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父は死んで妹が産まれた。

はじめまして、ひなゆづと申します。

日頃仕事中に妄想してた話をこの度、こちらのサイトに投稿していこうと思いました。

少しでも面白いと思ってくれたら嬉しいです。

早野高広、三十代前半。自動車整備士として働く、ごく普通の男。

休日にはアウトドアやドライブを楽しみ、二人の息子、小学四年の長男と小学一年の次男を溺愛する父親だ。

結婚して十年。最近は体の衰えを感じつつも、家族の笑顔を支えに仕事に励んでいる。


(工場のシャッターがガラガラと閉まる音)


早野「ふぅ……今日も一日、よく働いたなぁ。腰にくる……歳をとった証拠かぁ。」


同僚「ははっ、早野さん、まだ30代でしょ?若い若い!」


早野「いやいや、最近息子たちと公園で走り回るとすぐバテちまうんだよー。あいつら元気すぎる…」


同僚「小4と小1でしたっけ?そりゃパワフルですよ。」


早野「あぁ……まぁでも、あいつらが喜んでる顔見るだけで疲れも吹き飛ぶんだ。嫁さんにも感謝しないとな!」


(携帯の着信音が鳴る)


早野「……お、噂をすれば。はい、もしもし?あぁ……今終わったとこ。うん、晩飯?わかった、すぐ帰るよ。」


同僚「かおりさん?」


早野「あぁ。今日カレーらしいぞ。帰ったら、きっと長男が『おかわり!』って言うんだろうなー」


同僚「ははは、いいなぁ。じゃあ気をつけて帰ってくださいよ。」


早野「おう、また明日ね。」



(エンジン音・車内BGMが小さく流れる)


早野「ふぅ……今日は疲れたなぁ。オイル被ったせいでツナギもベトベトだし……帰ったら夕飯の前にシャワーかな。さて、早く帰らないと。」


(赤信号で車が止まる)


(横断歩道の向こうから女子高生たちが笑い声を上げながら歩いてくる)


女子高生A「ちょっとー、それウケるんだけど!」

女子高生B「マジで!?うちら最強じゃん!」

女子高生C「プリ撮ろうよ、プリ!」


(楽しそうにキャッキャする声が響く)


早野(心の声)「……若いって、いいよなぁ。笑ってるだけで世界がキラキラして見える……。」


早野(心の声)「俺もあんな頃があったんだよなぁ。……もう戻れねぇけどさ。……はぁ、若返りてぇもんだな……。」



(車が青信号で発進し、ゆっくり加速していく)


早野(心の声)「さぁ、帰ったらカレーだ。……あいつら喜ぶ顔が楽しみだな。」


(その時、轟音――)


トラック運転手「あっ、やべぇッ!!」


――ドガァァァァンッ!!!


(大型トラックが赤信号を無視して交差点に突入、早野の車の右側面に激突する)


早野「――っ!!!」


(車体が横転し、ガラスが砕け散る音。金属がひしゃげ、タイヤが空を切る)


周囲の声「キャァァァ!!」「事故だ!」「救急車呼べ!」


横転しながら何度も地面に叩きつけられ、車はグシャグシャに潰れながらようやく停止する。

車は原型をとどめぬほどに潰れ、交差点の真ん中で無残に横たわっていた。



(車内:金属の軋む音、煙、割れたガラスの破片が散乱)


早野「……っ、ぐ……! 痛……っ……」


(視界がぼやけ、ハンドルに手を伸ばそうとして力が入らない)


早野(心の声)「体が……動かない……っ。俺……どうなったんだ……?」


(遠くでサイレンの音が微かに近づいてくる)


早野「……カ……レー……まだ……」


(頭にふと浮かぶ家族の顔)


早野(心の声)「……かおり……。……あいつら……宿題、終わらせたかな……。……次男はまた『手伝って』って泣いて……」


(視界がさらに暗く、狭くなっていく)


早野「……早く……帰ら……ねぇと……」


(ガクンと頭が垂れ、意識が遠のいていく)


救急車のサイレンが近づく頃、早野の意識は暗闇の中へと沈んでいった。




--暗闇--

底の見えない闇の中に、早野はひとり浮かんでいた。


早野(心の声)「……俺……死んだのか……?体が……ない……。」


(何も聞こえない。だが、どこかで微かに響く風の音、草の揺れる音。)


早野(心の声)「……夢……か?……なんだ、ここは……。」


(やがて暗闇の奥から、ぼんやりと光が滲みはじめる。小さな火が揺れるように、ゆっくりと。)


