『結びつく運命⑨』
彼は語る
生誕の予想を
「えっと、待ってくれ・・、俺には難しすぎて」っと、シュン。
「私も話が大きすぎて・・」っと、リン。
「・・・」マリは、思案してるようだった。
「仕方ない、ぼうずらだのぉ・・」っと、ブリッケンさんはため息1つ、ちゃんと良く聞くんだぞ?
っと、もう一度、分かりやすく話をまとめてくれるのだった。
ーーー
まとめるとこうだ。
基本は魔法は周囲の魔力を、魔力回路、曰く、魔力紋を通して、適性な属性を効率よく、その発現したい事象を”想像、もしくは発想”して、行使している。
そして、その想像、発想したい事象を発現させる為に魔力を魔力紋を使って変換させるのだが、その変換の許容量が”強度”曰く、精神的な強さも含まれているらしい。
そして、基本は変換出来る装置の魔力紋だが、自分の場合は”2つ”存在しているという事。
だからこそ、魔法を行使する際に”2つの魔法紋”を相互に行き来させることによって、無限と言われるほど、変換した魔力を、増やす事が可能ということ。
だが、それは1人だと、自己完結し、強度、及び、精神が持たないであろうこと。
だが、自分の場合は”ナビ”が居る。
そんな”2人”が居ることで、相互に奇跡的な可能性で、お互いに作用しあえるなら、崩壊する前に、支えあい、尚且つ、強度も変換する魔力も増やせるだろうという事。
ブリッケンさんに自分たちの事を話すと。
お互いに共有出来ているのは、精神が交じり合って支えあってる部分から、魔力の増加や、お互いにシェア出来ているのも必然だと言う。
そして、そのような事象はブリッケンさんが知る限り”一度”も、見たことが無いという事だった。
そこで、ブリッケンさんに、ナビの誕生と、自分の生立ちを改めて話すと、”何かを納得”したように、ブリッケンさんは話を初めてくれたのだった。
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