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第6話 時間の進め方~君のヒロインは何コマで落ちるか

 はい、お待たせしました。ここからは実演込みの時間です。


 先ずは、もう色々準備完了したイングリッドさんを改めてご紹介。

 一部、異世界から日本に転送する上で設定変更をしております。


「早くしろ……私も、んっ、暇ではないんだ……っ」

(街に移動すれば……トイレが……!)


 イングリッドさんの動きが大きくなってきましたね。

 では、現在のイングリッドさんはこちら!



 名前:イングリッド・シベリウス

 年齢:18歳

 職業:悪の女幹部(→有名進学校の生徒会長)

 身長:162cm

 BWH:90/58/90

 太もも:ニーソからちょっとハミ肉する程度

 顔:水色髪の内巻きボブ、可愛い系をベースに、ツリ目でクール感を出す

 性格:秩序/中庸、真面目、ルールに厳しいが本当は優しい、強がり、頑張って無表情を保っている

 トップス:白シャツ&水色ベスト&紺ネクタイ(乳袋完備)

 ボトムス:グレーのぴっちりホットパンツ(股下0cm、レッグ角15°、ノーダメージ)

 足周り:青白縞ニーソ(膝上5cm)、編み上げブーツ

 下着:白のレース

 膀胱:474/552ml(86%)

 水分:紅茶をティーカップで3杯、水をグラスで2杯=783ml

 注釈:紅茶は利尿作用強め

    膀胱は括約筋や精神力次第ですが、物理的には130%くらいまでは広がります


 ではイングリッドさん、街の方に転送します。

 文化の違いとか、現状とかは、違和感なく受け入れられるよう、記憶を改ざんしておきますね。


「ちょっと待て、記憶を改ざんって――」


 では、ゴー!


「話を、あっ!」


 ……と、言うわけで、イングリッドさんには現地に飛んでもらいました。

 場所は日本の東京にある……と言う体の架空の街。


 不正の冤罪を被せられたイングリッドさんは、このままでは退学、からの最悪少年院行きで、脅迫者の指示に従うしかない状態です。

 脅迫者は自分で用意したスマホをイングリッドさんに持たせて、イングリッドさんとは常に通話状態。

 イングリッドさんはマイク付きイヤホンでハンズフリーです。


 さて、イングリッドさんですが――



「……着たぞ……変態め……!」

(くっ……し、視線が……っ……見るな……っ)



 あのエロホットパンツと目立つ縞ニーソは、脅迫者からの指示ってことにしました。

 周囲を気にして、恥ずかしそうにモジモジしています。


 街のモデルは渋谷~表参道。

 しかも今、イングリッドさんは駅前の広場にいて、人通りメッチャ多いです。


 イングリッドさんみたいなエロ美人がエロい格好してたら、相当な人数の目を引くことになるでしょう。

 ただ原宿発の超人達もいるので、彼らほど目立ってはいない感じ。


 私はおしっこ我慢含めて、恥ずかしがっているクール系の女の子は大好物です。

 エロい格好は私がイメージして楽しむ以外に、ちゃんと周囲に反応させて、露出的な羞恥を感じてもらいたい、という目的もあります。

 ワイン好きの方はグラスも拘るらしいですが、多分そんな感じです。


 尚これ、多分やるなら最初の方だけです。後半になるに連れて、本人は尿意でそれどころではなくなってくるので。



『よく似合っている。素敵だよ、イングリッド』


 あぁ、脅迫役は勿論私です。超高性能ボイスチェンジャーで、なんかこう、色気たっぷりのイケオジの声に変えてます。


 あと、イングリッドさんの姿は、何機かドローン飛ばして全方位から見てる設定。

 それをメインに、街の監視カメラと衛星カメラ、スマホのGPSで見失わないようにしています。

 何者なんでしょうね、この世界の私。


"Balance UNLIMITED."



『だが、脚を隠すのはいけないな。手は横に下ろすんだ』


「くっ!」


 イングリッドさんが、恥ずかしそうに太ももを隠しますが、ここは禁止です。

 悔しそうな顔もいいですね。


 そして……。


『落ち着きがないようだが、どうかしたのかな?』

「っ!」


 恥ずかしいだけにしては、モジモジが大きいですね。

 一体何があったんでしょう? まぁ、知ってますけど。


「こ、こんな格好をさせられて……っ……平然としていられるわけがないだろう……!」

(ど、どこかで……トイレに寄らなければ……!)


 まだ強がる余裕があるようです。

 イングリッドさんは強がりさんですからね。

 私のような『卑怯者』相手には、弱みを見せられず、ギリギリまで我慢してしまうことでしょう。


『そうかい? なら構わないが、恥ずかしくても、手はその位置でキープだよ』


「わ、わかっている……さっさと、指示を出せ……!」


 このまま突っ立っているだけじゃ、尿意が強まるだけですからね。


『スマホを見なさい。ルートを転送したから、その順番で歩くんだ』


 言われた通り、イングリッドさんはスマホに送られたルートを確認、歩き始めます。

 さて、話が動いたわけですが、ここからの展開として、皆さんの好みはどちらでしょうか?



