第8話 トイレは借りられるのか~セキュリティはフェチの味方
「ああぁっ!? 馬鹿な……っ……そんな……っ!」
公園のトイレの前、ガクガクと震えながら、絶望の表情を浮かべるイングリッドさん。
トイレは、水道管の破裂により、男女共に使用禁止になっていました。
これが、『トイレに行かせて!』→『いいよ』にした場合に、ヒロインを追い詰める展開。
単純ですが、『トイレが使えない』です。
『行けると思って気を抜いたら~』は前の話でもやりましたが、先程は尿意9割程度。
現在は――
602/552ml(-11ml)(109%)
100%を超えております。これは厳しい。
イングリッドさんのお尻が、どんどん後ろに突き出されて行きます。
尚、(-11ml)は、さっき膀胱プッシュでちびった分です。
このトイレ封鎖の方法、清掃中もよく見るんですが、限界が近いと突破していく子も多いので、私は容赦なく水道管のぶっ壊します。
デストローイ、イェー。
さて、トイレを封鎖され、一瞬目の前が真っ暗になったイングリッドさん。
ここで絶望して漏らしてしまうのか?
「くぅぅっ! ど、どこか、トイレ……あぁぁっ!」
どうやら、まだ頑張ってくれるようです。
フラフラと公園を後にして、街中に戻って行きました。
屁っ放り腰で、ヨタヨタと街を歩くイングリッドさん。
周りには幾つか店がありますが、トイレを借りたりはしないのでしょうか?
『トイレを貸して下さい!』
言いづらいですね。だからこそ、言わせてみたい台詞ですが。
こうゆう色々な店や、公園まである街中で、店員の許可が必要な店でトイレを借りるということは、『もう限界』と言っているのと同じです。
敵ではありますが、長時間会話を続けた私には言えても、見ず知らずの、悪意のない店員さんには言えない、ということはあるでしょう。
なので、こうゆう時の第一候補に上がるのが、デパートやゲームセンター。
ふらっと入って、誰にも告げずトイレだけ借りて店を後にしても、問題のない建物です。
次はパチンコ屋とかでしょうか。こちらは『入店=打つ』イメージがあるので少し抵抗はありますが、トイレは自由に使えます。
そこから先は、店員さんに一言告げる必要がある店ですね。
中を見て、客が少ない店、狭い(トイレまでの導線が短い)店がハードル低いでしょうか。
レストランなんかは、ちょっと入りづらいですね。
客用のトイレがあるか、従業員用を借りるしかないかは、あまり重要な要素ではないようです。
さて、そんな感じでどうにも言いづらい『トイレ貸して』ですが、それでも今のイングリッドさんは、それどころではないはずです。
疲弊し切った括約筋は崩壊寸前。
太股剥き出しぴちぴちホットパンツで、ただでさえ周囲の視線を集めているというのに、屁っ放り腰の子鹿走りから持ち直せません。
ここまで追い詰められたなら、飲食店だろうと雑貨屋だろうと、飛び込んでしまいそうなものです。
が、出来ない。何故か?
イングリッドの周囲のお店ですが……宝石店、ブランド店、星付きレストランetc……なんと、高級店エリアに入り込んでしまったのです。
これは辛い。
なんか格式高そうな店員さんと、明らかなセレブが優雅に過ごすお店に飛び込んで『トイレを貸して下さい!』は、特上の勇気がいる行動です。
如何に我慢の限界のイングリッドさんでも、何か一押しなければ入れないでしょう。
「ん゛あ゛ぁあ゛っ!?」
ジョッ、ジョッ。
突如立ち止まって、ビビクンっと震えるイングリッドさん。
618/552ml(-21ml)(112%)
また、ちびってしまったようです。目を見開いて、半開きの口をパクパクさせています。
よく見ると、ホットパンツのお股の部分が小さーく濡れてますね。
ここまで染みが出てきたということは、もう下着はビショビショでしょう。
「ダメだっ……漏れる……っ……漏らしてしまう……あぁぁっ……もう、ダメだ……っ」
ただ、これが『一押し』になりました。
イングリッドさん、もう店を選ぶ余裕もなく、真横にあった宝石店に飛び込みました。
「あ、あああのっ! すみませんがっ、くぁっ、ト、トイレをっ、かし、んっ! 貸して、いただけないでしょうか……!」
4人の店員、3人の警備員、3人のセレブ客が一斉に振り向きます。
合計20の視線に、ビクッと体を震わせるイングリッドさん。
今ので1mlも出なかったことは奇跡です。
さぁ、そんなイングリッドさんに向けて、女性の店員さんが口を開きます。
おしっこ我慢フェチの皆さんなら、返答は予想できるのではないでしょうか。
「申し訳ありません。防犯上の都合で、お手洗いはお貸しできないのです」
「あ、あぁぁっ、そんな……!」
『防犯上の都合』
いい言葉です。この一言で失禁ルートに入ったヒロインが、何人いたことか。
勇気を振り絞ってトイレを願い出たことに対するアンサーとしては、最高です。
店でトイレを借りるほど追い詰められたヒロインが、羞恥心を抑えて、声を絞り出す姿。
言ったからには、貸してもらえると思ってしまうでしょう。
もうすぐ訪れる解放に、体の力が徐々に抜けて行きます。
そこに突きつけられる『NO』。
しかも悪意ではなく、仕方ない理由で。マーベラス。
この宝石店の店員さんも、本当に申し訳なさそうな、そして気の毒そうな表情を浮かべています。
それはそうでしょう。
明らかに失禁寸前の、恐らく10代後半の多感な少女に、『トイレを貸さない』と言っているのですから。
「おおお願いしますっ! 私もうっ、あぁっ、くぅっ、限界でっ、んぁぁっ、も、もう、我慢が……!」
それでも食い下がるイングリッドさん。
対する店員さんは、本当に鎮痛な面持ちで、イングリッドさんに死刑宣告を言い渡します。
「申し訳ありません。先日この近辺で、お手洗いを利用した窃盗事件がありまして……どの店も、しばらくは貸し出しは行えないかと……」
「あ、う、嘘……嘘……っ……あ゛あ゛あ゛っ!?」
ジョロロロッ!
