表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/26

第2話「条件」

「なぜ、我々にはこんな無茶な条件ばかり押し付けるんです!」

康雄は再びFIA本部で声を荒げていた。


「前回のF2の件では2人ともF1に行ったではありませんか。なら我々は難しいものを用意しようと思ったわけですよ。」



田邊飛花F1参戦条件

・FIA本部から提供されたパワーユニット図面を参考にVERTEXJAPANが自作のものを開発し、搭載すること。

・Storm VERTEXの参戦、並びに開発予算は他のチームの3分の1とする。

・2年目以降参戦を継続する場合はドライバーズランキング上位5位以上に入ること。


上位5位って…ルーキーがいきなり取れるものじゃねぇぞ…?


「まぁ、無理でしたら、今度こそは本当に諦めてもらって結構ですよ。」


それは無理だ。

飛花が、飛花が憧れ続けた舞台についに送り出せるんだ。

そんなあと一歩というところで諦めてたまるか。


「…この条件、承諾いたします。」

「フフッ、本当にあなたがたはチャレンジ精神がすばらしいですね〜。」


ここまで来たら、徹底的にやってやる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