 1.ノーカットで、じわじわ尿意が上がっていく様を観察

 2.場面転換を繰り返して、尿意の大きな変化を楽しむ



 私は最近、2番が好きなことを自覚しました。

 即落ち2コマにも通じるものがあるんですが、強がっていた子が、場面転換すると不安そうな涙目になっている、この落差が堪らないんです。

 本当に即落ちされたんじゃ興醒めなんで、早漏れ7コマで。



 1.『トイレ? 別に?』

 2.『あ、トイレ行きたいかも』

 3.『んっ、この辺……トイレあったかな……?』

 4.『トイレっ、トイレに行きたい……! トイレ……どこ……!?』

 5.『どうしようっ、もう、漏れそうっ!』

 6.『あ゛ぁっ、限界っ、出ちゃうっ!』

 7.『もうダメぇっ!』ブシャーーーーッッ!!



 こんな感じでしょうか。

 イングリッドさんは今3番くらいですね。

 なので、あと4コマでフィニッシュです。


 試しに1コマ進めて――見る前に、今回のお散歩の大事なルールを説明させてもらいます。

 ちょうど、イングリッドさんがルート上のデパートに入ろうとしています。

 デパートにはトイレがありますからね。


 硬かった表情が、あからさまに安堵の色に染まっています。


「ふぅ……」

(やれやれ……私としたことが、飲み過ぎてしまったな……)


『何処にいくのかな? イングリッド』


「っ!? や、少し、ト……ル、ルート上の店だ、問題は、あるまい……」


 びっくりして、『トイレ』と言いかけましたね。この口をついて出そうになって、慌てて言い直すのも好きです。


『いけないよ、店内はルート外だ。店内のカメラも見られるが、肝心のドローンが入れないからね。勝手に入ったら、ルール違反とする』

「そんな……っ!」


 で、本題のお散歩ルール。



 ・勝手にお店に入っちゃダメ



 イングリッドさんには『ドローンが~』とか言いましたけど、勿論トイレに行かせないためです。

 もうすぐトイレに行けると思っていたイングリッドさん、見る見る顔色が悪くなっていきます。

 気が緩んだところでお預けって、辛いですよね。


 まだ100%未満だから耐えられてますが、限界近くだったら、それだけで漏らしていたかもしれません。


『どうしたのかな? 何か、どうしても店に入りたい理由でも?』


「べ、別に……ただ、少し、んんっ、き、気になっただけだ……!」


 苦しい言い訳です。


 この状況下でルート上のお店でショッピングとか、本当なら凄まじいメンタリティです。

 確かにうちのヒロインズには、約1名本気でやりかねない子がいますが、イングリッドさんの心臓はそこまで強靭ではありません。


 でもまぁ、突っ込まないであげましょう。

 イングリッドさんに尿意を自白させるのは、まだまだ先の話。


『では、散歩に戻ろうか。いいね、イングリッド』


「あ、あぁ……くぅ……っ!」


 さて、入店禁止ルールも提示できたことですし、今度こそ場面を1コマ進めましょう。

 時間は、今から30分後。出発から数えると合計40分後です。


「ふぅっ、ふぅぅっ、んっ、あっ、ふ、ふぅぅっ、あぁぁ……!」

(ト、トイレ……! どこか、入れるトイレは……!?)


 顔面に汗をびっしり浮かべて、落ち着きなく周囲を見回しています。

 目も潤んできていますね。涙目まであと一歩、といったところ。


 まだ太ももに向けられる視線も恥ずかしいようですが、かなり尿意に塗り替えられているようです。

 横に付けた手は、固く握りしめられています。


(下腹が……どんどん重く……っ……このままでは、我慢が……!)


 尿意が上がるのが早いみたいですね。

 何せイングリッドさんが今日飲んだ水分は783ml。これが全部膀胱に来るわけではありませんが、それでもイングリッドさんの膀胱に収まらない量です。

 では、その膀胱の現在の様子は……!


 519/552ml(94%)


 9割超えました。これは辛い。


 この尿意表示も、おしっこ我慢作品ではちょいちょい見る演出です。

 小説だとこうやって数字を書くしかないんですが、絵、つまり『尿意ゲージ』には色々なタイプのものがあります。


 普通のゲージタイプに丸型、水を入れるものってことで、コップなんかも使われますね。

 メスシリンダーやビーカーみたいに、目盛の付いてるものが使われることも。

 そのまま膀胱を透視するタイプもあります。


 最近では尻尾をゲージ代わりにするという、なんともスタイリッシュな手法を目にしました。

 天才か!!


