だから夜が嫌いだ
こんな時間だから、こっそり愚痴ってみる。
私は、夜が嫌いだ。
何故、夜が嫌いになったか、その理由は小学生の時まで遡る。
ある日の夜、いつもと変わらず寝ようと瞼を閉じた。
疲れきっていた私は、すぐに夢の中へ飛び立って行った。
夢の中、私は何者かに襲われた。
逃げても逃げても、私を追ってくる人。
迫りくる追っ手に、追い詰められた私は建物から飛び降りた。
その恐怖から、私は夢から現実へと引っ張られ、目覚めた。
起きた私は、冷や汗でびっしょりだった。
この時を境によく夢を見るようになった。
小学生から中学生、中学生から高校生、高校生から社会人。
そして、現在も。
毎日のように、夢を見る。
夢の種類は、様々だ。
アニメの世界だったり、現実的なもの。
または、戦国時代や貴族のような過去や世界。
それに、宇宙から見たような未来。
夢の中では、色々な世界を感じた。
また、別人にもなって色々な経験をした。
これだけなら、映画を見るような感覚で楽しそうだ!
と思われる事が多いが、私は器用ではない。
夢の中では、現実だと認識してしまう。
だから、どんな夢でも全力で生きている。
また、この夢は基本的にバッドエンドになる事が多い。
だからこそ、目覚めた時に恐ろしい程疲弊している。
その影響で、眠る事が本当に怖い。
いつか、人間は眠らなくても良い生き物にならないか。
私は、真剣に考えている。
今は、夢に慣れましたが、昔は本当に辛かったです…鮮明に内容を覚えているので。
楽しい夢が見たいなぁ。