早野「……まぶし……っ……」


(光は次第に大きくなり、闇を押しのける。眩しさに思わず目を細める早野。)


早野「……ここは……?」



真っ暗だった視界が、やがて鮮やかに色を取り戻していく。

まるで深い眠りから目を覚ますかのように…

暗闇に沈んでいた意識が、ふと光を取り戻す。

水面を渡る風、鳥のさえずり、草の揺れる音――。

そこは静かで、どこまでも自然豊かな湖畔だった。


早野「……っ……ここは……湖……?」


(頬に当たるのは心地よい風。耳に届くのはせせらぎの音。確かにあの交差点にいたはずなのに、目の前に広がる景色はあまりにも現実離れしていた。)


(視界の端に影が差す。目を開けると、長い栗毛を風に揺らす一人の女性が、心配そうにこちらを覗き込んでいた。)


栗毛の女性「……◇◆△……?」


早野「……だ、誰……?ここは……どこなんだ……?」


(女性は言葉を重ねるが、意味は分からない。ただ、その表情と眼差しは、不思議なほど優しく感じられた。)


栗毛の女性「◇△※……? ◆◇◎……!」


早野「……す、すみません……何を言ってるのか……わからないです……。」


(女性は少し眉を寄せ、しかしすぐに柔らかな笑みを浮かべる。声は理解できないのに、優しさが滲み出ているのが伝わる。)


早野(心の声)「……キレイな人……。まるで絵本から抜け出したみたいだ……。」


(女性は肩にかけていたバッグを探り、透明なガラス瓶を取り出す。瓶の中では青白く光る液体が揺れている。)


早野「……なんだ……水……?それとも……薬……?」


(女性は瓶の栓を開け、自らひと口飲むふりをして、次に瓶を早野へ差し出す。)


栗毛の女性「……◆◇△……!」


(彼女の仕草は「大丈夫、あなたも飲んで」という明確なジェスチャーだった。)


早野「……俺に、飲めってこと……?」


(差し出された瓶。見知らぬ液体。しかしその眼差しには、疑いようのない優しさが宿っていた。)

(早野は恐る恐る瓶を受け取り、液体を口に含む)


早野「……ん……! な、なんだこれ……冷たい……けど……少し甘いような……。」


(喉を通ると同時に、頭の奥で何かが弾けるような感覚。視界が一瞬だけ白く光る。)


早野「――ッ!」


栗毛の女性「大丈夫? 気分は悪くない?」


早野「えっ……!? 今……俺……理解できた……!?」


栗毛の女性「よかった……!やっと通じたみたいね。」


早野「さっきまで……全部意味不明だったのに……今は……普通に聞き取れる……。」


栗毛の女性「ふふん、でしょ? 私が作った《翻訳ポーション》はすごいんだから! 動物とだってお話できちゃうんだからね!」


早野「……翻訳ポーション!? な、なんだよそれ……。

まるで……ドラ◯もんのひみつ道具みたいなもんじゃねぇか……!」


栗毛の女性「ドラ◯もん……? 何それ? 魔道具の一種かしら?」


(女性は首をかしげるが、すぐに胸を張って得意げに名乗る)


栗毛の女性「そんなことより! 私はリリサ。この湖の湖畔で暮らしているエルフよ。」


早野「……エルフ? ……え、エルフって……あの、ゲームとか漫画に出てくる……エルフ?」


(リリサが不思議そうに首をかしげる)


早野(心の声)「……いや、待てよ……。顔がキレイすぎて気づかなかったけど……確かに……耳が……長い……!」


(リリサの長い栗毛が風に揺れ、その隙間から尖った耳のラインが覗く)


早野「……ほんとに……エルフだ……。」


リリサ「?…何をそんなに驚いているの?あなたもエルフじゃない。」


早野「…え?」

(早野は思わず自分の体を見下ろす。袖口から覗く細い手、白く透き通るような肌、そして胸元にかかる長い髪――。)


早野「……ちょ、ちょっと待て! 俺の腕……細っ!? いや、手……小さっ!? え、なんだこの髪!? めっちゃサラサラだし……金髪ロング!?!?」


(慌てて耳に手をやると、尖った長い耳の感触が指先に触れる)


早野「……う、耳……長ぇぇぇぇぇッッ!!」


(声も裏返り、甲高い少女の声が湖畔に響く)


早野「って、声!? 声まで女の子!?!? 俺のダンディボイスどこいったぁぁぁ!!!」


(リリサはクスクス笑いながら見守っている)