 私の別作品では、膀胱の上に浮かぶ淫紋の大きさで膀胱の膨らみ具合、光量で溜まり具合を示す、なんて表現をしたことがあります。


 さて、辛そうなのはいいんですが、歩いているせいで下半身のソワソワ感が足りませんね。

 少し足止めしてみましょう。



『イングリッド、少し歩くのが早いな。何か急ぐようなことでも?』


「べ、別に……歩く速さくらい、私の自由では……!」


『いいや、違うぞ。私は、君がその姿で街を歩くところが見たいんだ。早歩きをされては、楽しい時間がすぐに終わってしまう』



 これは本当。まぁ、『その姿』には多分におしっこ我慢姿も入っていますが。



『短縮された分を取り戻そう。そこの街灯の下で、暫く足を止めなさい』


「なっ……くっ……わ、わかった……」



 逆らっても無駄なことはわかっているイングリッドさん。

 苦渋の表情ながら、素直に街灯の下に移動します。

 因みに膀胱はこんな感じ。


 530/552ml(96%)


 ちょい増えてますね。では、観察開始。


「んっ、んんっ! ふぅぅっ、ふぅぅっ……くっ、うっ……あぁぁぁ……っ」


 顔面はかなり険しい感じになってますね。

 止まったことで、体がブルブルと震えているのもわかります。


 おしっこ我慢描写には、『歩いて尿意を紛らわす』、『一歩でも歩いたら漏れる』という相反する状態があります。

 概ね、まだ膀胱に余裕がある時は前者、失禁寸前だと後者になりますね。


 イングリッドさんは今96%。相当我慢してはいますが、まだ膀胱には多少の余白があり、さらに広がる余地もあります。

 なので、今は前者の状態。足を止めたことで、尿意が鮮明になってしまったんでしょう。


 さて、気になる脚の動きですが――頑張って抑えていますね。

 でもやっぱり抑えきれず、太ももを小さく、ゆっくり、モジっ、モジっと擦り合わせています。

 腰も若干引けていますね。それに、体全体のブルブルとは別に、時折ビクッと震えます。


 因みに異世界で女幹部している時のイングリッドさんは、96%の尿意ではほぼ表に仕草を出すことはありません。

 この辺の記憶も現代風に操作しているんですが、背負う肩書きが変わったせいか、自制が利きづらくなっているようです。

 険しい表情が、時折切な気に歪みます。


(あ、あぁ、ダメだ……っ……尿意が……脚が、動いてしまう……!)

「いつまでっ、んぁっ! こ、こうして、いる、つもりだ……うぅぅっ! そろそろ……お、終わりに……っ」


 尿意に耐えかねたイングリッドさん、ついに泣き言じみたことを言い出しました。

 では、ここで一つ仕掛けるとしましょう。



「何をそんなに焦っている? トイレにでもいきたいのか?」



 はい、聞いちゃいました。

 この質問、かなり賭けです。


 おしっこ我慢フェチとしては、ここは是非とも否定してほしい。

 ハッキリと尿意を否定させることで、それ以降のトイレ申告をし辛くさせることができ、自然と長時間の我慢を強いることができますからね。


 対して、肯定パターン。

 『その、実は……』なんて言われても、現状、これに対する私の答えは『ダメ』一択。

 そして、その答えはヒロインに『トイレに行けない』という不安を与えますが、同時に『トイレに行けないのはコイツのせい』という、『仕方ない』理由も与えてしまいます。


 この『仕方ない』は最悪、失禁に至った際にも付いてきて、大事な羞恥心へのノイズになってしまいます。


 さぁ、イングリッドさんの返答や如何に?




「ふ、ふざけるな……んんっ、私が、トイレなど……ば、馬鹿なことを、言うな……っ」


 しゃあっっ!!

 さすがイングリッドさん。

 100%に満たない尿意で、敵にトイレを願うなんてことはしないと、私は信じていましたよ。


 では、賭けに勝った自分と、見事『我慢してない私』を貫いたイングリッドさんに、ささやかなご褒美を。



『そうか、おかしなことを聞いて済まなかったな。だが、調子が悪そうなのは確かだ。そこの店で飲み物でも買うといい』


「なっ!? い、いらん! 今は、喉は乾いていない!」



 はい、『トイレ我慢してる子に飲み物飲ませる鬼畜イベント』です。

 必死に拒否するイングリッドさん。

 そうですよね、現時点でもうトイレに行きたくて仕方ないのに、これ以上飲み物とか無理ですよね。

 でも飲んでもらいます。



『イングリッド、私は『飲め』といったよ?』


「あ……だ、だが、私……私は……っ」


『まぁ、本当にトイレに行きたくなられても面倒だ。Sサイズにしておきなさい』


「く……あ…………わ、わかった……」



 因みに目の前の店はルイボスティー専門店。

 Sサイズで150mlです。

 ルイボスティーはカフェインはないですが、やっぱりトイレは近くなります。

 そしてイングリッドさんも、それは知っています。

 泣きそうな顔で、150mlを飲み干しました。


「んっ……あぁぁ……は、早く……っ……次に行くぞ……早く……!」


 ブルブルと体を震わせながら歩き出すイングリッドさん。

 今飲んだルイボスティーが、早速膀胱に……なんてことはあり得ませんが、『飲んだ』という意識だけで、不安で膀胱は縮こまってしまいます。


 そして、お散歩の残り時間は、後1時間10分ほど。

 後半には、必ずこれも、本当の致命打となって響いてきます。


 イングリッドさんの『地獄のおしっこ我慢散歩』、いよいよ後半戦です。

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