ここら一帯でトイレが使えないという最悪の答えに、イングリッドさん、心が折れかけます。
いち早く諦めてしまった括約筋が、結構な量の浸水を許します。
ホットパンツ出口付近の染みも卵大に広がってしまいました。
629/552ml(-36ml)(114%)
脚をクロスさせ、全力で水流を止めるイングリッドさん。
壮絶な表情を顔面に浮かべます。
さて、この『壮絶な表情』、皆さんどんな顔を思い浮かべましたか?
限界状態での表情は、人によって大きく好みが分かれるところ。
目は瞑るのか、開けるのか。
開けるならどのくらい?
後は眼球の位置もですね。真ん中、アヘ顔っぽい上側、白目。
歯は食いしばる? 半開き?
体液はどこまで出しますか? 汗、涙、涎、鼻水。
薄いと切迫感が伝わりませんが、やり過ぎると人間の顔じゃなくなって萎えるます。
では、イングリッドさんのお顔を、私の好みに整えてみましょう。
まず、目は半分開ける派です。
限界手前では瞑ったり、ちびった瞬間は見開いたりしますが、基本はギュッと力を入れた半目が基本。
意識して細めているのではなくて、力を入れすぎて自然と瞼が降りてきてしまう感じ。
眼球の位置は真ん中です。
私は正気が感じられる表情が好きなので、意識が飛びそうなアヘ顔とかは苦手です。
口は半開きです。こちらも、目ほどではないですが力が入ってる感じ。パクパクさせたい。
体液は、まず顔面汗びっしょり、涙は目の両端から流れているといいですね。
口の端、左右のどちらかから、涎も一筋垂らしてもらいましょう。
もう唾を飲み込む余力すらない、という表現です。
鼻水は私は無しです。鼻水はギャグか、ハートフルガチ泣きシーンではありですが、エロでやるとギャグっぽくなっちゃうんで。
というわけで、これがイングリッドさんの『壮絶な表情』です。
どうでしょう、『漏れそう』を表現できているでしょうか?
そんなイングリッドさんに、店員さんも息を呑んで、何も言えなくなってしまいました。
一瞬の沈黙。そして――
「あぁああぁあああぁっっ!!」
思わせぶりな振りをしましたが、まだ漏らしてないですよ?
イングリッドさんは、まだ諦めていません。
店を飛び出し、再び街中での子鹿走りを始めます。
この走り方も好きです。
前屈みで、腰を後ろに突き出し、脚は肩幅くらいに広げつつ、両膝をくの字に折って擦り合わせる、『おしっこ我慢スタイル』をキープしつつ、急いで脚を動かす移動方。
私は勝手に『子鹿走り』と呼んでいます。
こんな格好で走ってる人がいたら、おしっこ我慢してるとしか思えませんよね?
この高級商店街の人々もそうです。
エロホットパンツで、明らかに失禁寸前な様子のイングリッドさんに、周囲は無遠慮な視線を向けてきます。
イングリッドさんとしても、それは恥ずかしくてたまりませんが、今はもうそれどころではありません。
(出る……出るっ……あぁぁっ、もう、出るぅ……っ!)
尿意は限界を超え、ホットパンツはもう、前と後ろから染みが見える程にグッショリです。
あ、このおちびりも、どこまで許すか好みが分かれますかね。
ヒロインの限界度合いを表現するおちびりですが、やり過ぎるとお漏らしとの線引きがわからなくなって、フィニッシュポイントがぼやけてしまいます。
あと周囲の視線やヒロインの意識も。
我慢しているつもりなのに、もうほとんどお漏らし状態では、本当の決壊を迎えた時の落差が小さくなってしまいます。
一切のおちびりがない、乾いた衣服が一気に濡れるのが正義! って方もいるのではないでしょうか。
私は、結構な量をちびらせてしまいます。これはもう、考えてやっていることではないですね。
よく『キャラが勝手に動き出す』なんて言いますが、うちの子達は勝手に漏らし出します。
で、話ができた後に、作者権限で各シーンのちびった量を少なく調整していくのです。
それでも、殆どの話で、お漏らしの直前は太ももはびっしょり、靴下もちょっと濡れてて、足元に半径5cmくらいの水溜まりのある、結構な惨事になってしまいます。
我慢の効かない、困った子達です。私のせいですが。
私も本当は、漏らすその瞬間は、まっさらな生地にジュワッと染みが広がるシーンから始めたい!
誰か、おちびりの緊迫感や恥ずかしさを維持しつつ、失禁の瞬間まで一滴も漏らさない画期的な表現はありませんか?
「す、すまないっ、あぁっ、答えてくれっ! 頼むっ!」
おや、イングリッドさんが私を呼んでいますね。
いったいどうしたんでしょう?