リリサ「ふふっ、何をそんなに大騒ぎしてるの? 可愛いじゃない。」


早野「可愛いじゃねぇぇぇ! 俺は30代の既婚男性だぞ!? 小学生の息子二人いるんだぞ!? なんでJKどころかJCくらいの見た目になってんだよぉぉぉ!!」


リリサ「ジェーシー……? またよく分からないことを……。」


(早野は湖に駆け寄り、水面を覗き込む。そこには10代前半の美少女エルフが映っていた。)


早野「……うわぁぁぁ! マジで俺じゃねぇぇ!! 可愛すぎる知らん子が映ってるぅぅぅ!!!」


リリサ「あははっ、そんなに大げさね。でも本当にあなた、可愛いわよ?」


早野「やめろぉ! そんなこと言われたら余計に現実味が増すだろ!!」


(湖面に映る自分の姿を見てパニックの早野。そんな彼に、リリサが落ち着いた声で語りかける)


リリサ「……実はね、あなたをここに“転生”させたのは私なの。」


早野「……は? ……転生? ちょ、ちょっと待て。軽く言うけど、それチート級ワードだからな!?」


リリサ「ふふ……でも誤解しないで。私は転生させる“魂”を選べないの。器……つまり、この世界に用意した身体に“協調”する魂が偶然引き寄せられるだけ。」


早野「協調……? 何それ、勝手にBluetooth接続みたいなノリで転生すんなよ!!」


リリサ「……あなた、死ぬ直前に“若返りたい”って強く思ってなかった? 街角で楽しそうに笑っていた少女たちを見て、『輝いているな』とか。」


早野「……!! なっ……! なんで知ってんだよ!? あの時の俺の心の声、聞いてたのか!? エスパーかよ!」


リリサ「その憧れが、たまたまこの器と協調したの。だからあなたは……この10代の少女の姿で生まれ変わったのよ。」


早野「……やめてくれ……。憧れが強すぎて女子化するって、どんなギャグだよ……! 俺は帰ったらシャワー浴びて、カレー食って、息子の宿題見て、それからビール飲む予定だったんだぞぉぉ!!」


リリサ「落ち着いて。大事なことを言うわ。――転生は、この世界じゃ“違法魔法”とされているの。だから、くれぐれも周りに知られてはダメ。」


早野「違法ぉ!? ちょっ、いきなり重罪人スタート!? 俺、異世界きて秒でアウトロー確定かよ!」


リリサ「しっ……声が大きい! バレたらあなた、存在ごと消されるかもしれないのよ!」


早野「えぇぇぇ!? 転生って命がけ!? 聞いてねぇぞぉぉ!!!」


(リリサは苦笑しながらも、真剣な眼差しを向ける)


リリサ「だからお願い。ここでは“あなたがエルフの少女”であること以外、口にしてはならないわ。」


早野「……俺の30年分の人生、黙殺確定かぁぁぁ……!」


リリサ 「とりあえず人目につくとまずいわ。一旦私の家へ行きましょ。」


早野 「もう夢であってくれ……」


(湖畔沿いの木造りの家。リリサが扉を開ける)


リリサ「さ、入って。ここが私の家よ。」


早野「……お、おぉ……ファンタジーの家って感じだな……。なんかRPGの初期村に出てきそうだ……。」


(リリサはじっと早野を見て、すぐに眉をひそめる)


リリサ「……それにしても、あなた……その格好、何?」


早野「え? あ、これ? 俺の仕事着……自動車整備士の作業ツナギ……。」


リリサ「……汗と油の匂いがすごいわ。正直臭いのよ。」


早野「おい!1日仕事を頑張った男の勲章を臭いの一言でまとめるな!!」


(リリサは呆れ顔でため息をつき、棚から布服を取り出す)


リリサ「はい、これに着替えなさい。」


(手渡されたのは――ふわふわフリルのついた真っ白なワンピース)


早野「……お、おいおいおいおい!? なんでよりによってフリフリの白ワンピ!? これ、絶対ヒロインが夏祭りで着るやつだろ!!」


リリサ「だって、あなたにはこれが似合うと思ったのよ。エルフの少女に作業着なんて変でしょ?」


早野「いや、変っていうか……俺の精神は30代整備士なんだぞ!? 白ワンピとか身の丈に合わなさすぎるだろ!!」


(リリサは腰に手を当て、ジト目でにらむ)


リリサ「……その臭いツナギのままいる方がよっぽど不自然だと思うけど?」


早野「ぐぬぬ……! 正論パンチやめろ……! 俺の防御力ゼロなんだよ!!」


(リリサはニコッと笑って、フリフリをひらひらさせながら押しつける)


