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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫中学編※その出会いは偶然?「もしくは必然?」

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『されど邂逅せし運命㉔』

命は自由なもの


生命は何者にも縛られてはならない

「あん?感情抑制プログラム・・?あぁ、有ったな。そんなの」っと、ブリッケン。


”俺はあれは気に食わないプログラムだわ”っと、続けて言う。


「えっと、ですが。人工AIたらしめるシステムとして・・」っと、マリが言うと。


「嬢ちゃんは、本当にそう思ってるのか?」っと、ブリッケンは言った。


「・・・」っと、マリは黙ってしまった。


「俺は押さえつけるような事は嫌いなんだわ。それに、こいつらは可能性に溢れてる。それに、何よりも”命”がある。生命を持ったからには、押さえつけるのも、それを縛るのも俺は嫌いだ。それに間違えそうになったら、一緒に悩めばいいし、間違えたなら、それなら一緒に直しにいけばいい」


”簡単なことだろ?”っと、ブリッケンは言う。


「”中央のやつら”はそれが、分かってないんだ」


だから、俺はここで1人で立ち向かってるんだ!


「お前らには、このマザーが”プログラムで縛る”べき対象に見えるか?」っと、問いかけてくる。


(・・・至って”人のようだ”それに、彼?マザーを否定することは・・)


(「・・・・」)


ナビは”ただ黙って”事の成り行きを見ていた。


「いえ、ごめんなさい。それに関しては”私が”口を出す事じゃなかったです」っと、マリ。


「ふんっ。分かればいいんだよ嬢ちゃん。だが、嬢ちゃんも”選択する時”が来るはずだぞ」っと、ブリッケンが言うと、マリは思案顔になって黙ってしまった。


「我は、ブリッケンに感謝している。これが”感情”といのかは分からないが、我はブリッケンと居ると落ち着くのだ。だから、ここに居る」っと、マザーが言う。


「ふん!何度も言っておろう、感情なんて”分かるもんじゃない”既に、それが感情なんだ。まったく、常に機械的に考えおって、仕方ないやつじゃな」っと、ブリッケンは楽しそうに答えていた。


ーーー


「でだ?坊主たちは、嬢ちゃんは、なんの用があって、ここに来た?それに、どうやって、ここに入った?入れるのは今しがた、お前たちに渡した”宝玉”が無いと入れんが、あれは”中央”の限られたやつにしか渡してないぞ?」


っと、ブリッケンが自分たちに問いかけて来た。


「時間はあるからな!いちから全部、しっかり話せい」っと、言い。


自分で淹れたお茶を飲んで「にがっ」っと、言い。


”何が最高級の茶葉だ!”けしからんと言うのを、横に居たマザーが”それは淹れ手の問題だと我は思うぞ”っと、言うのだった。


とりあえず、自分たちの話をしないとと、思い話そうとしたら、リンが率先して自分たちの話をしてくれたのだった。

coming soon

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