ルルド1
夢に出た内容の書き起こし
くっ!?
相手が多すぎる!
私は弓を力強く引きモンスターに向けて弓を弾いた。
モンスターの数が多すぎる。
「きゃ!?」
ヒーラーである彼女が狙われた。
私は彼女に覆い被さり手斧を振り下ろそうとしてるモンスターに狙いを定めて1矢放った。
「。。。ありがとうございます」
なんとか彼女のモンスターは撃退したけど弓の私ではさばききれない。
モンスターの量はそれほど多い。
「だい。。じょう。。ぶですか?」
彼女の疲労も多い。
こんな状況なのにアイツは何してるんだと!
「はっ!はっ!はー!!!!」
うるさい。
こっちは神経使ってるのに。。。
やっと来たのは良いけどうるさい。
斧を片手に目の前のゴブリンを一掃してる。
「ルルド?」
彼は円満の笑みで意味不明の事を言ってる。
「あのさ。母国語言われても伝わらないから」
私は冷たく狙いを彼に定めて言ってみた。
「はっ!これはすまない。大丈夫かな?」
ルルドでこれが伝わるわけ無い。
何なんだ彼は?
バカなのか?
バカなんだろ。
「とりあえずこの大群なんとかするよ」
私がそう言うと彼はカチッと音がするように斧を持ち構えた。
「了解!リーダー!!!」
彼はそう言うとゴブリンに構成されたモンスターの群れに突っ込んでいった。
「突っ込むなー!!!」
私の声は虚しく、私は彼の援護射撃をするはめになった。
全くどうしてこうなったのか。。。
壱
彼、ジュリアンと私、サリンの出逢いは幼い頃からになる。
彼はルルド人。私は行商人家族。
意味不明の部族であるルルド人それがジュリアンの一族である。
「サリン!やっと出逢えたな!」
なぜか大声で私を生意気に歓迎する声は毎回、ジュリアンが1番だった。
弐
門を入る前から駆け寄ってくる私は年齢的にもそうだが、そっけなくしてたと思う。
その時の事を思い出す気はない。
そんな思い出が薄れる位、今のジュリアンは残念だ。
「あはっはー!僕のおかげでゴブリンの群れを討伐出来たね!」
傲慢であるが真実である。
前衛が居ない僕達は逃走戦でしかなかった。
だけど。。。
「それは、前衛の君がこっちだ!って勝手に走って離れたからだよね!?」
私は言わずには言わなかった。
こんな、憎まれ口本当は言いたくない。
でも言わないといけない。
彼、ジュリアンは腕は立つ。
そこは認めよう!
でもチームとしてジュリアンは自由奔放過ぎる!
「そ!それは!そんな気がしたから。。。」
バツの悪そうな顔をしてる彼をじーと見てるとチームのヒーラーがあわあわしてる。
「そっそれでも助けられましたし。。。」
あわあわしながら、ジュリアンに助け船を出したのは、マルク。
人見知りの癖に争ってると口を出してくるお人好し。
マルクは分かってない。
こう言う言動するとジュリアンが。。。
「はっ!はっー!そうだよ!?僕が来たからクエストクリアしたんだからね!?」
調子に乗る。。。
私は深い。。。本当に深いため息を吐いてジュリアンを見つめた。
「今回はたまたま。ジュリアンは私達が悲惨な姿になってるのを見たいの?」
私は冷たくジュリアンに言った。
「。。。それは」
ジュリアンはバツの悪そうな顔をしながら言葉を思案してるのを感じる。
「分かる?前衛は君しか居ない。アタッカーであれば私と君だけ。君が迷子で私が倒れたらマルクは何も出来なくなるの?特にゴブリンに捕まったらどうなるか分かってるでしょ?」
私は強くジュリアンに注意した。
これで少しでも自分の立ち位置や重要性とかの意識の開拓になれば良いんだけど。。。
「ルルド。。。」
反省はしてると思うが母国語は分からない。
本当に反省してるのかな?
う~ん分からない。
「きちんと返事は?」
「ルルド。。。いや、ごめん」
謝ってるのになんだかイライラするのは気のせいかな?
さっきのルルドってうるせぇって聞こえた気がするので謝ったジュリアンを殴っておいた。
参
本日はルルド人の集落近くで討伐の依頼があったのでそこに居る。
ルルド人は全てを「ルルド」で通じあってる。
獣かな?と思うけど人間である。
文明レベルが低い。。。いや、高すぎるのかもしれない。言語においてだけど。
集落はそこまで発展してなくて完全木造が集落長の家でそれ以外は藁屋根の木造骨組みの田舎だった。
それでも飛び交う「ルルド」。。。
私は頭痛を覚えながらジュリアンの家に1泊する事にした。
「ルルド♪!」
美人の女性が嬉しそうに迎えてくれたが言ってることが分からない。
困惑してる私達を尻目にジュリアンは「ルルド!」と返事してた。
なんだこの種族。。。
「あぁごめん。母さんが可愛らしい子達ね。お嫁さんかしら?それにしても久しぶりね?元気にしてた?と言ったんだ?」
文字数と発言が合わない。
なぜ現代社会で滅びてないのか?