リリサ「さ、さっさと着替えて。絶対可愛いから安心して。」


早野「“安心して”じゃねぇぇぇ! 俺はオヤジで父親でダンディ枠なんだぁぁぁ!!」


(しかし白ワンピは逃げ場なく、早野の腕にしっかり抱え込まれる)


早野(心の声)「……マジでこれ着るのか……俺……!? 地獄の羞恥プレイじゃねぇか…」


リリサ「ほら、遠慮しないで。可愛い服を着た方が、もっとあなたらしく見えるわよ。」


早野「“俺らしく”ってなんだよ!? 俺はオヤジだっての!! JCエルフモードはオマケだろ!!!」


リリサ「……まだ現実を受け入れきれてないのね。いいから、ほら、着替えて!」



(場面転換:部屋の奥からカーテンをそっと開け、早野が出てくる)


早野「……っく……は、恥ずかしすぎる……。」


(そこに現れたのは――白いフリフリのワンピースに身を包んだ10代前半のエルフ少女。

腰まで伸びた金髪ロングがさらりと揺れ、清楚な雰囲気をまとっている。)


リリサ「きゃぁぁぁ! 可愛いーっ!! やっぱり似合うと思ったのよ!」


早野「やめろーッ! 声デカい! 近所迷惑!!」


リリサ「何を照れてるのよ。見て、この裾の広がり方! 髪とのコントラスト! 完璧じゃない!」


早野「完璧とか言うなぁぁ! 俺は本来、油まみれのツナギがデフォなんだよ!!」


(リリサはにやにやしながら姿見を持ってきて、早野の目の前に置く)


リリサ「ほら、自分で見てみなさいよ。」


早野「い、いやだ! 見たら負けだ! 絶対に現実受け入れちゃうだろ!!」


リリサ「ふふん……見なさい♡」


(仕方なく視線を落とす早野。そこには――湖の精霊のように可憐なエルフ少女が映っていた。)


早野「…………あ、あれ……? ……わ、割と……アリ……?」


(自分の映った姿に、ほんのり胸がドキンと跳ねる)


早野(心の声)「な、なんだこの感覚……!? ちょっとキュンってしてんじゃねぇよ俺の心臓ぉぉ!!」


リリサ「ふふっ……やっぱり可愛い。」


早野「~~っ!! やめろォォ!! これ以上言うなぁぁ!!」


リリサ「ところで……あなたの名前は?」


早野「……俺の名前は、早野高広。」


リリサ「ハヤノ……タカヒロ? ……なにそれ、すごくこの国っぽくないし、響きが……だ、ださ……」


早野「ダサいって言ったな!? 俺、30年以上この名前で生きてきたんだぞ!?」


リリサ「ふふっ、ごめんなさい。でもせっかく新しい人生を始めるなら、この世界に合う名前が必要よ。」


早野「……新しい名前……?」


リリサ「そう。例えば……“ティナ”なんてどうかしら?」


早野「ティナ……?」


リリサ「うん。小さくて可愛い、純粋な心を意味するの。この姿のあなたにぴったりだと思うわ。」


早野「小さくて……可愛い……!? 俺は本来30代のおっさんなんだが!?」


リリサ「でも今は可愛い女の子エルフなんだから、ティナがしっくりくるわよ♡」


早野(心の声)「……くそっ……名前まで完全に少女仕様かよ……。でも……悪くない響きだな……。」



リリサ「じゃあ……今日からあなたは“ティナ”ね。」


(リリサが微笑んで、優しく頭を撫でる)


リリサ「ティナ♡」


早野「ひゃっ……!? な、なんだその可愛い響き……。……って、違う違う違う! 呼ぶな呼ぶな!!」


(頬がじわじわ赤くなっていく早野)


早野「もうやだぁぁぁ!! 元の世界に戻してくれよぉぉ!!」


リリサ「……それは無理よ。転生は“呼ぶ”ことは出来ても“送る”ことは出来ないの。」


早野「なにぃぃぃ!? そんな不便なシステム、最初に説明しろぉぉ!!」


リリサ「だから、あなたはここで……私の“妹”として一緒に暮らすことになるわ。」


早野「い、妹!? 俺、ついさっきまで小学4年と1年の父親だったんだぞ!? いきなり妹ポジとか、頭が追いつかないって!!」


リリサ「うふふ、可愛い妹ができて嬉しいわ。」


早野「やだぁぁぁぁぁ!! 俺の父親キャラ返してぇぇぇ!!!」






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