聞いてなかったの!?明日は1年生の入学式の準備で

 新2年生は登校日なの!」

「も、もちろん知っていたよ?忘れてるわけないでしゅよ?」

「あんた絶対忘れてたでしょ!?」

ごもっともです・・・。おっともうこんな時間か。って、制服に着替えないと

マジでやばいぞこれ!?

そう思いつつ急いで寝巻きを脱ぎ始めたとき、

「バッ、バカ!なに目の前で脱いでんのよ!?」

春香が真っ赤な顔をさせて手で覆っていた。

「急いでるんだよ!嫌なら後ろ向いててくれ!」

こうして騒々しい朝が幕を開けた。


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