不思議でしかない。。。
「仲間ではありますがお嫁さんではないです。ごめんなさい」
「???」
通常会話出来ないとか終わってるなと思った。
私はジュリアンに目を向け通訳をさせたらお母さんは頭を何度も下げていた。
何を話しているか分からないのは不安がある。。。
肆
今日もジュリアンの実家近くで狩りを始めた。
歪かも知れないが、チームワークとしては上位のチームに負けない自信がある。
言葉を発する暇なく補助魔法が来て、言葉を話す間もなく目前の敵が居なくなり、次に行動起こそうとする敵を私が射ぬく。
言葉と言うレスが無い完璧なチームワークが取れている。
リーダーが仮とは言え私になってるが、私以外でも別に構わないと思ってる。
私はその事をジュリアンとマルクに話したら何故か激怒された。
不思議である。
狩りも1通りを終えて休憩に湖畔でキャンプをしてると1人で斧の手入れをしてるジュリアンが居た。
「おーい」
無視である。
「おーい。ばかー。」
無視である。
「ルールードー」
血相を変えたジュリアンが走ってきた。
意味が分からない。
「女の子がそんなはした無いことを言ってはダメだ!」
何故か怒られた。
意味が分からない。
ただ、ジュリアンが言ってる「ルルド」を言っただけなんだが。。。
「ルルドは言葉の強弱、大きさ、音程で意味が変わるんだ!」
ふむ。どうやら私のはジュリアンがゴニョゴニョするぐらい卑猥な言い方をしたみたいだ。
「難しすぎる言語だろ!」
「???」
率直に言ったがジュリアンはハテナと頭に浮かべていた。
これが異文化コミュニケーションか。
これからが心配である。
伍
「ルルド!!!」
集落に戻ると屈強な男性が仁王立ちしてた。
どうやら視線はジュリアンを射ぬいている。
この視線は知っている。
殺意。。。
私は矢を抜き射ぬく姿勢を取った。
マルクも同様に臨戦態勢を取っている。
男性は自身より大きい大斧を掲げて「ルルド!」と叫んでいる。
それに対して私とマルクの緊張が高まっているがジュリアンが私達の前に手を伸ばした。
「悪い。一対一でさせてくれ」
ジュリアンが何故か笑顔で言っていた。
私達は駆け出しではない。
相手の力量が分からない程バカでは無いのだ。
私達3人でも勝てるか分からない程男性は強者でしかない。
「出来るわけ無いだろ!?」
私は弓を構える。
手が震えるのは久しぶりだが、恐怖を意思の力で踏み越える。
「ルルド!!!」
男性が吠える。
怖い。恐怖が心を冷たく。身体を震わせる。
怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。
それだけが私を締め付ける。
それでも狙いはブレない。
それは私には仲間が居るから。
私はリーダーだから。
その弓をジュリアンがそっと手をついて下ろす。
「なんで。。。」
私は思わず声が出た。
「大丈夫だから」
ジュリアンはニコッと笑って男性に向かっていった。
ジュリアンと男性は何故か拮抗していた。
いや、男性がジュリアンよりやや上手のように思えた。
「ルルド!!!」
「ルルド!!!」
ルルドの声だけか響いていた。
相変わらず意味は分からない。
終
ジュリアンがついに膝をついた。
男性は以前に殺気を放っている。
私は今一度矢を男性に向けた。
「離れろ!!」
私は恐怖を払拭するように大声を男性に向けた。
「ルルド。。。」
男性は私を一瞥した。
それだけでキモが冷えた。
吐きたい。
逃げたい。
強者の一瞥とはそれ程効力のあるものなのか。。。
「もう一度言う!私の仲間から離れろ!!」
私は唾を飲み込み気高く言った。
たぶん私は死ぬだろう。
それでも、ジュリアンとマルクは。。。大切な仲間は逃がさないと。。。
「サリン、ずっと思ってたが勘違いしてるか?」
私の決死の意思を他所にジュリアンが言ってきた。
男性は笑っている。
「親父と手合わせしてただけだよ」
。。。
私は矢を握った。
乱射は得意の方だ。
ジュリアンと男性は逃げ回ってた。
「ルルド」ってなんなんだー!!!!
書いてて全部は書けなかった




