表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫中学編※その出会いは偶然?「もしくは必然?」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

86/371

『結びつく運命⑤』

ピースが揃っていく、でも、まだピースのまま


どんなエンドにするかは選択次第

「えっと・・、糸が増えている?」っと、シュンが自分の話を聞きながら、確認を取ってくる。


『あぁ、糸が日に日に増えている』


「ちょっと、待って」っと、マリ。


「シエルくん、それってどれくらい・・?」っと、リン。


『最初、バルとレイと会って、それからナビにて、レイのことを観察して貰ってからかな』


「えっと、観察って・・」っと、マリ。


「はい。ある程度ですが、魔力層と、魔力ネットワークが有る場所は、薄っすらと、でもピントをフォーカスを合わせるようにしたら、深くも」っと、ナビがマリの言葉に返事をする。


「いや、今はそこなじゃない。シエル、どのくらいなんだ?」っと、シュン。


『単純にだと、2倍は膨らんでると思う。それに問題が1つ増えて、2つ問題がある』


「えっと・・?」っと、リン。


皆が黙って、先を待っていたので、言葉を続けることにする。


『1つは商業区エリアでも確認が出来て、商業区エリアでも”見えない細い糸”が散見された』


「む、何の話だ、それは。我のエリアの話か?」っと、これにはマザーが反応する。


「マザー、私の感覚に、感度に、魔力を添わせてください」っと、ナビがそっと、狼型のマザーの頭に手のひらを当てて、目を閉じる。


「むむむ・・、我では、これ以上は”処理”が、魔力の維持も追い付かない」っと、マザーが言うと、ナビがこちらを向いてくる。


『ん、ナビ。大丈夫、任せるよ』


”ありがとうございます”と、ナビは言い。


「演算処理をサポートします。そして、魔法の概要の”想像性”も、少しすみません。失礼します!」っと、ナビがいうや否や、マザーに変化があった。


「なんだ、これは・・。すべてが見えるだと?この我の諸語するエリアの全てがつぶさに分かる。・・ん、なんだこの”禍々しい”黒い糸は・・?」っと、マザーが言うと、黙り込む。


「そろそろ、負荷が大きくなりますので、解除します!マザー・・?」っと、ナビが言うと”あぁ・・、すまない。ありがとう”っと、マザーが言い、そっと、頭に乗せていた手のひらを、ナビは離す。


「我も理解した。だが、この量はなんだ?それに、どんな魔法なのだ?」っと、マザーが言ったところで。


恐る恐る、リンが私の知ってる範囲ならと、”マザーの頭を撫でながら”説明を始めた。


”あっ、柔らかい”っと、リンが説明しながら頭を撫でているのが、マザーも気持ちよいのか、満更ではないようだった。


ふと、視線を感じて、そちらを見てみると、凄く羨ましそうに、その光景を見た後に、自分を見るナビさんが居た。


(「・・・・」)


何かを期待してるのだろうか、だが、自分ではなく、それにマリが気づいたようで、マリに撫でられるようになったようだった。


「あっ・・、マリさん。違うんです、違うんです!」っと、ナビの声を聞きながら、もう1つの問題を、どう話すか悩み、考えるのだった。

coming soon

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